"気をつけたほうがいいよ。百味って、ほんとになんでもありなんだよ―そりゃ、普通のもあるよ。チョコ味、ハッカ味、マーマレード味なんか。でも、ほうれんそう味とか、レバー味とか、臓物味なんてのがあるんだ。ジョージが言ってたけど、鼻くそ味に違いないってのに当たったことがあるって" —ハリー・ポッターに対しロン・ウィーズリー [出典]
バーティ・ボッツの百味ビーンズとは、魔法界において最も人気のあるお菓子のひとつである。想像できる限りの味の種類が存在する以外、マグルのゼリービーンズとほぼ同じである。色で予想することはできるが、実際に食べる以外に味を知る手掛かりはない。バーティ・ボッツの百味ビーンズの開発者はバーティ・ボッツであり、20世紀中ごろに失敗から生まれた。彼は食べ物からおいしいお菓子を作ろうとしていたが、間違えて汚れた靴下のような味になってしまった。彼は即座に「一口ごとに危ない味」が成功のカギを握っていると気づいた。
チョコレート、ハッカ、マーマレードといった普通の味からほうれんそう、レバー、臓物といった奇抜な味まで存在する。中には食べ物ではない草、肥料、ゲロ、耳くそ、紙、鼻くそなどもある。
歴史[]
1992年、ホグワーツ魔法魔術学校の医務室にいたハリー・ポッターは、見舞いに来たダンブルドア教授に百味ビーンズをひとつ与えた。彼は昔ゲロ味に当たって以来、できるだけ避けるようになったと告げた。そのため、ダンブルドアは用心してこげ茶色のタフィー味と思われるビーンズを口にしたが、それは耳くそ味だった。
ホグワーツ魔法魔術学校では人気のお菓子で、ホグワーツ特急の車内販売やハニーデュークスで扱われている。医務室にいる者への見舞い品としてもよく使われる。百味ビーンズは袋か、小さな線の入った箱に入っている。
クィディッチ・ワールドカップでは大きなスクリーンに、このお菓子がいかに人気で有名かを謳う広告が出された。
登場作品[]
- ハリー・ポッターと賢者の石 (初登場)
- ハリー・ポッターと賢者の石 (映画)
- ハリー・ポッターと賢者の石 (ゲーム)
- ハリー・ポッターと秘密の部屋 (ゲーム)
- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (映画)
- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (ゲーム)
- ハリー・ポッターと炎のゴブレット
- ハリー・ポッターと炎のゴブレット (映画)
- ハリー・ポッターと炎のゴブレット (ゲーム)
- ハリー・ポッターと死の秘宝 (言及のみ)
- LEGO Harry Potter: Building the Magical World
- レゴ ハリー・ポッター 第1章-第4章
- ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター
- ハリー・ポッター カードゲーム
- ポッターモア
- レゴ ハリー・ポッター
- ハリー・ポッター:ホグワーツの謎 (言及のみ)
関連項目[]
- バーティ・ボッツ