ゼノフィリウス・“ゼノ”・ラブグッドは雑誌『ザ・クィブラー』の編集者であり、パンドラの夫、ルーナ・ラブグッドの父。ルーナがまだ9歳の時に妻を失ったゼノフィリウスは、男手ひとつで娘を育てた。ゼノフィリウスは多くの迷信や伝承を真実と信じ込んでおり、その性格は娘のルーナにも影響を与えている。しかし死の秘宝の実在や、ハリー・ポッターの主張の正当性のように、世間のほとんどが疑っていた真実を初めから見抜いていた実績もある。
ゼノフィリウスとルーナはオッタリー・セント・キャッチポール村にある奇妙な縦長の家に住み、ウィーズリー家と親交があった。1997年夏には、隠れ穴で行われたビル・ウィーズリーとフラー・デラクールの結婚式にも出席した。1998年、ルーナが死喰い人に誘拐された。ハリーとハーマイオニー・グレンジャー、ロン・ウィーズリーが自宅を訪ねてきた際、ゼノフィリウスは娘を救うため彼らを死喰い人に密告したが、逃げられてしまった。その後、ゼノフィリウスは死喰い人によってしばらく アズカバンに収監される。
第二次魔法戦争の後、ゼノフィリウスはアズカバンを出所して『ザ・クィブラー』の編集を続けている。やがてルーナはロルフ・スキャマンダーと結婚し、ゼノフィリウスはローカンとライサンダーという2人の孫を得た。
登場作品[]
- ハリー・ポッターと炎のゴブレット (間接的に言及)
- ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 (言及のみ)
- ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 (映画) (間接的に言及)
- ハリー・ポッターと謎のプリンス (言及のみ)
- ハリー・ポッターと謎のプリンス (映画) (言及のみ)
- ハリー・ポッターと死の秘宝 (初登場)
- ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1
- ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 (ゲーム)
- ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 (削除されたシーン) (言及のみ)
- LEGO Harry Potter: Characters of the Magical World (言及のみ)
- レゴ ハリー・ポッター 第5章-第7章
- ハリー・ポッター魔法族大図鑑
- ハリー・ポッター魔法生物大図鑑 (言及のみ)
脚注[]
- ↑ 娘が生まれた時点でホグワーツを卒業していたと思われるため、その逆算。
- ↑ 人さらいの活動で逃亡を強いられていないため、マグル生まれではない。
- ↑ 『ハリー・ポッターと死の秘宝』第8章 結婚式
- ↑ 『ハリー・ポッターと死の秘宝』第21章 三人兄弟の物語
- ↑ ハリー・ポッター魔法グッズ大図鑑