オリオン・ブラック(1929年~1979年)は、イギリスの純血一族ブラック家の魔法使いである。シリウス・ブラックの父親であり、ブラック家の祖先は中世にまで遡ることができる。
彼はいとこのヴァルブルガ・ブラックと結婚し、シリウスとレギュラスの2人の子供をもうけた。この子供達は後に魔法戦争の立役者となる。
経歴[]
生い立ち[]
オリオンは1929年にアークタルス・ブラック3世とメラニア・マクミランの間に生まれた。彼はホグワーツ魔法魔術学校に入学し、先代同様にスリザリンに組分けされた。
ある時点で彼はいとこのヴァルブルガ・ブラックと結婚した。オリオンはロンドン中心部のブラック邸に住んでおり、家には厳重な防御呪文がかけられていた。
オリオンは他のブラック家同様に純血の優越性を強く信じていた。息子シリウスは父とは対照的に純血至上主義を否定する考えを持っていた。シリウスは16歳の時に家出し、ポッター家の元へ向かった。激怒したオリオンは家系図からシリウスを勘当した。
オリオンはシリウスとは違い純血主義に共鳴していたレギュラスを支持し、彼が死喰い人に加入した際はこれを追認した。オリオン自体は死喰い人には入ってはいなかったものの、ヴォルデモート卿の考えに概ね同感していた。
死[]
オリオンは息子レギュラスと同い年に亡くなった。彼がどの時期に亡くなったかは不明であるが、クリーチャーはオリオンの死を語らずそれは、勘当したシリウスが虐殺の汚名を着せられアズカバンに投獄される2年前だった。
登場作品[]
- ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団(言及のみ)
- ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 (映画)(家系図で登場)
- ポッターモア