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エルンペントアフリカに生息する大型の魔法生物である。

特徴

エルンペントはサイに似た体を持つ。力強い生き物で、ほとんどの呪文を跳ね除ける分厚い皮膚と、大きな長い角、長い尾を持つ。エルンペントの生息数は少なく、アフリカ魔法使いと魔女はこの動物の扱いに非常に気を使っている[1]。雄のエルンペントからは麝香が得られる。

エルンペントはひどく刺激しなければ攻撃することはないが、ひとたび攻撃すれば致命的な結果をもたらす。彼らの角は皮膚や金属を貫くことができ、角の中にある毒液を注入されたものは何であれ破裂する[1]。しかしエルンペントの角で突き刺された最初の魔法使いであるウィルフレッド・エルフィックの例が示す通り、稀に爆発が起きないこともある。エルフィックは蛙チョコレートのカードに包帯を巻いた姿で描かれており、毒液による破裂を免れたものと思われる。

1926年12月6日の夜、ニュート・スキャマンダーのエルンペントが木に毒液を注入した時は、すぐには爆発が起きなかった。木は内部で液状化のような現象を起こした後、角が刺さった付近が破裂して倒壊した。

交尾シーズンになると、雄はしばしば互いを破裂させ合うので、エルンペントの生息数は多くない。また、エルンペントは一度に1頭ずつしか出産しない。エルンペントの角、尾、破裂液はすべて魔法薬に使われるが、取引可能品目Bクラス(危険物扱い。厳重管理品目)に指定されている[1]

歴史

Erumpent FB

ニュート・スキャマンダーのスーツケースから逃げ出した雌のエルンペント

1926年、ニュート・スキャマンダーのスーツケースから逃げ出した雌のエルンペントは、セントラル・パーク動物園で発見された。スキャマンダーは雄の麝香と交配のダンスでエルンペントをスーツケースの中に誘い込もうとしたが、ジェイコブ・コワルスキーアザラシの投げた魚が頭に当たった表紙に麝香を自分にかけてしまい、エルンペントの注意がそちらに向けられた。エルンペントはコワルスキーを追い回したが、最終的にセントラル・パークの氷結した池の上で足を滑らせ、再びスキャマンダーのスーツケースの中に引き戻された。

ゼノフィリウス・ラブグッドはエルンペントの角をしわしわ角スノーカックの物だと信じて自宅に飾っていた。1998年ハリー・ポッターハーマイオニー・グレンジャーロン・ウィーズリーが彼の家を訪ねた時、ハーマイオニーがその危険性を指摘し、すぐにその場から取り除くように警告したが、ゼノフィリウスは間違いを認めなかった。その後、ゼノフィリウスがハリーに対して放った失神呪文がエルンペントの角に当たり、家の大部分が爆発で破壊された。

登場作品

脚注

魔法省分類別の魔法生物
X フロバーワーム · ホークランプ
XX オーグリー · ボウトラックル · チズパーフル · クラバート · ディリコール · 妖精 · グールお化け · ノーム · グリンデロー · インプ · ジョバーノール · ムーンカーフ · ポーロック · パフスケイン · ラモラ · 天馬
XXX アッシュワインダー · ビリーウィグ · バンディマン · クラップ · ドクシー · ダグボッグ · ファイア・クラブ · フウーパー · グランバンブル · ヒッポカンポス · ヒッポグリフ · ホダッグ · ジャービー · ナール · ニーズル · レプラコーン · ロバラグ · マックルド・マラクロー · モーク · マートラップ · ニフラー · ノグテイル · ピクシー · プリンピー · ポグレビン · レッドキャップ · サラマンダー · シー・サーペント · シュレイク · ストリーラー · 天馬
XXXX ケンタウルス · デミガイズ · エルクリング · エルンペント · ゴールデン・スニジェット · グラップホーン · グリフィン · ハイドビハインド妖怪 · 河童 · ケルピー · マーピープル · オカミー · 不死鳥 · リーエム · ルーンスプール · スナリーガスター · スフィンクス · テボ · セストラル · サンダーバード · トロール · ユニコーン · 天馬 · イエティ
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