ゴールデン・スニジェットは、極めて希少な保護鳥である。
完璧に真ん丸で、長く鋭い嘴を持ち赤い目を持っている。翼の関節が回転するので、素早く巧みに方向転換できる。一時は魔法使いの乱獲で絶滅の危機に瀕したが、まだ間に合ううちに気づき、保護されるようになった。ゴールデン・スニジェットの保護区域は世界中に存在する。
歴史[]
スニジェット狩りは1100年代初頭から、多くの魔法使い、魔女の間で行われた。スニジェットは非常に敏捷で捕獲者から逃れる能力を備えているので、捕らえると自慢の種となった。[1]
スニジェット狩りがクィディッチと出会うのは、1269年の試合だった。魔法使い評議会委員長バーベラス・ブラッジは試合にスニジェットを持ち込み、試合中にこれを捕まえたものに150ガリオンを与えるといった。この思い付きがクィディッチのやり方そのものを変えてしまった。各一チームに一人がスニジェットを捕らえることだけに専念するようになった。鳥が殺されると150ガリオンにちなみ、150点が与えられた。[2]
しかし、スニジェットの数があまりにも少なくなり、当時の魔法使い評議会委員長エルフリダ・クラッグはスニジェットを殺したり試合に用いることを禁じた。さらに、クィディッチが続けられるよう、代わりになるものを必死に探し始めた。黄金のスニッチがボーマン・ライトによって開発された後、スニジェットは保護されるようになった。[3]