クルックシャンクスとは、ハーマイオニー・グレンジャーのペットのネコである。彼は半分ニーズル[1]の血を引いており、それはライオンのような外見、助けなく自ら問題を解決する能力、そして人(または動物に変身した人)を信用に値するかどうか見抜く力に現れている。
1993年、ハーマイオニー・グレンジャーは魔法動物ペットショップでクルックシャンクスを買った。ペットショップの魔女によるとクルックシャンクスは「誰もほしがる人がいなかった」ため、長い間店にいたそうである。クルックシャンクスは1994年6月6日の事件で大活躍した。第二次魔法戦争のときには隠れ穴で飼われた。
経歴[]
ハーマイオニー・グレンジャーの購入[]
- ロン: "君、あの怪物を買ったのか?"
- ハーマイオニー: "この子、素敵でしょう、ね?"
- ―ハーマイオニーがクルックシャンクスを購入したとき[出典]
1993年、ハーマイオニー・グレンジャーはふくろうを買いに行った魔法動物ペットショップでクルックシャンクスを買う。ハーマイオニーはそこで、この猫は「誰もほしがる人がいなかった」ため随分長い間店にいたと聞かされる[2]。クルックシャンクスは非常に賢い猫で動物もどきの変身を見破ることができた。
ハーマイオニー・グレンジャーの飼い猫[]
クルックシャンクスは、ピーター・ペティグリューを追ってホグワーツ城に入ろうとしたシリウス・ブラックの手助けをした。ピーター・ペティグリューはネズミのスキャバーズとしてロン・ウィーズリーのペットとなっていた。クルックシャンクスはペットショップで初めて会った時からスキャバーズを嫌っており、そのときもスキャバーズを捕まえようとした。スキャバーズがルビウス・ハグリッドの小屋に隠れると、ロンはクルックシャンクスが食べてしまったと勘違いしてハーマイオニーを責めた。しかし、彼らは後に真相を知る。
1994年6月6日[]
クルックシャンクスは、犬に変身したシリウス・ブラックとホグワーツで数回会っている。クルックシャンクスはネビル・ロングボトムからグリフィンドール塔に入る合言葉の書かれた紙切れを盗み、シリウス・ブラックが城に入るのを助けた。彼はさらにシリウスがハリー、ロン、ハーマイオニーを叫びの屋敷までおびき寄せるのを手伝った。ハリーとシリウスの乱闘ではハリーを引っ掻いて杖を奪おうとし、失敗するとシリウスの盾として彼の胸に座った。ハリーがためらっている間にリーマス・ルーピンが到着する。
クルックシャンクスは城に戻る一行の先頭に立って歩いていたが、ルーピンが狼に変身し始めるとルーピンの杖を盗んだペティグリューに気絶させられる。全てが終わった後、ロンはクルックシャンクスを信用し、シリウスからもらったふくろうを彼に見せ、動物もどきでないことを確かめた。
外見[]
クルックシャンクスは巨体でがにまた、赤毛で「つぶれたような顔」と描写されている。ハリーは「レンガに正面衝突したような顔」と表現した。他の特徴としては太いふわふわの尻尾と黄色い目がある。
登場作品[]
- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (初登場)
- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (映画)
- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (ゲーム)
- ハリー・ポッターと炎のゴブレット
- ハリー・ポッターと炎のゴブレット (映画)
- ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
- ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 (映画)
- ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 (ゲーム)
- ハリー・ポッターと謎のプリンス
- ハリー・ポッターと謎のプリンス (映画)
- ハリー・ポッターと死の秘宝
- レゴ ハリー・ポッター 第1章-第4章
- レゴ ハリー・ポッター 第5章-第7章
- ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター
- ポッターモア
- ハリー・ポッター魔法生物大図鑑
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 Explore the Story: "Crookshanks" - Pottermore
- ↑ 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』第4章 漏れ鍋