"俺は奴さんが気に入っとった――動物にかけてはすごかった" —チャーリーについてルビウス・ハグリッド [出典]
チャールズ・"チャーリー"・ウィーズリー(1972年12月12日生まれ)とはアーサーとモリー・ウィーズリー(旧姓プルウェット)の次男であり、ビル・ウィーズリーの弟、パーシー、フレッド、ジョージ、ロン、ジニーたちの兄である。
彼は1984年から1991年までホグワーツ魔法魔術学校に在籍しグリフィンドール寮に組分けされた。在学中彼は監督生およびクィディッチ・キャプテンを務めた。学校を卒業したあとはドラゴンの研究のためルーマニアに移り住んだ。
第二次魔法戦争中、チャーリーは不死鳥の騎士団に所属していた。1998年のホグワーツの戦いにおいては終盤で到着した増援部隊に混じって戦いに参加した。
チャーリーは第二次魔法戦争を生き延びドラゴンの研究を続けた。結婚したことはなく、ひとりも子どもはいない。
経歴[]
生い立ち[]
チャーリーは1972年にアーサーとモリーの間に次男として生まれた。彼の幼少期は第一次魔法戦争まっただ中であり、チャーリーの母方の叔父ファビアンとギデオン・プルウェットは不死鳥の騎士団のメンバーだったが、死喰い人によって殺された。1981年にヴォルデモート卿が敗北すると魔法界には束の間の平和が訪れた。
チャーリーはビル、パーシー、フレッド、ジョージ、ロンの5人兄弟とジニーの妹と共に隠れ穴で育ち、他の兄弟妹同様に簡単な読み書きや計算を学んだ。ウィーズリー家は他の純血の家系とは異なり、裕福ではなく、マグル生まれを支持する姿勢を見せていることから純血主義者からは「血を裏切る者」の烙印を押されていた。しかし、ウィーズリー家は純血主義ではなく、家族愛を大切にした。チャーリーは家族に愛されながら幸せな子供時代を過ごした。
チャーリーは幼い頃からドラゴンに興味を持っていた。ビルによれば、チャーリーはかつてウィーズリー家のペットをドラゴンに変身させようとしていたという。
ホグワーツ在学時代(1984年-1991年)[]
チャーリーは1984年にホグワーツ魔法魔術学校に入学し、他のウィーズリー家同様グリフィンドールに組分けされた。同期にはニンファドーラ・トンクスがいた。彼は2年目までにグリフィンドールのクィディッチ・チームのシーカーになっており、チャーリーがクィディッチの才能を持っていることを示した。
3年目と4年目[]
チャーリーは学校の外にいるのが好きだったため、3年目に魔法生物飼育学とマグル学を選択した。
ドラゴンを手懐けられると自信を持っていた彼はこの頃から禁じられた森に足を運ぶようになった。兄ビルはチャーリーが禁じられた森で危険な目に合わないよう、付いていくこともあった。そして、ジェイコブのシブリングに兄や教授が思っている以上に禁じられた森に足を運んでいることを話した。彼は禁じられた森でトルバスというケンタウロスと友達になり親しくなった。
5年目[]
チャーリーは5年目に監督生に選ばれた。5年目で彼はジェイコブのシブリングとビル、パーシーと一緒に勉強会を開きOWL試験に向けて勉強した。
5年目後半、チャーリーとビル、ジェイコブのシブリングはほとんど首なしニックに忍びの地図について質問した。ニコラス卿がジェイコブがホグワーツ城内にドラゴンがいると信じていたと話した時に彼は興奮を隠せなかった。その後、チャーリーとビル、ジェイコブのシブリングはダンカン・アッシュを探すために監督生のバスルームへ向かった。
6年目と7年目[]
チャーリーは最終的にグリフィンドールのクィディッチチームのキャプテンになった。
チャーリーは前年の呪われた部屋の一件でホグワーツを退学しようかと悩んでいた。しかし、ジェイコブのシブリングは卒業するよう彼を説得し、最終的にはホグワーツに留まることを選んだ。チャーリーは6年目に秘密組織カナの輪のメンバーになった。カナの輪はジェイコブのシブリングの友人であったローワン・カナが、闇の魔女に殺されたことから、ローワンの敵討ちと最後の呪われた部屋を探しだし、呪いを解くことを目的とした学生グループであった。ホッグズ・ヘッドで最初の会合があり、チャーリーもその会合に参加した。
ドラゴン学者として[]
チャーリーはホグワーツ卒業後、ドラゴン学者になりルーマニアへ向かった。
容姿[]
チャールズは背が低く、ずんぐりとした格好だったが筋肉質な体型だった。日焼けしたような顔にはそばかすがあった。他のウィーズリー家同様に髪は赤毛だった。
性格と特徴[]
チャーリーは弟パーシーから「活発な人間」であると評されているように非常に外向的な性格だった。ホグワーツ在学中は魔法生物に興味を持っており、卒業後は単身ルーマニアへ行き、ドラゴン学者としての道を歩んだ。
チャーリーは勇敢な人物であり、他のウィーズリー家同様グリフィンドールに組分けされた。ホグワーツの戦いではルーマニアから遥々参戦し、不死鳥の騎士団のメンバーとして死喰い人と戦った。戦後、チャーリーは誰とも結婚することはなかった。結婚していないウィーズリー家の兄弟は死別したフレッド以外ではパーシーだけである。
また、彼は不器用な性格でも知られており、ゾンコのいたずら専門店では高価な商品を台無しにしたり、大広間の飾りつけ中にはしごから落ちていた。
人間関係[]
家族[]
ウィーズリー家[]
チャーリーとウィーズリー家の関係は非常に良好なものだった。父アーサーと母モリーはチャーリーを愛しており、子供達に気遣いができる魔法使いだった。しかし、ウィーズリー家は他の純血の一族と比べて貧しく、純血の優越性を信じる一族からは「血を裏切る者」としての烙印を押されていた。それでもチャーリーの子供時代は幸福なものであったに違いない。
チャーリーは兄弟やとも良好な関係だった。彼はビルと同様に優秀な学生であり、5年目にはビルと同じ監督生になっている。また、若い兄弟や妹とも良好な関係だった。パーシーは彼をアウトドア的な性格故にドラゴンが好きであると信じていた。しかし、パーシーは第二次魔法戦争でウィーズリー家はダンブルドアを支援すべきではないと主張したことから一家と不和が生じてしまった。しかし、途中でこの考えは改められ再び一家との仲が戻ったのである。
ハリー・ポッター[]
ルビウス・ハグリッド[]
カナの輪[]
ジェイコブのシブリング[]
不死鳥の騎士団[]
登場作品[]
- ハリー・ポッターと賢者の石 (初言及)
- ハリー・ポッターと賢者の石 (映画) (言及のみ)
- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (言及のみ)
- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (映画) (写真のみ)
- ハリー・ポッターと炎のゴブレット (初登場)
- ハリー・ポッターと炎のゴブレット (映画) (言及のみ)
- ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 (言及のみ)
- ハリー・ポッターと謎のプリンス (言及のみ)
- ハリー・ポッターと死の秘宝
- ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 (ゲーム) (言及のみ)
- ハリー・ポッターと呪いの子
- LEGO Harry Potter: Years 5-7
- ポッターモア (言及のみ)
- ハリー・ポッター:ホグワーツの謎
カナの輪 | ||
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