FANDOM


リーマス、わたしのことニンファドーラって呼んじゃだめ。トンクス ファーストネームへの嫌悪について、トンクス
ニンファドーラ・トンクス1973年1998年5月2日)とは、主にトンクスと呼ばれ、また時としてドーラとしても知られた半純血魔女であり、テッドアンドロメダ・トンクス(旧姓ブラック)のひとり娘である。彼女は七変化であり、1984年から1991年までホグワーツ魔法魔術学校に在籍した。ホグワーツではハッフルパフ組分けされ、グリフィンドールチャーリー・ウィーズリーとは同級生であった。

ホグワーツ卒業後、彼女は魔法省に入りアラスター・ムーディの厳しい目のもと、闇祓いになる訓練を受け1994年に資格を取った。

1995年、トンクスは魔法省に内密で再結成された不死鳥の騎士団に加わり神秘部の防衛を助けた。1996年の6月、彼女は神秘部の戦いに参加しやがてリーマス・ルーピンと恋に落ちた。リーマスも彼女を愛していたが狼人間であり、貧しく歳をとりすぎている上に危険だと感じて彼女の気持ちを拒んだ。ヴォルデモート卿復活が公になるとトンクスは闇祓いの任務の一環としてホグワーツを守るためホグズミードの警備に派遣された。トンクスはその後天文台の塔の戦いで戦闘に加わり、フラー・デラクールが負傷したビル・ウィーズリーへの愛情を見せたことをきっかけに皆の前でリーマスへの愛を打ち明けた。

トンクスとリーマスは1997年の夏に結婚した。トンクスはまもなく妊娠し、リーマスは子どもが自分の狼人間の症状を受け継いでしまうのではないかと心配したが結局遺伝しなかった(子どもは母親の七変化の能力を受け継いだ)。一度は彼女のもとを離れたリーマスであったがハリー・ポッターに説得されてもとに戻った。トンクスは1998年、イースターの直後に生まれた息子をエドワード・"テディ"・リーマス・ルーピンと名づけ(死んだ父親エドワード・トンクスにちなんで)ハリーを後見人に指名した。

同年の5月2日、トンクスはホグワーツの戦いに参加し、ヴォルデモート卿のもっとも忠実な使いにして死喰い人である伯母ベラトリックス・レストレンジの手にかかって死亡した。不死鳥の騎士団の仲間で友人のモリー・ウィーズリーが彼女の仇を取った。彼女とリーマスの死後、息子はアンドロメダとハリーによって育てられた。

経歴

生い立ち (1973年~1984年)

ニンファドーラ・トンクスは1972年後期から1973年の間に誕生した。マグル生まれ魔法使いエドワード・トンクス純血の魔女アンドロメダ・トンクス (ブラック)の間に生まれた。母親のアンドロメダは由緒正しいブラック家に生まれたが、マグル生まれと結婚したことで家族への裏切りと見なされファミリーツリーから焼き消されてしまった。母親はニンファドーラの髪の色が生まれた日から変わることに気づいた。これは彼女が七変化であるということを意味している。

ホグワーツ在学中 (1984年~1991年)

1984 First Years

1984年組分け儀式にて、ピンク色の頭のトンクス

トンクスは1984年ホグワーツ魔法魔術学校に入学した。彼女は組分け儀式ハッフルパフに選ばれた。

3年目

3年目は生徒が初めて少なくとも2つの選択科目を選ぶことができる学年であるが、トンクスが選んだ科目は不明である。また1986~1987学年度薬草学カノコソウの小枝に関する授業が始まる直前、土を床にこぼしてしまったトンクスは周りに気をつけるように注意した。薬草学教授にして寮監であるポモーナ・スプラウトがハッフルパフ生ペニー・ヘイウッドに水やりのデモンストレーションのためバケツを持ってくるよう頼んだ時、トンクスはどの植物が「短気で鳥のような顔をした」司書を苛立たせるのに役立つかしばらくの間、声に出して考えていた。

この楽しみはペニーの悲鳴により中断された。生徒たちは狼人間がポットから飛び出してきたことに気がついた。スプラウト教授はまね妖怪を消す呪文を唱えて状況をコントロールし、クラスにまね妖怪が何であるかを紹介した。スプラウト教授がアルバス・ダンブルドア校長にこの出来事するため温室を後にすると、トンクスは困惑してジェイコブのシブリングにペニーの恐怖について尋ねた。つまり彼女はペニーの一番の恐怖がなぜ狼人間であるかということが理解できていなかったのである。

飛行の授業で「ローリング」が始まる前、トンクスはローワン・カナやジェイコブのシブリングと興奮して話し込んでいた。彼女らは3年目で初めてホグズミードに行けるようになったことについて話していたのであった。トンクスは特にゾンコのいたずら専門店ハニーデュークスに行くことを楽しみにしており三本の箒バタービールを飲もうと考えていた。授業が終わったとき、トンクスはふくろう小屋天文台の塔暴れ柳ルビウス・ハグリッドに衝突したことを明かした。しかしこれは彼女にとって珍しく衝突が少ない日であった。トンクスはまた、七変化の能力を使って教師に変身することで頻繁に罰則を受けているとも話した。

薬草学で昔の内容を復習するためベビー・マンドレイクの植え替えを行った際、トンクスは耳あてを付けることを忘れた。トンクスは代わりにナメクジゼリーを耳に入れたため、叫ぶマンドレイクの声に影響されることはなかった。それだけでなく授業後にも声が聞こえないためジェイコブのシブリングとうまく話すことができなかった。

4年目

4年生となってからある日、トンクスはスプラウトのグリーンハウスからもっとも巨大な毒触手草を取り出した。彼女はそれを管理人アーガス・フィルチのデスクの下に置くつもりであったが途中で大失敗して魔法薬学の教室に放り投げてしまった。結局毒触手草はセブルス・スネイプ教授に掴みかかった。スネイプとスプラウトはトンクスが卒業するまで毎日罰則を行うことで合意したが、スプラウトは特別な薬草学の試験に合格すれば罰則を受けなくても良いという措置を与えた。

トンクスはホグワーツの図書館で試験勉強しジェイコブのシブリングと会った。トンクスが事情を説明するとジェイコブのシブリングは一緒に勉強することに同意した。

5年目

正しい振る舞いができなかったためスプラウト教授は5年生になったトンクスをハッフルパフの監督生にはしなかった。

行動に問題はあったものの、トンクスは試験で良い成績を残し1991年の卒業時には闇祓いとして訓練を受ける資格を得た。このことから、6年目と7年目に闇の魔術に対する防衛術変身術チャーム魔法薬学などの教科を選択したと考えられる。トンクスはN.E.W.T.のすべてで「大いによろしい」または「期待以上」の評価を受けた。母親のアンドロメダ・トンクスが勘当されていたため、ニンファドーラはブラック家の純血至上主義者から否定されていた。

闇祓いのキャリア (1992年~1995年)

Aurors ootp

休戦中、魔法省の闇祓いとして活動するトンクス

実践的スキルとストレス下でどのように反応するかを見るための一連の適性テストに合格したトンクスは、アラスター・ムーディ管理の下3年間、闇祓いの訓練受けた。生まれ持った七変化能力のため、隠蔽や変装の訓練パートは何の努力や勉強をしなくても通過することができた。

しかしながら不器用であったため訓練の潜入や尾行のパートでは苦労した。トンクスは物を壊してしまう問題があったためほとんど落第寸前であったとハリー・ポッターに認めている。トンクスは1994年に闇祓いとなる条件を満たしたが、彼女は一番最後に合格した者たちのひとりであった。

第二次魔法戦争 (1995年~1998年)

Blue Glass Arrow 詳細は第二次魔法戦争を参照

1995年にヴォルデモート卿が復活すると、トンクスは復活を信じた数少ない魔法省職員のうちのひとりであった。魔法省の公式見解としては名前を呼んではいけないあの人は復活していないということになっていた。彼女は再結成された不死鳥の騎士団に入団し、キングズリー・シャックルボルトと同じように魔法省の情報を騎士団に流していた。油断すると闇祓いとしての職を失いかねないことから、トンクスは魔法省では特に注意していなければならなかった。彼女は騎士団にとって有用な人物であった。彼女はまた、騎士団の仲間たちとともに神秘部で起きたハリー・ポッター予言を巡る戦いにも参加した。

B5C3M1 Advance Guard at Privet Drive

ハリー・ポッターを安全に連れ出すためにプリベット通り4番地に終結した先発護衛隊

1995年の夏、ハリー・ポッターリトル・ウィンジング吸魂鬼に襲撃されると、プリベット通りまで彼を迎えに行きグリモールド・プレイス12番地まで同行するべくトンクスは騎士団の先発護衛隊に加わった。ハリー・ポッターを連れ出すためにダーズリー家を家からおびき出すべく、トンクスはマグルのポストから手紙を送った。手紙にはダーズリー家がイングランドの芝生コンテストに勝ち残ったと書いてあった。

ダーズリー家が家を空けると先発護衛隊はロンドンまでハリーを護衛するためにプリベット通り4番地に姿を現した。トンクスはすぐにポッター少年と仲良くなり、荷造りを手伝った。彼女の母親はこうした家事のための呪文に秀でていたがトンクスは苦手だった。トンクスはハリーの炎の雷にも感銘を受けた。グリモールド・プレイスへの飛行の途中、トンクスは隊列の先頭を飛び、一度引き返して戻ると主張するムーディを押し切ってそのまま着陸した。

Order-of-the-phoenix-movie-screencaps.com-3025

ハリー・ポッターをホグワーツ特急まで護衛する騎士団の任務

ハリー・ポッターをダーズリー家から救出したのち、トンクスは魔法省で恐ろしく多忙な日々を過ごした。アラスター・"マッド-アイ"・ムーディと親しくしていたためか、ルーファス・スクリムジョールから答えづらい質問をされるという事態にも陥った。それでも時間を見つけてグリモールド・プレイスで開かれた、ハーマイオニー・グレンジャーロン・ウィーズリー監督生就任パーティに参加した。その後トンクスは騎士団の任務で老婆に変装しハリー、ハーマイオニー、ロン、フレッドジョージジニーたちがホグワーツ特急に乗れるようキングズ・クロス駅まで護衛した。

同じ年のクリスマス、トンクスは聖マンゴ魔法疾患傷害病院に入院したアーサー・ウィーズリーを見舞いに行くハリー、ウィーズリー兄妹、ハーマイオニーに同行した。アーサーはヴォルデモート卿ヘビナギニに襲われて病院に運び込まれていたのであった。トンクスはクリスマスプレゼントとしてハリーに炎の雷のミニチュアをプレゼントした。新学期の前になると、トンクスはリーマス・ルーピンとともに夜の騎士バスに乗り込み、ホグワーツに戻るハリー、ハーマイオニー、ウィーズリー兄妹を護衛した。

神秘部の戦い

Blue Glass Arrow 詳細は神秘部の戦いを参照
Tonksbattle

神秘部の戦いに加わるトンクス

1996年の6月、トンクスはハリーハーマイオニーロンジニーネビル・ロングボトムルーナ・ラブグッド神秘部から救出するために派遣された騎士団メンバーのひとりであった。トンクスはキングズリー・シャックルボルトマッド-アイリーマス・ルーピンシリウス・ブラックらとともに現場に到着した。死喰い人との戦いの最中、トンクスはルシウス・マルフォイに向かって失神呪文を放ち、伯母であるベラトリックス・レストレンジと対決した。しかしベラトリックスは実力の差を見せつけ、トンクスは戦闘により重傷を負って気を失った。トンクスはまた、シリウスが死亡すると悲嘆に暮れた。

戦いの結果、トンクスはしばらくの間聖マンゴ魔法疾患傷害病院で回復を待たなければならなかった。幸運なことに彼女はまもなく退院して騎士団と合流し、キングズ・クロス駅でマッド-アイがハリーの扱いについてダーズリー家に警告する場面に立ち会った。

ホグワーツ防衛

Tonks Molly Arthur Lupin

リーマス・ルーピンと隠れ穴を訪れるトンクス

トンクスは不死鳥の騎士団のために働き続けたが、人との関わりを避けるようになり意気消沈していた。この性格の変化と変身能力をうまくコントロールできなくなったことは周囲の人々にも気づかれた。トンクスがホグズミード警護の任務を放棄してダンブルドアを探しに行ったとき、ハリーは彼女と廊下で会った。トンクスは結局ダンブルドアを見つけることはできなかった。この訪問は狼人間が5歳の少年を攻撃したことに関連する可能性がある。

トンクスには身体的な変化も起きていた。髪の毛はマウジー・ブラウンのストレートになり、体も痩せていた。ハーマイオニーはハリーは、トンクスの性格や身体の変化は従兄シリウスの死が原因であると考えた。シリウスが殺される前にベラトリックス・レストレンジと戦っていたのはトンクスであったため、ベラトリックスを止められなかったことに罪悪感を抱いていると推理したのであった。しかし理由はひとつではなく、もっとも大きな消沈の原因はリーマス・ルーピンへのであった。ルーピンはトンクスと関係を持つことで彼女が不幸になると感じていたのであった。彼は狼人間であり、彼女よりも何歳も年上で貧困に苦しんでいたことからトンクスの想いを断った。トンクスはモリー・ウィーズリーにルーピンへの気持ちを話し、「お茶と共感」を求めて頻繁に隠れ穴を訪れた。彼女のルーピンへの想いにより守護霊もオオカミの形に変化した。巨大で毛むくじゃらな獣の守護霊を見たことは、シリウスへの想いがあるとハリーが推理する要因になった。

TonksRescuesHarry1996

ハリーを城まで護衛するトンクス。彼女はオオカミの守護霊を発動した

ヴォルデモート卿復活魔法省によって認められると、城を脅威から守るため闇祓いの一団がホグワーツに派遣された。トンクスは特別部隊の一員となりホグズミードに駐在した。9月1日、トンクスはホグワーツ特急の客車で危うくロンドンに送り返そうになっていたハリー・ポッターを救出した。ハリーはドラコ・マルフォイによって石化させられ透明マントを被せられていたが、トンクスが助け出して城門まで護衛したのであった。

アルバス・ダンブルドアの依頼でトンクスはホグワーツの廊下を頻繁にパトロールした。ダンブルドアはヴォルデモート卿の分霊箱を探すべく城を留守にすることが多かったため、トンクスに頼んだのであった。彼女はホグズミードのパトロールも担当し、マンダンガス・フレッチャーと遭遇したばかりのハリーにも会った。フレッチャーはグリモールド・プレイス12番地から盗んだ物品をアバーフォース・ダンブルドアに売りつけようとしてたのであった。

天文台の塔の戦い

Blue Glass Arrow 詳細は天文台の塔の戦いを参照

1997年、死喰い人たちが姿をくらますキャビネット棚を使って必要の部屋に姿を見せて城を侵略した夜、トンクスはルーピンやビル・ウィーズリーと校内をパトロールをしていた。彼女たちは巻き起こった天文台の塔の戦いに参加した。戦いの最中トンクスはソーフィン・ロウル決闘したが、ロウルは素早く呪文を繰り出してこの若き闇祓いを圧倒しようと試みた。ロウルは結局勝つことはできず仲間の死喰い人たちと退却した。

B6C30M1 funeral of Albus Dumbledore

トンクスとルーピンがともに参列したアルバス・ダンブルドアの葬儀

戦いののち、トンクスはフラー・デラクールがビル・ウィーズリーに対して抱いていた愛を目の当たりにした。デラクールはビルが狼人間フェンリール・グレイバックに攻撃されたにも関わらず愛を打ち明けたのであった。これに心を打たれたトンクスは愛がすべてであるとして、医務室で公にリーマスへの愛を告白した。リーマスはビルの状況は彼とは違うと抗議したが、それでもトンクスを愛していたため恋愛関係に発展した。アルバス・ダンブルドアの葬儀においてトンクスとリーマスは手を取り合ってともに立っていた。トンクスの髪はお気に入りの風船ガムのようなピンク色に戻っていた。

結婚

Deathlyhallows tonkslupin

子どもを身ごもったトンクスと夫リーマス

1997年7月、トンクスとリーマスはささやかな式を挙げて結婚した。これは17歳の誕生日より前にハリーをダーズリー家から連れ出すという騎士団による作戦の直前のことであった。トンクスもリーマスも、親戚の家を離れることができないハリーがふたりの結婚式に参加できなかったことを残念に思った。ハリーの家には母親が自らを犠牲にして彼を守ったことで犠牲の守りがかけられていたのであった。

パイアス・シックネス魔法法執行部部長は、ハリーの家の近くに移動キーを作ることを禁じた。ハリーは未成年であったことから姿現わしすると追跡される恐れがあった。つまりハリーが式に参加することは命を危険にさらすことに他ならなかったのである。ハリーにも騎士団にも他に選択肢はなかった。

トンクスは結婚式後まもなく妊娠し、七人のポッターの戦いの前にハリーに告げようとしたと思われるが"マッド-アイ"・ムーディに遮られてしまった。

舞台裏

登場作品

脚注