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「ハリー・ポッター」では明かされなかった最大の謎、解禁 キャッチコピー

ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密』 は、J・K・ローリングによる『ハリー・ポッター』シリーズの派生作品『幻の動物とその生息地』を原作とした映画シリーズの第3作目である。『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』の続編であり、魔法ワールドを描くシリーズ第11作目となる。監督はデヴィッド・イェーツ、脚本はJ・K・ローリングスティーヴ・クローヴス。前作に引き続き主演はエディ・レッドメインジュード・ロウキャサリン・ウォーターストンダン・フォグラーアリソン・スドルエズラ・ミラーカラム・ターナーウィリアム・ナディラム、またマッツ・ミケルセンが新たにキャストに加わった。映画オリジナル脚本版は2022年7月19日に発売された。

ストーリー[]

舞台は『黒い魔法使いの誕生』から5年後の1932年[1]。アルバス・ダンブルドア教授は、強力な闇の魔法使いゲラート・グリンデルバルドが魔法界を支配権を握る計画を進めていると知る。自分ひとりでは阻止できないと考えたダンブルドアは、魔法使い、魔女、そして1人のマグルのパン屋によるチームを編成し、魔法動物学者のニュート・スキャマンダーにその統率を託す。危険な任務を行うチームは、おなじみの動物や新しい動物に出会い、増え続けるグリンデルバルドの信奉者たちと衝突する。命運のかかった戦いをダンブルドアはいつまで傍観していられるだろうか。

あらすじ[]

列車でマグルのレストランにやってきたアルバス・ダンブルドアゲラート・グリンデルバルドと再会する。2人は自分たちの過去やかつての共通の夢、2人の間の「血の誓い」について話を交わす。グリンデルバルドはダンブルドアに邪魔をするなと言い、アルバスの助けがあろうとなかろうと非魔法族界を焼き尽くしてやると明言する。一方、桂林のジャングルでは、夜、ニュートン・スキャマンダーキリンの出産を見守る。キリンは未来を見通し、人の本性を見抜く能力をもつ魔法生物である。しかしクリーデンス・ベアボーン率いるグリンデルバルドの信奉者たちがニュートを襲い、母親のキリンを殺したうえ赤ん坊を連れ去ってしまう。信奉者たちは知らなかったが、赤ん坊のキリンは双子であった。目を覚ましたニュートはもう1匹のキリンを守ることができる。ヌルメンガードでは、グリンデルバルドが予知能力を利用しようとそのキリンを殺害する。キリンはグリンデルバルドに頭を下げはしなかった。死んだキリンの血には、ホッグズ・ヘッド・インでニュートとテセウスに「血の誓い」を見せるアルバスの姿が映る。

ニュートとテセウスはホッグズ・ヘッド・インで、グリンデルバルドにどう対抗すればよいのかをダンブルドアに尋ねる。グリンデルバルドとの戦いを阻む「血の誓い」を壊すことができない中、ダンブルドアは憎しみによって世界を引き裂くグリンデルバルドを止める計画があると言う。ニュートたちはダンブルドアを信じるほかなかった。ユーラリー・ヒックスジェイコブ・コワルスキーを誘いに行く。ジェイコブはクイニー・ゴールドスタインと離れてしまったうえ、自身の店「コワルスキー・クオリティ・ベイクド・グッズ」が世界恐慌に苦しんでおり、落ち込んでいた。初めは魔法界にもう関わりたくないと拒否していたジェイコブだったが、最終的には助けることに決める。2人はベルリンへ向かう魔法特急に到着し、ニュート、テセウス、バンティ・ブロードエーカーユスフ・カーマと合流する。ニュートは、グリンデルバルドの予知能力を避けるために、分かれて別々の任務を遂行することになると伝え、テセウスに大きな金色のピンがついたネクタイを、ジェイコブに芯なしの杖を、バンティに指示の書かれた紙切れを渡す。バンティが指示を読み終えると紙切れは燃え上がる。

バンティはニュートのスーツケースを6つに複製してもらい、残りのメンバーはドイツ魔法省を目指してベルリンに向かう。魔法大臣で上級大魔法使いを兼任するアントン・フォーゲルはグリンデルバルドの阻止を目論むニュートたちに協力するのを政治的な理由から拒否する。グリンデルバルドは国際魔法使い連盟によって無罪放免となり、次の上級大魔法使い選挙に立候補できるようになる。そのうえグリンデルバルドの信奉者を逮捕しようとしたテセウスは捕らえられる。ニュートたちはただ傍観するしかなかった。再び合流したダンブルドアは、ニュートにテセウスの連行場所を伝え、ユーラリーとジェイコブにはグリンデルバルドによる競争相手の暗殺を阻止するという任務を与える。ヌルメンガードでは、ヴィンダ・ロジエールが見守る中、グリンデルバルドが、ヌルメンガードに向かうユスフの姿と対抗するためにブータンに来るダンブルドアの姿の幻影を見る。翌朝、ユスフはヌルメンガード城に立ち入り、グリンデルバルドはユスフからリタの死の記憶を取り除く。ユスフはグリンデルバルド陣営のスパイとなる。

ベルリンの街を歩いているダンブルドアをクリーデンスが尾行する。クリーデンスはグリンデルバルドからダンブルドアを殺すように言われていた。クリーデンスのスパイに気がついたダンブルドアはすぐに顔を向け、見捨てられたというクリーデンスの怒りから2人は決闘になる。激闘の末にダンブルドアがクリーデンスを破り、クリーデンスはアルバスの弟ではなく、むしろ甥にあたり、アバーフォースの息子であることを明らかにする。そのころベルリンではアントン・フォーゲルが他のICW(国際魔法使い連盟)の主要メンバーに対し、グリンデルバルドが上級大魔法使いに立候補するのを支持する意向を表明する。グリンデルバルドもヴィンダとともにこの通りで車を走らせている。グリンデルバルドはジェイコブ・コワルスキーが自分に向けて芯なしの杖を引き抜く幻影を見る。候補者晩餐会では、ジェイコブとユーラリーがヴィセンシア・サントスの暗殺を阻止するが、ジェイコブは無謀にもグリンデルバルドに杖を向けたため、グリンデルバルドを殺そうとしていると罪を着せられる。ジェイコブとユーラリーはなんとか逃げ出すことに成功するが、グリンデルバルドに魔法界とマグル界とを対立させようとする刺激を与えることになる。クイニーはジェイコブたちの逃げる時間を稼ぐため、ヘルムートとその部下に向かって椅子を飛ばし、気を散らそうとしていた。一方、ニュートはアークスターク牢獄に入り、マンティコアと牢番を避け、兄のテセウスを救出する。

チームはホグワーツで合流し、ホッグズ・ヘッドで夕食をとる。グリンデルバルドは降霊術を使って自分が殺したキリンを蘇らせる。幻影を見て、もう1匹のキリンの存在を知ったグリンデルバルドはクリーデンスに怒りを抱く。ダンブルドアはアバーフォースとクリーデンスのことで話し合い、ニュートはクリーデンスに関するアルバスの真実を聞く。グリンデルバルドに幻滅したクリーデンスは鏡を通じて家に帰りたいと言う。アルバスは、クリーデンスの協力を得て皆を救う計画を立て、翌日、チームのメンバーにグリンデルバルドを倒すには選挙が行われるブータンへ行かなければならないと伝える。

ダンブルドアのチームは必要の部屋に用意されていた装置を使ってブータンに集まり、グリンデルバルドの信奉者を打ち負かすことに成功する。ユスフはチームに戻り,本当の忠誠心を示す。グリンデルバルドは蘇らせたキリンを利用し、上級大魔法使いに選ばれる。そしてマグルとの戦いを宣言し、暗殺を企てたジェイコブに磔の呪いをかける。しかしクリーデンス、クイニー、ニュートがグリンデルバルドの悪事を暴露し、バンティが真のキリンを届けにくる。真のキリンは上級大魔法使いにダンブルドアを選ぶが、ダンブルドアはそれを拒否したため、キリンはその後ヴィセンシアを選ぶ。計画を崩され、クリーデンスを殺そうとするグリンデルバルドだったが、クリーデンスはアルバスとアバーフォースに守られる。ダンブルドアはグリンデルバルドを攻撃したのではなく、クリーデンスを守っていたため、ついに「血の誓い」は壊れ、ダンブルドアは即座にグリンデルバルドと戦いを始める。互いの杖を頭に、手を心臓に当てたところで勝負がつかないまま激闘は終わり、グリンデルバルドは引き下がる。

今にも死にそうなクリーデンスは父に連れられていき、不死鳥が悲しげにそのあとを追う。選挙が終わって間もなく、ジェイコブとクイニーは結婚し、結婚式にはチームのメンバーやティナも参加する。離れたところから見ていたダンブルドアは、ニュートに礼を言い、1人で歩いて去っていく。

公開[]

当初、この映画は2021年11月12日の公開を目指していた。しかし、ジョニー・デップの降板や配役の入れ替えが取り沙汰され、さらにCOVID-19の世界的流行により上映日が2022年7月15日に変更された。しかし、ワーナーは米国の上映日を3ヶ月前倒しした4月15日に決定したことを公表した。日本、英国、アイルランドは4月8日に米国に先駆けて公開された。

キャスト[]

ギャラリー[]

映像[]

舞台裏[]

  • 日本では2021年12月17日から前売券の発売が始まった(一般:1500円、小人:900円)。前売券購入者には特典として2種類の限定クリアファイルがプレゼントされた。
  • 予告編の速報は2021年12月10日に、完全版予告は2021年12月13日に公開された。
  • 予告編の第二弾は2022年2月24日にリリースされる予定だったが、2022年ウクライナ侵攻による影響で公開が延期された。

脚注[]

  1. 1932年の日刊予言者新聞の上級大魔法使い選挙の記事 (この画像を参照)

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