ダモクレス・ロウル魔法大臣は、イギリスの反マグル主義の魔法使いであり、1718年から1726年にかけて魔法大臣を務めた人物である。ダモクレスはアズカバンを刑務所として開き、島に巣食う吸魂鬼を看守として雇った。
経歴[]
ダモクレスは「マグルに厳格」であるとして魔法大臣に選出された。当時、ヘブリティーン島で魔法使いの刑務所を作る計画があった。しかしダモクレスはこれを拒否し代わりにアズカバンを刑務所として改造することを主張した。アズカバンはかつての闇の魔法使いエクリズティスの住みかであり、死後は放棄されていた場所だった。彼はアズカバンを利用することで刑務所の建造費や看守の人件費を削減できると考えていた。
ダモクレスは多くの魔法使いの抗議にも関わらず、アズカバンを刑務所として利用することを決定した。多数の犯罪者がアズカバンに送られ、狂ったことのない者も収監されれば狂ってしまう有り様だった。
彼は1718年に魔法大臣に選出され少なくとも1回再選した。
魔法大臣としてのこの行動は国際魔法使い委員会からの非難を浴びることになり、辞任を余儀なくされた。しかし、アズカバンはダモクレス辞任後も刑務所として使われ続けた。
イギリス魔法省の魔法大臣 | |||
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