トロール

トロール
生物の情報
英名	Troll
肌の色	薄い灰色(山トロール) 薄緑色、緑色、褐色(森トロール) 紫色(川トロール)
原住地	スカンジナビア原産 イギリス、アイルランドおよびその他の北ヨーロッパ地域
全高	4m
特徴	けた外れの力 並外れてばかなこと
魔法省分類	動物 XXXX

トロールとは魔法界に生息している魔法動物である。山トロール、森トロール、川トロールの3つに分類される。知性は低く、暴力的な傾向を持つ。

ハリー・ポッターとロン・ウィーズリーは1年生の時にホグワーツに放たれたトロールを何とか倒すことに成功した。

ハリーとロンによって倒されたトロール

特徴

身の丈4メートル、体重1トンに及ぶ体格をもつ。知性は低く、魔力と呼べるほどの魔力はまったく持っていない。けた外れの力と並外れてばかなことの両方が特徴で、しばしば暴力的になり、何をしでかすか予測できない。また、トロールのひげは時々杖の芯として使われることもある。

山トロール

最も大きく凶暴。ハゲており、皮膚は薄い灰色。

森トロール

ザンバラ髪が薄く生えている。基本は薄緑色の皮膚をしているが、緑または褐色も存在する。

川トロール

短い角が生えており、毛深い。皮膚は紫色。しばしば橋の下に潜んでいる。

食性

肉食。生肉を食すが、獲物のえり好みはせず、野生動物からヒトまで何でも食う。

生息地

スカンジナビアを原産とする。最近ではイギリス、アイルランドおよびその他の北ヨーロッパ地域でも見られる。

知性

知性は低く、一般的にはブーブーうなって会話する。これが未発達な言語を構成しているらしい。IQが低いため、「存在」ではなく「獣」に分類されるが、熟練した魔法言語学者の中には、トロールと意思疎通ができる者もいる。しかし中には簡単なヒトの言葉を理解したり話したりするものもおり、知性が高いものは訓練されて守衛になる。トロールをガードマンとして訓練する職業も存在する。『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』でジョージとフレッドが逃走してから、ハリーのファイアボルトは地下牢に移され、その際トロールが警備にあたった。

比喩

魔法界では「バカ」や「脳筋」の代名詞となっている。

ハリーが6年生のころ、クィディッチのチームメイトのコーマック・マクラーゲンにブラッジャーを打ち込まれて入院し、病室で「マクラーゲンのやつ、捕まえたらただじゃおかない」と息巻いたが、「あいつはトロールほどの大きさだから、捕まえないほうがいい」とロンに制された。

また現実世界で発売されている『幻の動物とその生息地』には（おそらくハリーの）落書きで、「俺の名前はグレゴリー・ゴイルだ　俺は臭いぞ」と同時にトロールとおぼしき絵が書いてある。

OWL試験の採点で最低の評価は「トロール並・T」と表される。

研究者

• ゴンドリン・オリファント（1720-1799）：トロールの生活と習慣の研究で有名だったが、コッツウォルズでスケッチ中、棍棒で殴り殺された。
• ニュート・スキャマンダー
• クィリナス・クィレル

登場作品

• ハリー・ポッターと賢者の石 (初登場)
• ハリー・ポッターと賢者の石 (映画)
• ハリー・ポッターと賢者の石 (ゲーム)
• ハリー・ポッターと秘密の部屋
• ハリー・ポッターと秘密の部屋 (映画)
• ハリー・ポッターと秘密の部屋 (ゲーム)
• ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
• ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (映画)
• ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (ゲーム)
• ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 (言及のみ)
• ハリー・ポッターと死の秘宝 (言及のみ)
• ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 (言及のみ)
• ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 (ゲーム) (言及のみ)
• ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 (言及のみ)
• ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 (ゲーム) (言及のみ)
• 幻の動物とその生息地 (言及のみ)
• ホグワーツ・レガシー