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JesusDeathlyHallows

ゴドリックの谷の教会にあるステンドグラスに描かれているイエス姿

キリスト教は、世界の主要な一神教。クリスチャンとも呼ばれるキリスト教の信者はを信じて崇拝することで知られている。かれらキリスト教徒は神が御子であるナザレのイエスを救世主として地上に遣わされたと信じていることで、ほかの一神教の教徒から区別できる。これらの出来事は、キリスト教の聖典である聖書に詳しく記されている。[1]

キリスト教はローマ・カトリック、プロテスタント、そして東方正教会といった様々な宗派に別れている。キリスト教はイギリスにおいては主要な宗教であり、約6割がプロテスタントである。

魔法界におけるキリスト教[]

この主題についてはほとんど言及がない。ただし、ホグワーツにはウィッカを除いた多様な宗教が存在する[2]

魔法使いはマグルと同じくイースター[3][4]クリスマス[5]などのキリスト教の行事を祝い、バレンタイン[6]ハロウィン[7]といったキリスト教に起源を持つ行事も同様である。

Hallowe'en Feast

キリスト教の行事、ハロウィン

太った修道士はローマ・カトリック教会の修道士だったが、死後もゴーストとして現世に留まり自身が枢機卿に選ばれなかったことに憤慨していた[8]。また、ニコラス・ド・ミムジー・ポーピントン卿の絶命日パーティーには複数人の修道女のゴーストが現れた。

アルバス・ダンブルドアはキリスト教の聖書の写しを持っていた[9]。したがって彼はある程度キリスト教の信仰があった可能性がある。しかし、ダンブルドアの性格を考慮すると単に知的探求心のためにそれを持っていた可能性も考えられる。

ゴドリックの谷の墓地にあったケンドラ・ダンブルドアアリアナ・ダンブルドアには、聖マタイの福音書6章21節からの引用("あなたの宝のある所には、心もあるからである。")が刻まれていた。同地にあるジェームズリリーの墓石には聖書 (コリント人への第一の手紙)の一節("最後の敵として滅ぼされるのが、死である。")が刻まれていた。さらに2人の息子であるハリーは誕生後すぐに洗礼を受けている[10]。基本的に教会は異教徒を埋葬することを認めていないことからポッター夫妻、ケンドラとアリアナの母子はキリスト教の信仰を持っていたと考えられる。

シリウス・ブラックはハリー・ポッターの名づけ親に任命され、彼の幼児洗礼に立ちあったことから、おそらくキリスト教徒であったと考えられる。同様に、ハリー・ポッターはテディ・ルーピンの名づけ親となったため、彼だけでなくテディの両親、リーマス・ルーピンとニンファドーラ・トンクスもキリスト教徒であった可能性がある。

ハリー・ポッターと炎のゴブレット(映画)においてダームストラングは正教会の教会建築にみられるビザンツ様式を踏襲したタマネギ型ドームを校章に取り入れていた。ダームストラングが位置するスカンジナビア半島において正教徒は少数派に属するが、ブルガリア人創設者ネリダ・ヴァルカノヴァ(1294年以前生)の影響があった可能性がある。

舞台裏[]

  • JKローリング(スコットランド国教会教徒。信仰の薄い家庭で育ったが、13,14歳ごろからひとりで教会に通うようになった)はハリー・ポッターシリーズにキリスト教のテーマを取り入れていることを認めている[11][12]。したがって、彼女が登場人物のなかにキリスト教徒を設定するつもりだった可能性がある。
  • ハリー・ポッターと死の秘宝では、ハリー・ポッターはキリスト教の象徴である十字架を木に彫り込み、その根本にアラスター・ムーディの魔法の義眼を埋めた。多くのキリスト教徒は十字のもとに埋葬されてきたため、これもハリーとムーディの信仰を肯定する可能性がある。しかし、これらは同時に単に墓を示すシンボルとしても用いられてきた。

登場作品[]

脚注[]

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