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私は5大陸にわたって巣穴、隠れ穴、営巣地を訪ね歩き、100か国におよぶ国々で、魔法動物の珍しい習性を観察し、その力を目のあたりにし、動物たちの信頼を勝ち得たが、時には旅行用やかんで撃退したこともあった ニュートン・スキャマンダー

ニュートン・アルテミス・フィド・"ニュート"・スキャマンダーマーリン勲章受賞(勲二等)1897年生まれ)とはイギリス魔法使いであり著名な魔法動物学者で、『幻の動物とその生息地』の著者である。スキャマンダーはヒッポグリフ珍種のブリーダーだった母親の影響を受け、幼い頃から魔法界生物に関心を抱いた。ホグワーツ魔法魔術学校に入学した彼はハッフルパフ組分けされた。ホグワーツ在学中に退学処分を言い渡されたが、当時闇の魔術に対する防衛術教授であったアルバス・ダンブルドアはこれに強く反対した。

スキャマンダーは魔法省魔法生物規制管理部の役人になった。屋敷しもべ妖精転勤室に2年間務めた後、彼は動物課に移って目覚ましい昇進を遂げる。1918年、スキャマンダーはオブスキュラス出版社オーガスタス・ワームの依頼を受けて『幻の動物とその生息地』を執筆することになった。『幻の動物とその生息地』は世界的ベストセラーとなり、スキャマンダーは魔法動物学の権威として尊敬を集めるようになった。私生活においてはポーペンティナ・ゴールドスタインと結婚し、少なくとも息子を1人もうけている。1990年代初頭の時点でスキャマンダーは既に引退しており、夫人やペットと共にドーセットに住んでいた。

経歴

生い立ち(1897~1908年)

ニュートン・アルテミス・フィド・"ニュート"・スキャマンダーは1897年[1]2月24日[2]イギリスイングランドで生まれた[3]。兄弟は少なくとも1人、兄のテセウスがいる[6]母親ヒッポグリフ珍種の熱心なブリーダーだったことから、スキャマンダーも幼い頃から魔法界生物に関心を抱くようになった。7歳の時、スキャマンダーは子ども部屋でホークランプをバラバラにしながら何時間も過ごした[1]

ホグワーツ在学中 (1908~1913年?)

ホグワーツ魔法魔術学校に入学する前、スキャマンダーはおそらくオリバンダーの店最初の杖を購入している。9月1日組分け儀式によってハッフルパフに組分けされた[10]。ホグワーツ在学中も魔法動物の勉強に力を注いでいた[11]。スキャマンダーは同じく魔法動物に興味を持ちはぐれ者であると感じていた生徒リタ・レストレンジと親しい間柄になった[11][12]。ふたりの深い友情は1910年、彼が13歳の時、リタがいじめっ子から逃げて棚に隠れていたことから始まった。カラスのヒナを育てていたニュートも同じ棚にいたのである。彼は休暇中にヒナの面倒を見るために学校に残っているのだと説明し、リタ(同学年であったことからニュートを知っていた)は初めて彼と言葉を交わした[13]

アルバス・ダンブルドアからまね妖怪消す呪文を教わるニュート

ニュートは一度、プレンダーガストという名前のホグワーツ職員が彼の魔法動物に対する興味に批判的な疑問を呈した際、「おかしな動物などいません。視野の狭い人間がいるだけです」と告げたことで1ヶ月の罰則処分を受けた。リタはニュートに味方するためその教師のデスクの下に糞爆弾を仕掛けた。ニュートはアルバス・ダンブルドア教授によるまね妖怪についての授業にも出席した。ニュートのまね妖怪はオフィスでのデスクワークの姿をしていた。彼はデスクワークを木でできたドラゴンに変化させた。それからスキャマンダーはまね妖怪を見て動揺していたリタを慰めた。このころまでには、ニュートは学校に生息するボウトラックルたちと友達になっていた。

1913年ジャービーを使ったリタの実験が大失敗となって他の生徒の命を危険にさらした。この事件はジャービーの所有を禁じる法律にも違反する重大事だった[11][14]。親友が退学になるのを見ていられなかったニュートは、リタの罪をかぶって代わりにホグワーツから退学処分を受けることとなった[11]。この出来事はニュートにとって苦い思い出であったがそれでもリタに対する深いは消えなかった。ところが当時ニュートを教えていたアルバス・ダンブルドアがスキャマンダーの味方となり、強く潔白を主張した[14][15]。結局スキャマンダーの退校処分が実際に実行されたか、あるいは一時的に休学状態でのちに復学を許されたのか、確かなことは不明である[16]。それでも、少なくともスキャマンダーは本件以降も杖を携帯することを許されている。

魔法省職員(1914~1918年)

やることがなくて、退屈極まりなかった 屋敷しもべ妖精転勤室に務めた2年間について、ニュート・スキャマンダー

1914年から1918年まで続いた第一次世界大戦のさなか、スキャマンダーはイギリス魔法省の機密プログラムに参加し、ウクライナ・アイアンベリーを手懐けるために東部戦線で勤務した。しかしドラゴンたちはスキャマンダーにだけ従順で、他の者を食べようとするためこのプログラムはやがて中止となった[17][18]

スキャマンダーはイギリス魔法省の職員になり、魔法生物規制管理部に配属された。最初の2年間、スキャマンダーの部内での所属は屋敷しもべ妖精転勤室だったが、この仕事は彼にとって非常に退屈なものだった。その後、彼は動物課に転勤となり魔法動物に関する幅広い知識によって目覚ましい連続昇進を遂げることになる[1]。これは彼が魔法動物学者の道に進むきっかけとなったが、彼の家族はこのキャリアの選択にあまり感心しなかった[3]

世界魔法大戦(1918~1945年)

幻の動物とその生息地

その当時、私は魔法省のしがない役人であり、2つの理由でこのチャンスに飛びついた。まず、1週間2シックルという哀れな給料の足しにするため。そしてまた、休暇中には魔法生物の新種を求めて世界中を旅するためだった オーガスタス・ワームから本の執筆を依頼された当時を振り返り、ニュート・スキャマンダー

1918年、スキャマンダーはオブスキュラス出版社オーガスタス・ワームから“権威ある魔法動物概論”を執筆してはどうかと声をかけられる。当時、魔法省での給料が1週間2シックルしかなかったスキャマンダーは、余分な金を稼ぐため、また、休暇中に魔法生物を探しながら世界中を旅するためにこのチャンスに飛びついた。

以降、スキャマンダーは本を執筆するため5大陸の100か国を旅し、数多くの魔法動物を観察した。彼は動物の能力について学び時には信頼を得ることもあったが、時には身の危険を感じて旅行用やかんで撃退することもあった。ニュートは1925年に1年に及ぶ魔法動物の研究旅行に出発した。あるとき、スーダンオブスキュリアルに遭遇した彼は、宿主は死んでしまったが彼女のオブスキュラス魔法で拡張したスーツケースに収納した。彼はまた、アルバス・ダンブルドアからの情報を受けてエジプトに立ち寄り違法に監禁されていたサンダーバードを救出してフランクと名付けた。アメリカ合衆国に到着する前に滞在していたのは赤道ギニアである。

ニューヨーク来訪

ニュート・スキャマンダー: "本が出たら1冊送ろうか?"
ティナ・ゴールドスタイン: "ええ、待ってる"
ニュート・スキャマンダー: "ごめん。やっぱり本が出たら直に届けに来て良いかな?"
ティナ・ゴールドスタイン: "ええ、待ってる。とっても楽しみ"
―ニュートとティナ・ゴールドスタインの別れ[出典]

ニューヨークに到着したニュート

ニュート・スキャマンダーはアリゾナ州にフランクを逃がすため、一時的な滞在のつもりで1926年12月6日HMS テメレシ号に乗ってニューヨークに降り立った。税関職員の検査を受けて港を出たニュートは、メアリー・ルー・ベアボーン子どもたちを連れて新セーレム救世軍を支持する群衆に向かって演説を行っているスティーン国立銀行に向かって歩いて行った。好奇心をそそられたニュートンはその女性を近くで見ようと群衆の中に入って行き、元闇祓いティナ・ゴールドスタインに軽くぶつかった。その直後、菓子をいっぱいに詰めたスーツケースを持ったノーマジジェイコブ・コワルスキーがニュートにぶつかり、ニュートの魔法のスーツケースを蹴飛ばしてしまった。ニュートが助け起こすとジェイコブは銀行に入っていった。この軽い騒ぎがメアリー・ルーの注意を惹いた。魔法使いであるとは知らず、メアリー・ルーは群衆の中にいるニュートに直接語りかけ真実を追う者(シーカー)ではないかと尋ねたが、ニュートはむしろチェイサーであると答えた。メアリー・ルーが同士に加わって組織に入る木はあるかと尋ねたときニュートはスーツケースからニフラーが逃げ出したことに気づいて銀行に走った。ティナは興味を持って後を追った。

孵るオカミーを見つめるニュートとジェイコブ

ニフラーを探している最中、スキャマンダーは会ったばかりのコワルスキーに話しかけられ、パン屋を開くための融資について聞かされた。ニフラーが金品を盗みながら進み続けているのを見たニュートはオカミーの卵を置き忘れてしまった。コワルスキーはスキャマンダーに返そうと卵を手に取った。ところがそのとき、コワルスキーは融資の相談をするためにギルバート・ビングリーに名前を呼ばれた。コワルスキーがビングリーと話している間にも、ニュートはエレベーターに向かうカートに潜むニフラーを追い続けた。オフィスを出たジェイコブはニュートを見つけ卵が孵りかけていることを知らせた。ニュートは呼び寄せ呪文でジェイコブを引き寄せると一緒に銀行の金庫の入り口に姿現わしをした。彼は生まれたオカミーのヒナをスーツケースに収めると他の動物をなだめた。ニュートはニフラーが入り込んだ金庫を開けるために解錠呪文を使ったが、そこにビングリー氏が現れ、ふたりに金を盗まれると思ってアラームを押した。即座に反応したニュートは全身金縛り呪文を使ってビングリー氏を硬直させ、ニフラーが腹に隠していた金銭と黄金をすべて空にした。武装した衛兵が到着する前にニュートはショック状態のジェイコブを連れて銀行の外に向かって姿くらましした。

また、スキャマンダーはニューヨーク滞在中に未来の妻となるポーペンティナ・ゴールドスタインやその妹クイニーと出会う。逃げた動物たちを捕まえる中、ニュートはオブスキュラスに遭うが魔法議会が制圧した。ニュートはパーシバル・グレイブスを倒し、その正体が闇の魔法使いで凶悪犯罪者ゲラート・グリンデルバルドその人であることを解き明かした。ニュートは魔法界の存在が広く知れ渡ることを防ぐため、サンダーバードフランクを使ってスウーピング・イーヴルの毒の雨を降らせ友人ジェイコブ・コワルスキーを含むニューヨーク中のマグルから悪い記憶を消し去った。

一週間後の12月15日、スキャマンダーは仕事場であるモートン・デール缶詰工場に向かうコワルスキーにぶつかり、スーツケースをすり替えて彼にオカミーの卵の殻とパン屋の融資を受ける担保に殻を使うよう指示した手紙を渡した。

翌日の1926年12月16日、ニュートはティナに別れを告げるが、本が完成したら直接届けに戻ると約束した。

陣営の選択

ロンドンに戻ったニュートは、オブスキュリアル事件に関与したことで魔法省から注意され、国外を旅する権利も剥奪されてしまった。そのため、約束通りにティナに本を届けることができなくなってしまった。ニュートは手紙でティナと連絡を取り続けたが、この失敗によりふたりの関係に影が差すこととなった。

フローリッシュ・アンド・ブロッツにて、ニュートとリタ、テセウスとバンティ

ニューヨークでの事件からまもなく、1927年1月~3月の間、『幻の動物とその生息地』は出版されベストセラーとなった。この本はホグワーツ魔法魔術学校の指定教科書となり、1990年代の後半までには52版を数えることになった。これによりニュートは魔法界の有名人となった。3月19日ダイアゴン横丁フローリッシュ・アンド・ブロッツにて発売パーティが開かれ、この魔法動物学者は少年時代の友人リタ・レストレンジ、兄テセウス・スキャマンダー、アシスタントのバンティとともに出席した。パーティ後、「スペルバウンド」が誤ってリタをニュートの婚約者であると報じてしまった。実際にはリタはテセウスと1928年7月6日に結婚することになっていた。ニュートはふたりの介添人を務めることになっていた。

委員会に出席するニュート

1927年5月30日、裁判のためにルドルフ・スピールマン投獄部長および闇祓いたちの手によってアメリカからヨーロッパに移送される途中、ゲラート・グリンデルバルドが脱獄した。3ヶ月後、ニュートは旅の禁止を解除してもらうべく、魔法省に5度目の請願を行った。順番を待っている間ピケットと遊び始めたニュートはリタと会う。トーキル・トラバース魔法法執行部長のアシスタントとしての仕事をテセウスがリタに見つけたのであった。リタはニュートと委員会のミーティングまで向かいながら、ふたりの友情について話し合った。リタは自分とテセウスがいつでもニュートを夕食に招待していることを明かし、 ニュートが毎回断っていることを指摘した。テセウスも会話に加わると、ニュートはもっとオープンになると兄に告げた。テセウス、トラバース、スピールマン、アメリカからの使者アーノルド・グズマンらが出席したこの委員会において、クリーデンス・ベアボーンが生き延びてヨーロッパで目撃されたことがニュートに伝えられた。闇祓いとして魔法省に加わりオブスキュリアルを殺せば旅をする権利を回復すると委員会は申し出た。ニュートが断ってミーティングを去ったため、この任務はガナー・グリムソンに割り当てられた。立ち去るニュートに追いついたテセウスは、いずれ陣営を選ばなければならなくなるだろうとニュートに告げた。別れの法要をしながら、テセウスは魔法省が見張っていると耳打ちにした。

ロンドンでニュートに援助を要請するダンブルドア

魔法省から出たニュートは尾行してきたステビンズホワイトホールにおいて風の呪文で追い払った。グローブをはめた浮遊する手がニュートを引き留め、近くの高い建物の上に立つ人物を指さした。手をつかんだニュートはその人物の近くに姿現わしされた。その人物とはホグワーツ時代の恩師アルバス・ダンブルドアであった。ダンブルドアはを使って霧を作り出すと、ふたりで近くのバス停に姿現わしした。ダンブルドアは純血の者たちの間で出回っている噂について言及した。噂によればクリーデンスはレストレンジ家の長い間行方不明になっていたメンバーかもしれないという。ニュートには噂が少年時代の友人リタの異母弟のことを指しているのだと察しがついた。ダンブルドアはパリで安全な隠れ家が必要になったときに行くべき住所が書かれたカードを渡し、自分はグリンデルバルドとは戦えないからとニュートにクリーデンスを見つけるように頼んだ。魔法省から旅を禁止されていたニュートはアズカバンに収監されかねないことから不服であったが住所を受け取り、正しいことをする心構えがあった。

自宅の地下でケルピーに乗るニュート

自宅に戻ったニュートはニフラーの赤ちゃんが檻から逃げ出したことに気がついた。ニュートは動物を管理している巨大化された地下室に降り、バンティがニフラーを檻に戻すのと、スコットランドの入り江に似せた大きなプールに住む巨大なケルピーに餌をあげるのを手伝った。音が聞こえてきたため、ニュートはバンティを帰らせひとりで上に上がった。

ジェイコブにかけられた魅惑の呪文を解くニュート

驚いたことに、訪問してきたのはクイニー・ゴールドスタインジェイコブ・コワルスキーであった。スウーピング・イーヴルの毒は悪い記憶のみを取り去るため、ジェイコブの記憶は完全には消えていなかった。クイニーはティナが「スペルバウンド」のニュートとリタ結婚の記事を読んで失恋したことを告げた。ティナはニュートがリタとの関係を修復して結婚しようとしていると信じ込み、同僚の闇祓いアキレス・トリバーと交際を始めていた。ジェイコブと婚約して、結婚するつもりだとクイニーが話すと、ニュートはジェイコブの不自然な挙動に気がつき、強力な魅惑の呪文で魅せられているのだと悟った。短い口論の末にクイニーは承諾し、ニュートが呪文を解いた。ジェイコブは、ノーマジの自分と結婚することでクイニーが罰せられるのを防ぐために結婚を拒んだ。裏切られたと感じたクイニーはティナを探しに姿くらましした。ニュートはクイニーが落としたポストカードを直し、ティナがクリーデンスを探してパリにいることを知った。ティナの居場所を知ったことで初めてニュートは自らクリーデンスを追うことを決意したのであった。

パリ訪問

移動キーを使うニュートとジェイコブ

旅の支度を調えたニュートはジェイコブとともにダートモアに赴き、移動キー屋に50ガリオン支払って移動キーを手に入れた。ふたりはそれぞれゴールドスタイン姉妹との関係を修復すべく、違法にイングランドからフランスへ渡った。

ティナを探すニュート

パリの通りにおいて、ニュートは守衛に錯乱呪文をかけ、ジェイコブとふたりで魔法の像の下に潜り込み秘密の広場にたどり着いた。 ニュートはティナの居場所を突き止めるために追跡の呪文を使い、足跡を探すニフラーを取り出すためにスーツケース呼び寄せた。「レベリオ」を用いたニュートは摩訶不思議サーカスから逃げてきた日本のカッパと中国のズールーがいることを突き止めた。ニュートはまた、謎の男と行動を共にし未知の場所に足を踏み入れるティナの足跡を発見した。男の帽子の羽根を発見すると、ニュートはニフラーをスーツケースに入れて羽根に呪文をかけその後を追いかけた。

ユスフ・カーマと話すニュート、ジェイコブ

羽根を追いかけたふたりはカフェに到着した。そこでフランスの魔法使いはユスフ・カーマであると名乗った。ニュートがティナについて訪ねると、カーマはふたりをパリの下水道にある隠れ家まで案内した。カーマはティナをそこに閉じ込めており、ニュートとジェイコブも同じように捕らえられてしまった。カーマはクリーデンス・ベアボーンを見つけ出すまで彼らを解放する気はないと告げた。しかしカーマが突然気を失ったため、ニュートはピケットを使って鍵を開け自分とティナ、ジェイコブを自由にした。気を失ったユスフ・カーマに近づいた3人は上からの力強い吠え声を聞いた。

ズールーを捕まえるニュート

カーマを下水道から連れ出した3人はアレクサンドル3世橋に向かった。ニュートはここでズールーと対面する。おもちゃを用いて、ニュートはズールーをスーツケースに収めた。ニュートはティナ、ジェイコブ、意識を失ったカーマを連れてモンモレンシー通りに姿現わしし、ダンブルドアに渡されていた安全な隠れ家の住所であるニコラス・フラメルを訪ねた。錬金術師の家において、ニュートはピンセットを使ってカーマの目から彼を蝕んでいたウォーター・ドラゴンの寄生虫を取り出した。それからニュートとティナは、カーマの手に残された印から彼が破れぬ誓いを結んでることを推理した。

フランス魔法省への侵入

テセウスに変身しティナとともにフランス魔法省に入るニュート

グリンデルバルドは支持者を集め始めると、ニュートはクリーデンスの正体を知ることができるを手に入れるべくフランス魔法省本部にティナとともに行くべきであるという結論に達した。気づかれずに侵入するため、ニュートはテセウスの髪を入れたポリジュース薬を服用し兄の外見に変身した。薬の効果が切れて元の姿に戻ると、ふたりはリタやトラバースとともに代表として実際にパリを訪れていたテセウスに発見されてしまった。テセウスたちはニュートがパリにいるという噂を聞いて駆けつけてきたのであった。テセウスはふたりを追ったが、ティナが彼を失神させイスに縛り付けた。ニュートは喜び、人生最良の日かもしれないと述べた。

リタやティナとともにマタゴットから逃げるニュート

その後、ニュートとティナはフランス魔法省の職員メリュジーヌにテセウスとリタと名乗った。そしてニュートは婚約は新聞の誤報で、嘘であるとティナに伝えた。ニュートはティナへの想いを打ち明けようと試みたが、ティナの目の炎を説明しようとして口ごもってしまった。ティナはニュートが目について言おうとしていることを理解し、その説明が好きだと告げた。レストレンジ家の箱を探して記録室に入ったふたりは同じく箱を探し求めるリタと再会した。箱はレストレンジ家の霊廟にあることが判明したが、メリュジーヌはふたりが嘘をついたことに気づいており、ふたりとリタを捕らえるべくフランス魔法省を守るマタゴットを連れてきた。マタゴッツは攻撃しなければ襲ってこないとニュートは説明したが、その前にリタが一匹に失神呪文をかけてしまった。すると呪文をかけらたマタゴッツは複数に分離した。怒ったマタゴッツに追われながら、ニュートはティナとリタをスーツケースに収めた。前に助けたズールーの助けを借りてニュートはペール・ラシェール墓地に移動した。

レストレンジ家の霊廟において、ニュートとティナ、リタ、ユスフ・カーマ

ズールーをスーツケースにしまい、ティナとリタが外に出ると、一行はレストレンジ家の墓に向かったがここに現れたのは彼らだけではなかった。ジェイコブ、ユスフ、クリーデンス、ナギニも姿を見せた。リタは異父兄ユスフがクリーデンスを殺すのを止めさせた。ユスフはクリーデンスをリタの異母弟コーヴァス・レストレンジであると信じていた。家系図の入った箱を見せながら、リタはコーヴァスを死なせてしまったことを告白し、クリーデンスと別人であることを説明した。リタにもクリーデンスの正体はわからなかった。ニュートは、コーヴァスの死はリタのせいではないと告げたが、彼女は「愛することができない怪物に(ニュートが)会ったことがない」と返した。

グリンデルバルドのパリ集会

グリンデルバルドと戦うニュート

次の間へのドアが開くと、ニュートと一行はグリデルバルドの集会に参加した。ニュートはクイニーが立ち去ったことと箱を動かしたのは彼らを集会に誘い込むための罠であったのだと気がついた。闇の魔法使いがスピーチする中、二フラーがニュートのスーツケースから逃げ出した。テセウス率いる闇祓いたちが到着してそのうちのひとりひとりの魔女が殺されると、激怒したグリンデルバルドは彼女の死体の前に跪いた。このときニュートの二フラーが近くに潜んでいた。グリンデルバルドはメッセージを広めるために従者たちを送り出すと戦いを始め、支持者と敵を分けるために自分の周りに守りの炎で円を作った。ニュートとナギニはクリーデンスを炎から引き離そうとしたが失敗し、ジェイコブも集会に来ていたクイニーを止めることができなかった。彼らが無傷のまま炎の中に入って姿くらましすると、グリンデルバルドは炎でニュートとテセウスを殺そうと試みた。グリンデルバルドはテセウスと盾の呪文で炎を防ぐことに必死なニュートに、ダンブルドアが彼の死を悲しむと思うかと訊ねた。リタがグリンデルバルドを攻撃し、ニュート、テセウス、他の者たちが脱出する時間を稼ぐために自らを犠牲にして髑髏の水たばこも破壊した。闇の魔法使いの炎に殺される直前、リタはニュートとテセウスに向かってふたりのうちひとりを愛していたと告げ、スキャマンダー兄弟にショックを与えた。ニュートはテセウスをつかんで霊廟の外に姿現わしし、同じようにティナはジェイコブを、ユスフはナギニを連れ出していた。

グリンデルバルドの炎を消すため反対呪文を発動させるニュートとテセウス

怒ったグリンデルバルドは姿くらましする前に彼ら全員を殺して町も破壊するべく炎を解き放った。幸運にもニコラス・フラメルが墓地に現れた。フラメルはニュート、テセウス、ティナ、ユスフに、墓地を囲む輪を作り、を地面に突き立てて反対呪文を発動させるように指示を出した。強力な反対呪文が繰り出され、炎は霊廟の中に戻って消えた。涙に暮れるテセウスを抱きしめながら、ニュートは陣営を決めたと告げた。ニュートはニフラーがペンダントを盗んできたことに気がついた。このペンダントによりグリンデルバルドはダンブルドアからの直接的な介入から守られていたのであった。これを見たニュートはかつての師がグリンデルバルドと血の誓いを立てていたことを知った。

ホグワーツでダンブルドアにペンダントを渡すニュート

ティナとの和解はできたものの、ニュートはグリンデルバルドのスピーチ、ヴィジョンの共有、炎によるパリへの攻撃、クイニーとクリーデンスを奪われることを止めることができなかった。グリンデルバルドの従者はやがてホグワーツと魔法界、マグル界全体を攻撃するつもりであった。グリンデルバルドの戦闘において愛するリタ・レストレンジを失ったニュートは、この時代のもっとも危険な闇の魔法使いとの戦いに加わることを決意したのであった。

霊廟での出来事ののち、ニュートはパリでの一行とともにトラバース、スピールマンと合流してダンブルドアに会うためにホグワーツに行った。ニュートはダンブルドアが破壊できるようにペンダントを手渡した。そうすればダンブルドア自身が戦争に参加してグリンデルバルドと戦うことができるようになるのであった。

その後の生涯(1945~2017年)

ヒッポグリフを研究するスキャマンダー

スキャマンダーはポーペンティナ・ゴールドスタインと結婚し、少なくとも1人子どもをもうけている。スキャマンダーにはロルフという名の孫がいる。

1947年、スキャマンダーはほとんど独力で狼人間登録簿を作成する。また1965年にはスキャマンダーの功績により実験的飼育禁止令が成立する。これはイギリス国内において飼い慣らすことができない怪物の新種を創造することを事実上禁止する法律で、スキャマンダーが最も誇りとする自らの業績だった。また、彼はドラゴンの研究および制御室の仕事で頻繁に海外調査に出向くようになり、その際に収集した情報は『幻の動物とその生息地』の新しい版に収録された。

1979年、スキャマンダーは魔法動物学への貢献を認められマーリン勲章勲二等を授与される。また、スキャマンダーは蛙チョコレートカードにもなっている。

1990年代初頭の時点で、スキャマンダーは現役を退いてポーペンティナ夫人やペットのニーズル3匹、ホッピーミリーモーラーとともにドーセットに住んでいた。しかし、彼はブラジルの熱帯雨林に生息するファイア・スラッグの研究を進めていた。1993年から1994年にかけての学期のさなか、スキャマンダーはホグワーツ校を訪問した(この頃、『幻の動物とその生息地』がマグル向けに発売されることになったため、学校関係者と出版に関する話し合いをしに来た可能性がある。彼はこのマグル向け特別限定版のためにアルバス・ダンブルドア校長にまえがきの執筆を依頼した)。ロルフ・スキャマンダールーナ・ラブグッドと結婚し、ニュートにとって曾孫にあたる双子ローカンライサンダーが誕生した。

また、1992年より前のある時点で、幼い読者のために『子ども向け怪物アンソロジー』を著した。

2017年、スキャマンダーは、かつての師アルバス・ダンブルドアに派遣されて現地の政府をスパイしグリンデルバルドの居場所について情報を集めるためにニューヨークへ行ったという噂を否定した。スキャマンダーは魔法動物学者に成り済ましてそのような任務を行うのは奇妙だと思うと述べたが、魔法動物でいっぱいのスーツケースをニューヨークに持って行ったのは失敗であったことを認めている。

この年、スキャマンダーは『幻の動物とその生息地』の新装版のまえがきを書いた。この中で彼は、自身が1926年のニューヨークへの旅においてゲラート・グリンデルバルドを捕まえた最初の魔法使いであるという噂を肯定した。その後20年間、彼はグリンデルバルドを倒すために活躍した。ニュートは事件についていかなる情報も話すことが禁じられているが、解禁された書類が公開され始めていた。情報解禁に従って自由に話すことができるようになった。

個性と特徴

名前がイカシテル ニュート・スキャマンダーのフルネームについて、ロナルド・ウィーズリー

スキャマンダーは『幻の動物とその生息地』のために労を惜しまず研究を行った熱心な魔法動物学者だった。彼は魔法動物学の分野の権威とみなされ、その著作は魔法コミュニティにおいて敬意を払われていた。変わり者として知られていたスキャマンダーは、ヒトよりも動物に囲まれている方が快適だと考えていた。

魔法能力と技術

  • 魔法生物飼育学:ニュート・スキャマンダーは若い頃から魔法動物学に興味を持ち、世界中の多種多様な動物に関する幅広い知識を身につけた。彼はその魔法動物学に対する貢献を認められてマーリン勲章勲二等を授与され、有名魔女・魔法使いカードにもその名を残している。
  • 魔法薬学:その著書の中で、スキャマンダーは魔法生物の一部を魔法薬として利用するための方法についてヒントを記している。彼の知識が魔法薬学の理論に基づいているのかどうか、あるいは彼自身が魔法薬を作ることができたのかどうかは不明である。
  • 魔法史:スキャマンダーは魔法史(特に魔法動物学に関連する歴史)に関する知識を備えていた。『幻の動物とその生息地』の「魔法動物とは何か?」を始めとする章では、数世紀にわたる魔法動物の歴史が解説されている。
  • マグル学:ニュートはマグルがいかにして魔法動物に反応するかとマグルがどのように動物を現実から逸脱したおとぎ話に盛り込んでいるかを研究した。彼はまた、マグルがディリコールの存在を認識しており絶滅したと信じ込んでいることを知っていた。彼は著書の一章を割いてマグルの魔法動物に対する認知度について説明した。

所持品

  • :彼の杖はライムの殻でできており芯にはが使われている。ベースにはあこや貝も使用されている。
  • スーツケース探知不可能拡大呪文により魔術で拡大されたスーツケース。ニュートはこれに魔法動物を入れて旅をした。中には彼の作業小屋もあった。スイッチを切り替えることで中身をマグルから隠すことも可能である。
  • パスポート:ニュートは世界を旅する際マグルが使うポスポートを使用した。

名前の由来

ニュート・スキャマンダーのフルネームの由来は複数ある。ニュートンはイモリ(Newt)を指し、これはニュートというニックネームにも使われている。また、イギリスの数学者アイザック・ニュートンが由来となっている可能性もある。アルテミスはギリシア神話に登場する狩猟の女神である。フィドは一般的な犬の名前で、ラテン語で誠実さを意味する。スキャマンダーは発音的に「サラマンダー」に近い。彼のニックネームの「ニュート」は小さく明るい色をしたサラマンダーである。

舞台裏

老年のニュート・スキャマンダーの肖像。映画版『ハリー・ポッターと秘密の部屋』から

忍びの地図に現れたスキャマンダーの名前

  • ハリー・ポッターと賢者の石』が初めてドイツ語に翻訳された時、ニュートの名前は“ラーチ”・スキャマンダーと訳された。ラーチ(Lurch)はドイツ語で両生類を意味する。
  • 映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』では忍びの地図にニュート・スキャマンダーの名が表示されている。
  • 幻動物とその生息地』の「著者について」の項目にはニュートはホグワーツを卒業したと書かれているが、J・K・ローリングは映画のドキュメンタリーやインタビュー等で、ニュートは退学処分を受けたとコメントしている。しかしローリング監修のもと制作された映画の小道具の書類には、ニュートは退学を言い渡されたがダンブルドアの反対で取り消しになったという記述があり、最終的な公式見解ははっきりしていない。[16]
  • エディ・レッドメインは、ニュートが自閉症であると思うと発言している。[19]

登場作品

脚注

  1. 1.0 1.1 1.2 1.3 幻の動物とその生息地
  2. 2.0 2.1 ファンタスティック・ビースト公式アカウントのツイート による (この画像を参照)
  3. 3.0 3.1 3.2 Inside the Magic: The Making of Fantastic Beasts and Where to Find Them に、 "Hailing from England" (イングランド出身)との記述あり。
  4. 幻の動物とその生息地で母親が魔女であることが判明しているため、少なくとも半純血である。
  5. 5.0 5.1 5.2 5.3 ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 - (この画像を参照)
  6. 6.0 6.1 ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 映画オリジナル脚本版』シーン60
  7. https://www.snitchseeker.com/harry-potter-news/fantastic-beasts-the-crimes-of-grindelwald-clip-shows-newt-at-hogwarts-flamel-109724/
  8. 8.0 8.1 8.2 月間ファンタビ新聞 創刊号
  9. EXCLUSIVE: Newt's wand has elements of BONE, LIME, and SHELL. #FantasticBeasts #HPCelebration - MuggleNet.comのTwitter
  10. 10.0 10.1 ポッターモア
  11. 11.0 11.1 11.2 11.3 Fantastic Beasts and Where to Find Them: Magical Movie Handbook
  12. ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 映画オリジナル脚本版』シーン92
  13. ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 魔法のアーカイブ
  14. 14.0 14.1 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』魔法映画への旅 (この画像を参照)
  15. ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 映画オリジナル脚本版』シーン65
  16. 16.0 16.1 J・K・ローリング幻の動物とその生息地制作ドキュメンタリーインタビューにおいて、ニュートが退学処分になったと発言している。しかし『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』魔法映画への旅に収録されている映画小道具の文書には、ダンブルドアの反対によって退学処分は実行されなかったと記述されている。映画制作に携わったスタッフ ミラフォーナ・ミナ はローリングに相談した上でこの小道具を制作したとインタビューでコメントしており、結局のところニュートの退学処分に関する公式見解ははっきりしていない。
  17. ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 映画オリジナル脚本版』シーン50
  18. The Beasts: Cinematic Guide (Fantastic Beasts and Where to Find Them) (この画像を参照)
  19. http://www.digitalspy.com/movies/fantastic-beasts/news/a870584/fantastic-beasts-newt-scamander-autism-eddie-redmayne-crimes-of-grindelwald
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