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ワタリガラスは相変わらず鋭い嘴を開けたり閉じたりしていたが、もう音は出てこなかった。 呪文の効果

沈黙呪文、シレンシオは相手の声を出せなくする呪文である。この呪文は動物にも効果があり、カエルにかけるよりもワタリガラスにかける方が難しいとされる。この呪文をかけるのに失敗すると対象は大きくなり、さらに大きな音を発するようになる。 [1]

歴史[]

フウーパーの鳴き声は長く聞くとついには聞き手が正気を失ってしまうため、沈黙呪文をかけた状態で売買がされる。呪文は毎月かけなおす必要があるため、飼い主は許可証が必須である。[2]

1988年から1989年ホグワーツ魔法魔術学校においてフィリウス・フリットウィック呪文学で五年生に対し、普通魔法使いレベルテスト(O.W.L試験)の準備のためにこの呪文を教えていた。[3]

知られている利用者[]

シレンシオ!黙れ!" ハーマイオニーの呪文で男の声が消えた。フードの穴から口だけは動かし続けていたが、何の音も出てこなかった。 1996年にハーマイオニー・グレンジャーがアントニン・ドロホフにかけた沈黙呪文

起源[]

ラテン語の"silencio" とスペイン語の"silence"がもととされる。[4]

余談[]

  • 1993年にハリーがマージ・ダーズリーに対し癇癪を起こした際に、彼は無意識に沈黙呪文を無言で、なおかつ杖なしでかけようとしたと考えられる。しかしただでさえ難しいこの呪文を無言で唱えることは出来ず、マージ叔母さんはまるで風船のように膨らんでしまった。[5]

登場作品[]

脚注[]

  1. ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
  2. 幻の動物とその生息地
  3. 引用エラー: 無効な <ref> タグです。「OP18」という名前の注釈に対するテキストが指定されていません
  4. See this translation
  5. ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』第2章 マージおばさんの大失敗
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