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これで終わりではありません!「R」を止めることはできません!私たちは強力なのです! 生徒を脅迫するレークピック

パトリシア・レークピック教授(1955年もしくは1956年生まれ)は、グリンゴッツの呪い破りとして有名な闇の魔女ホグワーツ魔法魔術学校で学んだ彼女は、優秀な学生であったものの問題児でもあった。ホグワーツ卒業後、彼女はグリンゴッツ魔法銀行で呪い破りとなり様々な活躍を見せ、その功績から少なくとも1つの伝記が出版された。

ホグワーツ在学時代に呪われた部屋を直接知っていた彼女は、1987~1988年度にかけてアルバス・ダンブルドア校長の要請で呪われた部屋とその謎の解明にあたり、学年末に闇の魔術に対する防衛術教授を打診されレークピックはこれを受け入いれた。

しかし、レークピックの本当の目的は「R」と協力して呪われた部屋を開き、部屋の力を手にいれることだった。彼女はジェイコブのシブリングとその友人を利用して呪われた部屋を開けさせた。レークピックの真意を知ったジェイコブのシブリングたちはレークピックを打ち負かし、レークピックはホグワーツから逃亡した。

逃亡後はRの構成員として暗躍し、1990年禁じられた森ローワン・カナを殺害し、Rとレークピックに対抗する学生組織カナの輪の結成へと繋がった。年度末に彼女は沈んだ部屋でジェイコブのシブリングと決闘を行うが敗れ、アズカバンに収容されることになった。

経歴[]

幼少期[]

パトリシア・レークピックは、1955年9月1日から1956年8月31日の間に生まれた。出生地は明らかにされていないが、後に彼女はホグワーツに入学していることからイギリスもしくはアイルランド出身である。

ホグワーツ在学時代 (1967~1974年)[]

ジェイコブのシブリング: "マダム・レークピックについて教えてくれますか"
セブルス・スネイプ: "パトリシア・レークピックは我輩が入学した時は5年生の生徒だった。彼女はクラスメートから人気だったが教員からは嫌われていた。"
ジェイコブのシブリング: "なぜですか?"
セブルス・スネイプ: "彼女が幾度となく校則をやぶったからだ。彼女はホグワーツの危険分子そのものだった。つまりお前と同じだ。"
— ジェイコブのシブリングとセブルス・スネイプの会話[出典]
Hogwarts Castle – HPatPS

レークピックの出身校であるホグワーツ

パトリシア・レークピックは、1967年ホグワーツ魔法魔術学校に入学し、グリフィンドールに組分けされた。彼女は才能に恵まれており、優秀が学生であった。アルバス・ダンブルドアも彼女が並外れた生徒であることには気付いていたが、反抗的な性格ゆえにホグワーツの教授陣からは嫌われる存在であった。レークピックは3年目に少ないとも魔法生物飼育学数占い学の2つを選択した。

学生時代のある時点で彼女はシルバヌス・ケトルバーン教授に誰にも見られずに禁じられた森に入る方法を尋ね、森に住んでいる生物を研究するつもりで、卒業後は魔法動物学者になりたいとの願望を語った。ケトルバーンはこれを受け入れて、ほうきを使うことで誰にも見られず入れると彼女にアドバイスした。その後、彼女は何度も森へ入り、城で過ごしているのと同じ程森で過ごした。

また、レークピックは常に学生のトップであったことからOWLNEWT試験で優秀な結果を出したと考えるのが妥当である。

グリンゴッツでのキャリア[]

ホグワーツ卒業後、レークピックはグリンゴッツに就職し、呪い破りとして働いた。彼女には呪われた場所で金を掘るのを使った「シックルワース」と呼ばれるニフラーを飼っていた。

才能あふれる彼女は多くの呪いを解き名声を獲得し、レークピックに関する特集記事が日刊預言者新聞に掲載されるまでになった。その中には、スフィンクスを素手で倒したをするものからマンティコアのしっぽを切り裂いたとする記事もあった。

セブルス・スネイプによれば、レークピックは競争相手を排除することでキャリアを築いていると言われている。

ホグワーツでの呪い破り(1987-1988)[]

Rakepick and Dumbledore

レークピックとダンブルドア

呪われた部屋はホグワーツの大きな脅威になっていた。アルバス・ダンブルドアは呪い破りの専門家で呪われた部屋についての知識があったレークピックをホグワーツに招聘した。

1987年9月、レークピックは大広間で生徒を前に演説した。彼女は自身の呪い破り経歴を話した後、呪われた部屋の存在を無視していた教授陣を批判し、呪われた部屋に関する調査をする旨の話をした。

呪い破りの見習い[]

レークピックは呪い破りとしての才能があったジェイコブのシブリングを自身の見習いに率いれた。呪われた部屋を経験している彼に訴えることでチームを組むことに決めた。彼女は自己防衛の重要性をジェイコブのシブリングに説いた。その後、彼女は盾の呪文をジェイコブのシブリングに習わせるなどの指導をした。

闇の魔術に対する防衛術教授として(1988-1989)[]

レークピックは闇の魔術に対する防衛術のポストが呪われている事を知りながらも、教授としての仕事を引き受けた。呪い破りとして適している仕事であると感じていた。

彼女はウィリアム・ウィーズリーメルーラ・スナイドジェイコブのシブリングを呪い破りの見習いとして採用し、次なる呪われた部屋を見つけるべくチームを結成した。そして彼らに縛りの呪文を教えた。また、ジェイコブのシブリングに対しては個人授業で磔の呪文死の呪文を教えようとしたが、彼は習おうとはせず、習得を拒否した。

移動キーで呪われた部屋に到着すると、レークピックは自身が「R」のメンバーであることを明かし、真意をチームに明かした。レークピックを尊敬していたメルーラは動揺していたが、それを見たレークピックは彼女に磔の呪文をかけた。しかし、ビルやジェイコブのシブリングらの反撃を受け、彼女は姿くらましをして消えた。 レークピックは闇の魔術に対する防衛術の教職を放棄した。

「R」のメンバーとして(1989-?)[]

ローワンカナを殺害する[]

Rowan Death

レークピックがローワンを殺害する

1990年のある時、レークピックはホグワーツの禁じられた森に姿を表した。レークピックはメルーラやベンと激しい決闘をし、途中でベン・コッパーを殺害しようと死の呪文を繰り出すが、ローワンに呪文が当たった。ローワンを殺したレークピックはその場を後にした。

最後の呪われた部屋[]

レークピックが再び現れたのはジェイコブのシブリングらカナの輪のメンバーが最後の呪われた部屋に着いたときである。 レークピックは湖畔にいたバーナビー・リーを打ち破り、呪われた部屋の前に姿を現し、カナの輪のメンバーとレークピックで戦闘になった。

Rakepick Duel HM642

レークピックとジェイコブのシブリングの決闘

メルーラはレークピックに対して磔の呪文死の呪文を行使しようとしたが、詠唱前にレークピックの呪文に阻まれた。また、ベンやジェイコブもレークピックとの戦闘に倒れ、残るはジェイコブのシブリング1人になり、1対1の決闘になった。 決闘に敗れたレークピックはジェイコブのシブリングによる武装解除呪文で自身の杖を奪われた。その後彼女はアズカバンに収容されることとなった。

投獄[]

Patricia Rakepick in the Interrogation Room HM737

アズカバン収監中のレークピック

アズカバン投獄中にレークピックは吸魂鬼への「恐怖」の影響により精神状態は悪化していった。投獄されてから1年後の1991年、彼女はアズカバンからの脱獄を試みた。脱獄の最中に身を隠した尋問室で偶然にもアズカバンを訪れていたジェイコブのシブリングと再開を果たした。彼はレークピックを尋問するために刑務所を訪れていたが、封鎖の影響で閉じ込められた状態だった。そこで彼女は秘密組織Rには、組織名ではないRと呼ばれる魔法使いがRの指導者であり、組織の全てを統括していることを朦朧とした口調で初めて明かした。

外観[]

レークピックは赤髪に青い目をした高慢な魔女だった。

特徴と性格[]

彼女は自身が平凡な魔女で、他の生徒と同じように学ぶべき事が沢山あったという事実を受け入れようとはしなかった。自分を本質的に特別だと思っている者でも、実際には他人となんら変わらないのだ。むしろ、逆にその自尊心が自身の破滅を招くであろう。 スネイプのレークピック評

確か貴女はクルーシオの唱えかたを学びたがっていましたね。ミス・スナイド、メモは取ってますか?…貴女は私のアドバイスを有りがたく思っていたわね。愛情に餓えた哀れな魔女め! メルーラを侮辱するレークピック

パトリシア・レークピックは、規則を考えず、強い意志を持った勇敢な魔女だった。ホグワーツでの彼女の行動とその後の末路からも、非常に才能ある魔女だった。自身の判断力と能力に絶対の自信を持っており、他人に対して独善的な態度を見せることがあったが、突然気性を荒げたり、軽蔑的な態度を取ることもあった。 世界的に有名な呪い破りとして有名だったレークピックは自身の名声や地位を常に誇示し続けた。

しかし、一方で野心家で残酷、サティスティックな性格を持っていた。呪われた部屋の力を欲したレークピックは目的を達成するためにその過程で犠牲になることに不安を感じなかった。闇の魔法使いの組織である「R」に入り、純粋で若い魔法使いや魔女を自身の野望のために利用し、用済みと判断したら容赦なく切り捨てた。サティスティックな一面は、呪い破りの見習い弟子であったメルーラ・スナイド磔の呪文をかけ、長時間拷問にかけたことからも明らかである。

魔法能力と技術[]

  • 魔法習得:レークピックは同じ世代と比較しても突出した魔法の才能と技術を持っており、アルバス・ダンブルドアも一目置くほどの力を持っていた。彼女はホグワーツ入学当初から他のどの生徒よりも優秀な女子であり、卒業後はグリンゴッツ呪い破りとして従事し、数多くの功績を残した事を考えれば魔法習得力は傑出したものだった。

交友関係[]

アルバス・ダンブルドア[]

Dumbledorephoto

アルバス・ダンブルドア

レークピックが学生時代の時のホグワーツはアーマンド・ディペットが校長であり、ダンブルドアは変身術の教授だった。レークピックの反抗的な性格をどのように見ていたかは謎であるが、同僚からは良く思われておらず、彼女を嫌っていた。

それでも彼女は優秀な魔法使いであり、ダンブルドアもその優れた才能を認めざるを得なかった。呪われた部屋の呪いがホグワーツ中に広まる中、ダンブルドアはレークピックを呪い破りとしてホグワーツに迎え入れ、多いに歓迎した。彼女の本性が明らかになるでは。

セブルス・スネイプ[]

ホグワーツの先輩に当たるセブルス・スネイプは学生時代から知る仲だった。レークピックはジェームズ・ポッターと比較しても別の意味で問題行動を起こしていた生徒だった。 彼女が学生時代に調べていた呪われた部屋についてスネイプが何を思っていたのかは不明であるが、彼女が野心家的気質を持っており、決して無能でなかったと認めている。 しかし、スネイプは彼女を本当の意味では信用しておらず、呪い破りとしてホグワーツに派遣された際も彼女を注意深く監視していた。

ホグワーツの職員[]

Hogwarts staff HM

彼女を知る教員からの評判は悪かった

レークピックはその機知と学問的素養から多くのホグワーツの職員と関わりを持とうと試みた。しかし、彼女の学生時代を知る教員や職員からは、その素行と性格の悪さ、支配欲の強さからあまり好かれるような存在ではなく、レークピックに対して不信感を抱いていた。

ジェイコブのシブリング[]

レークピックはおそらく、ホグワーツの元学生ジェイコブが呪われた部屋を探索しようとして学校から追放につながる出来事を知っており、呪われた部屋を経験しているジェイコブのシブリングに興味を持った。 彼女は、密かにシルバヌス・ケトルバーンの手書きの手紙を偽造して時計塔の中庭でジェイコブのシブリングらを攻撃した。しかし、セブルス・スネイプは、レークピックにはホグワーツにいる何かしらの「動機」があり、自身の利益のために呪われた部屋を追い求めているとして、彼女をまったく信頼していなかった。 レークピックはジェイコブのシブリングを助け続け、能力をテストするための盾の呪文を教え、ジェイコブのシブリングたちの魔法力の向上に大きな貢献をした。 スネイプの疑惑は、ジェイコブのシブリングをだまして、追跡のためにアーガス・フィルチの部屋に侵入し、彼女自身が探していたものを急襲して回収したときに部分的に正しいことが証明された。そして、彼女は埋もれた部屋でその本性を明らかにした。

舞台裏[]

Patricia Rakepick Model Sheet

レークピックの設定資料

  • パトリシア・レークピックは、ハリー・ポッター:ホグワーツの謎の敵である。
  • レークピックの名前は「パトリック」の女性名が由来である。
  • レークピックはグリフィンドール出身の魔法使いであり、正史初のグリフィンドールの闇の魔女である。
  • 彼女は呪い破りとして世界的に有名であるにもかかわらず、ペニー・ヘイウッドは、ダンブルドアに紹介される前は、レークピックを知らなかった。
  • 彼女はホルスの目のワッペンを身に付けていたで、彼女のグリンゴッツでのキャリアのある時点でエジプトで働いていたかもしれない。
  • レークピックは、1955年に生まれたスリザリンナルシッサ・ブラックと同級生だった可能性がある。

登場作品[]

ハリー・ポッター:ホグワーツの謎(初登場)

脚注[]

前 ←
氏名不詳の教授
1987年1988年
闇の魔術に対する防衛術教授
1988年1989年
→ 次
氏名不詳の教授
1989年1990年
前 ←
ジェイコブのシブリング
1989年
忍びの地図所有者
1989年
→ 次
不明。最終的にはアーガス・フィルチ


R
Quillpen
指導者
ペレグリン
メンバー
パトリシア・レークピック | ピーター・ペティグリュー(脱退) | ジェイコブ(脱退) |メルーラ・スナイド | カズヒロ・シラトリ | ベルッカ・バックソーン=スナイド |ゼニス・ジープ | ユースタス・バーク | Rのメッセンジャー(服従の呪文)
関連場所・組織
死喰い人 | 呪われた部屋 | 呪われた氷 | 夜の闇横丁


闇の魔術に対する防衛術 (D.A.D.A.)
Subjectsdada
ホグワーツのD.A.D.A.
3C教室 | Classroom 3C backrooms | Temporary Classroom | Hogwarts Turris Magnus | Teacher's Office | Storeroom | Staircase | Storage room | Lesson Cup | Race Cup | 決闘クラブ | ダンブルドア軍団
教授
アージニウス・ジガー | アルバス・ダンブルドア | ガラテア・メリィソート | 1984–1985年の教授 | 1985–1986年の教授 | 1986–1987年の教授 | 1987–1988年の教授 | パトリシア・レークピック | 1989–1990年の教授 | クィリナス・クィレル | ギルデロイ・ロックハート | リーマス・ルーピン | バーテミウス・クラウチ・ジュニア (アラスター・ムーディに変装) | ドローレス・アンブリッジ | セブルス・スネイプ | アミカス・カロー (闇の魔術教授) | 21世紀の教授 | ブリンドルモア
教科書
闇の力―護身術入門 | 上級闇魔術の防衛 | 泣き妖怪バンシーとのナウな休日 | グールお化けとのクールな散策 | 鬼婆とのオツな休暇 | トロールとのとろい旅 | バンパイアとバッチリ船旅 | 狼男との大いなる山歩き | 雪男とゆっくり一年 | 闇魔術防衛の基礎 | 防衛術の理論 | 闇の魔術防衛―初心者の基礎 | 顔のない顔に対面する | 闇の魔術に対する防衛術
ホグワーツのD.A.D.Aで学ぶ呪文
アクア エルクト | アバダ ケダブラ (死の呪い) | 異形戻しの術 | インペディメンタ (妨害呪文) | インペリオ (服従の呪文) | ヴィペラ イヴァネスカ (蛇消去呪文) | ヴェーディミリアス (ヴェーディミリアスの呪文) | ヴェーディミリアス デュオ (ヴェーディミリアス デュオの呪文) | ヴェーディミリアス トリア | ヴェーミリアス (赤い火花) | ヴェーミリアス デュオ | ヴェーミリアス トリア | ウニの呪い | エヴァーテ スタティム | エクスペクト パトローナム (守護霊の呪文) | エクスペリアームス (武装解除呪文) | カウンター-カース | カウンター-ジンクス | カーベ イニミカム | カーペ レトラクタム (つかんで引っ張る呪文) | クルーシオ (磔の呪文) | グレイシアス (凍結呪文) | サルビオ ヘクシア | 邪魔よけ呪文 | スポンジファイ (柔軟化呪文) | デプリモ | デンソージオ | トリップジンクス | 呪いザッパー | 呪いそらし | 呪いブレーカー | 呪われたバリアの呪文 | 引き伸ばし呪文 | フューモス (煙幕呪文) | フューモス デュオ | フリペンド (衝撃呪文) | プロテゴ (盾の呪文) | ペトリフィカス トタルス (全身金縛り) | 保護呪文 | ホメナム レベリオ (人存在暴き出しの呪文) | 緑の火花 | 耳萎びの呪い | ミューカス エ ノージアム (悪霊の呪い) | ミンブルウィンブル (舌もつれの呪文) | 無言呪文 | ラカーナム インフラマリ | ラングロック | リクタスセンプラ (くすぐりの術) | リディクラス (まね妖怪ボガートの追い払い呪文) | リンボミスト対呪文 | ルーモス (杖灯りの呪文) | レダクト (粉々呪文) | Twitchy-Ears Hex
ホグワーツのD.A.D.A.で学ぶ魔法動物
バンシー | ボガート | カメレオンのお化け | Charmed skeleton | ピクシー妖精 | 吸魂鬼 | エルクリング | 肉食ナメクジ | ゴースト | グールお化け | グリンデロー | ガイトラッシュ | 鬼婆 | ヒンキーパンク | イグアナ | インプ | 亡者 | 河童 | マンティコア | Nocturnal beasts | レッドキャップ | ヘビ | トロール | バンパイア | Vampire bat | 狼人間 | イエティ | ゾンビ
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