"ガキどもに、なすりつけてやる。そうだとも。そうすりゃいい。こう言うんだ。アレクトはガキどもに待ち伏せされた。上にいるガキどもによ。そいでもって、こう言う。ガキどもが、無理やり妹に闇の印を押させた。だから、あの方は間違いの報せを受け取った……あの方は、ガキどもを罰する。ガキが二、三人減ろうが減るまいが、たいした違いじゃねえだろう?" —アミカスの利己主義と臆病な性格 [出典]
アミカス・カロー(1981年以前生まれ)とは、死喰い人の一人で、アレクト・カローの兄。第一次魔法戦争で妹と共に戦った。ヴォルデモート卿の捜索には参加しなかったが、1995年にヴォルデモート卿が復活すると赦免され第二次魔法戦争で死喰い人に加わった。
魔法省の陥落後、ホグワーツ魔法魔術学校の闇の魔術に対する防衛術の教授に就任。実際には闇の魔術そのものを教えていた。アレクト・カローと共に副校長を務める。反抗的な生徒には体罰を与えていた。
ホグワーツの戦いの直前である1998年5月1日に、ミネルバ・マクゴナガルに唾を吐いたためにハリー・ポッターに拷問呪文をかけられ、その後ミネルバ・マクゴナガルの服従呪文で服従させられたのちにロープで縛られた。おそらく、戦いの後にアレクト・カローと一緒にアズカバンへ送られた。
登場作品[]
- ハリー・ポッターと謎のプリンス (初登場)
- ハリー・ポッターと謎のプリンス (映画)
- ハリー・ポッターと死の秘宝
- ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
- ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 (ゲーム) (言及のみ)
- ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
- ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 (ゲーム)
- レゴ ハリー・ポッター 第5章-第7章
脚注[]
- ↑ 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』第2章 スピナーズ・エンド - "“You ask why I did not attempt to find him when he vanished. For the same reason that Avery, Yaxley, the Carrows, Greyback, Lucius” — he inclined his head slightly to Narcissa — “and many others did not attempt to find him." The Carrows must have been alive when Voldemort vanished.
- ↑ Writing by J.K. Rowling: "Pure-Blood" - Pottermore lists the Carrow family as having been pure-blood in the 1930s, meaning they had no known Muggles or Muggle-borns in their family tree; however, like the pure-blood Malfoys, she may have been "one of many half-bloods" on the family tree. See Writing by J.K. Rowling: "The Malfoy Family" - Pottermore
- ↑ 3.0 3.1 3.2 『ハリー・ポッターと死の秘宝』第12章 魔法は力なり
- ↑ 4.0 4.1 4.2 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』第27章 稲妻に撃たれた塔
- ↑ 『ハリー・ポッターと死の秘宝』第30章 セブルス・スネイプ去る - "Hunched like his sister, he had a pallid, doughy face and tiny eyes, which fell at once on Alecto, sprawled motionless on the floor."
- ↑ 6.0 6.1 ハリー・ポッターと謎のプリンス (映画)
- ↑ See this interview; “Samantha: Was snape the only death eater who could produce a full patronus J.K. Rowling: Yes, because a Patronus is used against things that the Death Eaters generally generate, or fight alongside. They would not need Patronuses.”
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