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トム・リドル・シニア1905年1943年)とは、リトル・ハングルトンの村に住んでいた裕福なマグルである。彼は富豪のトーマスメアリー・リドルの息子だった。

村でも評判のハンサムだが、人格は傲慢だったようで純血主義者のモーフィン・ゴーントを怒らせ蕁麻疹の呪いをかけられるなど(魔法省により記憶は消されている)、あまり好ましい人物ではなかったようだ。しかしトム・リドル・シニアは非常にハンサムでありメローピー・ゴーントを惹きつけたのもこの点だった。既に婚約者の居た身だったが両親が投獄されたのをチャンスととらえたメローピーによりトムは愛の妙薬を用いられて駆け落ち、結婚した。メローピーにとっては夢のような生活であったが、ある日トムは彼女を捨てて村に戻った。ダンブルドアはおそらくメローピーが良心の呵責と子が出来たことから、妙薬の効果が無くとも自分を愛してくれるのではないかという希望から、服薬を止めたのではないかと推測している。この際メローピーが妊娠していたのがヴォルデモート卿として知られる闇の魔法使いトム・マールヴォロ・リドルであり、トム・リドル・シニアはその父親である。メローピーは捨てられてなお彼のことを忘れられなかったようで息子に彼と同じ名を付け、トム・リドル・シニアに似た子供になる事を願い死ぬ。トム・マールヴォロ・リドルは魔法使いならば野垂れ死ぬはずが無いとまだ見ぬ父こそ魔法使いだと信じていたが、母こそが偉大な家系の魔法使いであり父は母を捨てたマグルである事を後に知り、16歳の時、妊娠中だった母親を捨てた恨みか過去を葬るためかトム・リドル・シニアとその両親を殺害した。トム・マールヴォロ・リドルはこの殺人を使ってマールヴォロ・ゴーントの指輪分霊箱にした。1995年、トム・シニアの骨はトム・マールヴォロ・リドルの復活の材料となった。

登場作品[]

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