フィービー・ブラック(1810年-1882年)は、純血の魔女だった。兄弟にリコラス・ブラック、アレクシア・ウォーキン・ブラック、ヘスパー・ブラック、エデュエイダス・リメット・ブラックがいたとされている[1] 。彼女は生涯結婚をしなかったため、子供もいなかった。
名前の由来[]

家系図に登場するフィービーとエデュエイダス
フィービーとは、土星の第9衛星の名前である。 そして、その衛星フィービーの名付けの元となったのがギリシャ神話に登場するポイベであるとされている。ポイベは天空のウーラノスと大地のガイアの娘であり[2]、ティターン神族の光明神であるとされている。
舞台裏[]
- ホラス・スラグホーンによると、ブラック家のメンバーは全員スリザリン寮に組み分けされていたため、フィービーもスリザリン生だった可能性がある。しかし、フィービーはホラス・スラグホーンが生まれる前にホグワーツに在籍していたため、確証は持てない。
- フィービーは『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』の映画版で登場するブラック家の家系図にのみ登場する。J・K・ローリングが2006年にチャリティーオークションに出品したブラック家の家系図には6世代までしかなく、登場していなかった[3]。しかし、監督であるデヴィッド・イェーツによると、ローリングは映画製作者には8世代にわたるブラック家の家系図を渡したとのこと[4]。つまり、オークションに出品した家系図よりも完全版に近い家系図を受け取ったということになる。
- 映画のタペストリーの絵において、ケイリス・ブラックの顔はフィービーと非常によく似ている。これは、映画製作者が時間を節約するために手を抜いたためだと考えられる。エラドーラ・ブラックとカリドーラ・ブラックのように、他にもよく似ている人物がいる。
登場作品[]
- ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 (映画) (ブラック家の家系図のタペストリーに見られる)
脚注[]
- ↑ ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 (映画)
- ↑ She is mentioned as their daughter by Hesiod in Theogony.
- ↑ "Black Family Tree" on The Harry Potter Lexicon
- ↑ "'Empire' Magazine Feature on OotP" from The Leaky Cauldron
de2:Phoebe Black -Porträt