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考えてもみなよ! 長い1日だった。もし君を殺そうとしてたんなら、今こうやって会話することもなかった。事情は話すよ……そのうち―― 生徒に弁解するルブラン

キィ・ルブランとは半人半吸血鬼魔女であり、イギリス魔法省の写真家であった。彼女の父は吸血鬼であり、母は人間だった。彼女はイギリス魔法省の命令でルーナ・スキャマンダー教授によるフィールドスタディのクラスの写真撮影を受け持っていた[2]

経歴[]

生い立ち[]

ルブランは吸血鬼の父と人間の母の間に生まれた。父は彼女が生まれる前に失踪し、母は彼女が8歳のときに吸血鬼に殺された。
ルブランはホグワーツ魔法魔術学校への入学を許可されたが辞退し、自宅学習を選んだ[3]

ルブランは生涯を通じて世界中の魔法生物を研究した。彼女はブルキナファソルーンスプールの研究を行い、またブラジルノグテイルを捕獲するために密猟者が仕掛けた罠を見たことがあった[4]。ある時期、彼女はある魔女とともに希少で危険な魔法生物を集める仕事を始めた[5]

フィールドスタディのカメラマン[]

Qui LeBlanc struggling in the desert MA CN

生徒の万眼鏡にうつるルブラン

2010年代、ルブランはイギリス魔法省からルーナ・スキャマンダー教授のフィールドスタディのクラスの写真を撮るよう命じられた。彼女は最初の授業が行われる砂漠に早めに到着したが、雷雨に見舞われ、キャンプ場にたどり着くのに苦労した。万眼鏡を覗いていた生徒たちは気を失った彼女に気が付き、彼女を連れ戻しに来た。目が覚めたルブランは、彼らが探していた人たちであることを知り、ルーナによって生徒たちに紹介された。そして、嵐を引き起こしたサンダーバードをカメラに収めようと、彼らと一緒にサンダーバード探しに出発した[2]

Qui LeBlanc fighting Runespoor MA CN

ルーンスプールと戦うルブラン

ルーナが手がかりを見つけ、生徒たちに調査を依頼したとき、ルブランはカサンドラ・ヴォールと談笑していた。アイビー・ワリントンによれば二人は意気投合したかのように見えた。見つかった手がかりからサンダーバードが何か大きなものに襲われたことがわかり、傷ついたサンダーバードを探しに行く準備をしていたとき、ルブランは生徒の一人にルーナの奇妙さとサンダーバードとの戦いの可能性について話した。ルブランはその後、生徒たちがルーンスプールに襲われたときに駆け付け、ルーンスプールの気をそらすために、ルーンスプールの3つの頭をぶつけ合わせた。生徒たちが救出された後、彼女は生徒たちにルーンスプールの性質を説明し、写真撮影のために「命からがら逃げだしてきたような」ポーズをとるよう頼んだ[5]

生徒たちがルーナと落ちあいサンダーバードが現れるのを待っているとき、コルビー・フレイが檻に閉じ込められた。ルブランはその罠が密猟者の仕業だと気づき、ブラジルで見たものよりずっと大きいと言った。その後別の場所で、ロビン・シスルスウェイト彼女の友人が万眼鏡で遠く離れた山頂のサンダーバードの巣を見た。ルブランは後者の手をとって山頂に姿あらわしした。巣の中には3つの卵があり、学生にとってはめったにないチャンスだと思ったルブランは、自分が写真を撮る間、生徒に卵を抱くように頼んだ[5]

Qui LeBlanc discovered by Thunderbird MA CN

サンダーバードに気づかれたルブラン

しかしルーナは、生徒たちの安全を守るのは彼女の責任だったと考えていた。
サンダーバードが戻ってきたときには卵が弄られていた。生徒の一人は動かしてしまった卵を元の場所に戻そうとしたが、サンダーバードの攻撃で崖下に落ちてしまった。ルブランはすぐに姿あらわしを行い、アレスト モメンタムを使って生徒の墜死を防いだ。そして生徒に、サンダーバードの卵を引き渡すよう要求した[5]

Qui LeBlanc fighting Manticore MA CN

マンティコアと戦うルブラン

生徒は彼女を密猟者と呼んだ。しかし彼女は否定し、事情は複雑なのだといった。卵を渡せという要求に生徒が応じなかったため、彼女は魔法をかけたが、直後生徒に大丈夫かと尋ねた。生徒はルブランに自分を殺そうとしているのかと聞いたが、彼女がもしその気だったならこんな話はしないと断言し、生徒の側から卵を引き寄せた。そして彼女はその場を去りながら、「自分は自分の仕事に集中すべき」「子供のことなど気にするべきではない」などとひとりごとを言い始めた。彼女は "這いずり回る不気味な生き物"に気を付けるよう生徒に言った。最終的に彼女は生徒のもとに戻って来て、巨大なマンティコアが壊滅的な打撃を与える前に生徒を救った[5]

Qui LeBlanc talking to witch in Hog's Head MA CN

魔女と話すルブラン

Qui's new partner

ルブランの新しいパートナー

砂漠を離れる前に、彼女はマンティコアの幼体も手に入れていた。彼女はサンダーバードの卵をホッグズ・ヘッドの魔女のところに持って行き、それが何に変わるのかを説明した。ルーンスプールから何も得られなかったにもかかわらず、ルブランはマンティコアについて彼女に話したが、魔女はマンティコアが成体になるには長い時間がかかるとして提案を跳ねのけた。ルブランは魔女にある生徒との間に起きた複雑な関係を説明しようとしたが、魔女は言い訳としか思えない言葉にいらだち、次回はケレン・キャリオンをルブランのパートナーにすると決めた[5]

チャイニーズ・ファイアボール種を巡る争い[]

Kellen's group reuniting in the forest

ケレンと話すルブラン

ルブランとその他の仲間は禁じられた森でケレン・キャリオンと落ち合った。キャリオンは魔法省の調査官としてホグワーツに赴き、龍守仁が盗み出したドラゴンの卵を捜索していた。

その後、生徒がケレン・キャリオンと決闘しているうちに、ルブランは生徒のチャイニーズ・ファイアボール種のドラゴンの幼体を捕らえた。そしてルブランはドラゴンとともに姿くらましをしようとしたが、敷地にかけられた姿あらわし/姿くらまし防止呪文はそれを阻んだ。追いついた生徒がホグワーツの敷地では姿くらましができないことを教えると、彼女は学校の門まで案内してくれないかと尋ねた。生徒はドラゴンを返すように言ったが、ルブランはそれに応えず、ドラゴンをなだめてみせようと手を近づけ噛まれた。ルブランは腹をたて、それから周囲を火で囲み、生徒と戦いはじめた。最終的に龍守仁が現れ、生徒とドラゴンを逃がした。

身体描写[]

ルブランの髪はピンクと白が入り交じり、眼は赤く、肌は褐色だった。彼女の鋭い牙は典型的な吸血鬼の特徴に合致するものだった。ルブランは黒い仕事着と銀色のフープイヤリングをつけていた[2]

性格と特徴[]

ルブランは操作的な人物だったが、フレンドリーにふるまうことも得意だった。彼女は真面目かつ忍耐強く、愚鈍を許容することはできなかった。彼女は自身が半吸血鬼であるにもかかわらず吸血鬼を嫌い、自分を魔女であると自認し、血統を示す牙はあまり見えないようにしていた。[6]

魔法能力とスキル[]

  • 呪文学: ルブランはアレストモメンタムやアクシオ、記憶呪文、その他不明の攻撃呪文をうまく使うことができた。
  • 魔法生物学: ルブランはブルキナファソでルーンスプールの研究をし、それぞれの頭が互いにあまり似ていないことを知っていた。
  • 姿あらわし: ルブランは一人で、または誰かを連れて姿あらわしをすることができた。
  • 撮影技術: ルブランはイギリス魔法省に雇われ、ルーナ・スキャマンダーのフィールドスタディのクラスの写真を撮った。
  • 犯罪: ルブランは不法侵入を得意としていた。

所持品[]

  • カメラ: ルブランは仕事で使用するカメラをひとつ所持していた。

語源[]

  • ルブラン(LeBlanc)は白を意味するフランスの姓である。
  • キィ(Qui)は英語のWhoに相当するフランス語の疑問代名詞である。

登場作品[]

脚注・出典[]

  1. テンプレート:Tweet
  2. 2.0 2.1 2.2 2.3 2.4 2.5 2.6 2.7 2.8 ハリー・ポッター:魔法の覚醒 - フィールドスタディ - 砂漠 - Part 1 [1]
  3. 3.0 3.1 3.2 3.3 (この画像を参照)
  4. ハリー・ポッター:魔法の覚醒 - フィールドスタディ - 砂漠 - [2]
  5. 5.0 5.1 5.2 5.3 5.4 5.5 ハリー・ポッター:魔法の覚醒 - フィールドスタディ - 砂漠 - Part 2 onwards [3]
  6. (この画像を参照)
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