ホグワーツ・レガシーは、1800年代後半のホグワーツ魔法魔術学校を舞台としたアクションRPGゲームである。2023年2月10日にPC、PlayStation 5、Xbox Series X|S版が発売された。
概要[]
1800年代後半が舞台とある本作では、プレイヤーは自身のアバターを作成し、魔法ワールドの隠された真実を探求する旅に出かけることになる。なお、ゲームはJ・K・ローリングによって書かれたものでもなければ、本や映画の直接的な翻案でもない。
主人公は1800年代後半にホグワーツ魔法魔術学校に通う5年生の生徒であり古代魔法を使用できる能力を有している。22年3月公開の予告編では1890年9月1日付けの新聞が確認できる。
主人公以外にも、勇敢なグリフィンドール生であるナツァイ・オナイや優しい性格のハッフルパフ生ポピー・スウィーティング、カリスマ性のあるスリザリン生セバスチャン・サロウなど多彩な人物が登場する。
開発[]
ホグワーツ・レガシーは2021年の発売を予定していた。しかし、「最高のゲーム体験を提供するためには時間が必要」として発売を2023年に延期した。
2022年5月18日にはホグワーツの校庭やホグズミードなどのエリアを追加した新たなPVを公開した。24日にはPlayStationはPS5がデュアルセンスコントローラーに関連する独占コンテンツを提供することを明らかにした。
ゲーム登場キャラクターに俳優が声を付けるという形式だったが、新型コロナウイルスのパンデミックにより俳優は自宅待機を余儀なくされた結果、キャスティングは、バンクーバーのBeyond Captureという会社を通じてカナダ人の俳優を起用することを余儀なくされた。複数の演技ができる俳優が雇用され、演技指導やコミュニケーションはZoomで行った。
2022年8月12日、PC、PlayStation 5、Xbox Series S、Xbox Series X向けの正式な発売日が2023年2月10日であることが明らかにされた。スイッチ版は後に移植されることになった。 2022年12月13日、PlayStation 4とXbox One向けの発売日を最新機より2ヵ月遅い4月4日に延期したことが発表された。またスイッチ版の公式発売日が2023年7月25日であることも明らかになった。[1]
ゲームプレイ[]
ゲームにはキャラクター作成や探検、呪文詠唱、アクションの要素が含まれている。ハリー・ポッター:ホグワーツの謎などのようなゲーム内購入などの要素は含まれない予定である。
プレイヤーは様々な呪文を組み合わせることにより独自の戦闘スタイルを生み出すことができる。また、ゲーム内選択肢によっては闇の魔法使いや魔女になるルートを選ぶことも可能である。
ゲームの舞台はホグワーツとその周辺のスコットランド地方である。遠い場所へは箒を使い移動することになる。グラフィックは非常に繊細になる予定であり四季や天候に応じた風景になる予定である。
登場人物及びキャラクター[]
ホグワーツ生[]
- 主人公
- ナツァイ・オナイ
- ポピー・スウィーティング
- セバスチャン・サロウ
- ネリー・オグスパイア
- ゼノビア・ノーク
- リアンダー・プルウェット
- イメルダ・レイエス
- エバレット・クロプトン
- アストリア・クリケット
- ルーカン・ブラトルビー
- コンスタンス・ダグワース
- ヘクター・ジェンキンス
- ネリダ・ロバーツ
- アミット・タッカー
- ギャレス・ウィーズリー
- マヘンドラ・ぺールワン
- レノラ・エヴァーリー
- リアンダー・プルウェット
- オミニス・ゴーント
ホグワーツ教職員[]
- フィニアス・ナイジェラス・ブラック 校長
- マチルダ・ウィーズリー 副校長 変身術教授
- イソップ・シャープ 魔法薬学教授
- エイブラハム・ローネン 呪文学教授
- ダイナ・ヘキャット 闇の魔術に対する防衛術教授
- ミラベル・ガーリック 薬草学教授
- バイ・ハオエン 魔法動物学教授
- チヨ・コガワ 飛行訓練講師
- カスバート・ビンズ 魔法史教授
- ムディワ・オナイ 占い学教授
- サティヤヴァティー・シャー 天文学教授
- エリエザー・フィグ 魔法理論教授
- ノリーン・ブレイニー 校癒
- アグネス・スクリブナー 司書長
- グラッドウィン・ムーン 管理人
その他[]
- 太った婦人
- ほとんど首なしニック
- ゲボルド・オリバンダー
- 血みどろ男爵
- ピーブズ
- ランロク
- ビクトール・ルックウッド
- ディーク
- ハイウィング
- カサンドラ・メイソン
- ペニー
- ファスティディオ
- シローナ・ライアン
- ソロモン・サロウ
- アン・サロウ
- ジョージ・オズリック
- セオフィラス・ハーロウ
- イオナ・モーガン
- アックリー・バーンズ
- グウェンドリン・ジョー
- シルバヌス・セルウィン
呪文[]
- レベリオ(暴露呪文)
- ルーモス(杖灯りの呪文)
- プロテゴ(盾の呪文)
- ステューピファイ(失神呪文)
- 目くらまし術
- ペトリフィカス トタルス(全身金縛り)
- アクシオ(呼び寄せ呪文)
- レヴィオーソ(浮遊呪文)
- レパロ(修復呪文)
- インセンディオ(炎の呪文)
- エクスペリアームス(武装解除呪文)
- 名称不明の魔法薬調合呪文
- アロホモラ(開錠呪文)
- デパルソ(追い払い呪文)
- ディフィンド(切断の呪文)
- アレスト モメンタム(クッション呪文)
- ディセンド
- ボンバーダ(爆発呪文)
- クルーシオ(磔の呪文)
- インペリオ(服従の呪文)
- アバダ ケダブラ(死の呪い)
- コンフリンゴ(爆発呪文)
- グレイシアス(凍結呪文)
- フリペンド(衝撃呪文)
- プレイヤー使用不可
ギャラリー[]
舞台裏[]
- 本作にはJ・K・ローリングが直接監修した作品ではない。
- 1800年代を舞台としたゲームであるため、原作に登場する人物は出ず、代わりに原作の祖先の人物が登場する可能性がある。以下は19世紀に生きていた原作の人物である。
- ゴースト
- 肖像画
- アーマンド・ディペット
- アルバス・ダンブルドア (1890年代のホグワーツ生)
- エルファイアス・ドージ (1890年代のホグワーツ生)
- バチルダ・バグショット
- プロモーション映像にはホグワーツ城に暴れ柳が植えられているシーンが登場するが、暴れ柳はリーマス・ルーピンがホグワーツに在学していた1970年代に植えられたものであるため、原作と矛盾している。また、禁じられた森にアクロマンチュラの巣の描写が確認できるが、アクロマンチュラが棲むようになったのはハグリッドが退学した1940年代以降である。
脚注[]
外部リンク[]
J・K・ローリングのハリー・ポッター シリーズ | |||||
---|---|---|---|---|---|
賢者の石 | 小説 | 映画 | ゲーム | 映画のサントラ | ゲームのサントラ |
秘密の部屋 | 小説 | 映画 | ゲーム | 映画のサントラ | ゲームのサントラ |
アズカバンの囚人 | 小説 | 映画 | ゲーム | 映画のサントラ | ゲームのサントラ |
炎のゴブレット | 小説 | 映画 | ゲーム | 映画のサントラ | ゲームのサントラ |
不死鳥の騎士団 | 小説 | 映画 | ゲーム | 映画のサントラ | ゲームのサントラ |
謎のプリンス | 小説 | 映画 | ゲーム | 映画のサントラ | ゲームのサントラ |
死の秘宝 | 小説 | 映画1作目 | ゲーム1作目 | 映画のサントラ1作目 | ゲームのサントラ1作目 |
映画2作目 | ゲーム2作目 | 映画のサントラ2作目 | ゲームのサントラ2作目 | ||
呪いの子 | 脚本 | 舞台 |
ファンタスティック・ビースト (映画シリーズ) | |||||
---|---|---|---|---|---|
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 | 本 | 映画 | スクリーンプレイ | サントラ | ゲーム |
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 | 映画 | スクリーンプレイ | サントラ | ||
ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密 | 映画 | スクリーンプレイ | サントラ |
その他の出版物 | その他のゲーム |
---|---|
クィディッチ今昔 | ハリー・ポッター カードゲーム |
吟遊詩人ビードルの物語 | LEGO Creator: Harry Potter/ハリー・ポッターと秘密の部屋 |
ハリー・ポッター 序章 | ハリー・ポッター クィディッチ・ワールドカップ |
ハリー・ポッター とびだししかけえほん | Harry Potter: Find Scabbers |
ハリー・ポッター 公式ガイドブック 映像の魔術 | Harry Potter DVD Game: Hogwarts Challenge/Wizarding World |
ハリー・ポッター 映画大全 永久保存版 | Harry Potter: Spells |
LEGO Harry Potter: Building the Magical World | レゴ ハリー・ポッター 第1章-第4章/第5章-第7章 |
LEGO Harry Potter: Characters of the Magical World | LEGO Dimensions |
Encyclopaedia of Potterworld (中止の可能性あり) | Motorbike Escape |
J.K.ローリング:ア・ビブリオグラフィー | Harry Potter: The Quest |
ハリー・ポッター魔法族大図鑑 / 魔法生物大図鑑 / 魔法界名所大図鑑 | Harry Potter for Kinect |
Pottermore Presents | Wizard's Challenge |
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 魔法映画への旅 | ファンタスティック・ビーストと魔法使いの事件簿 |
ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 アートワークのすべて | ブック オブ スペルズ / Wonderbook: Book of Potions |
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 魔法のアーカイブ | ハリー・ポッター:ホグワーツの謎 |
ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 アートワークのすべて | ハリー・ポッター:魔法同盟 |
ハリー・ポッター 魔法の杖コレクション | ハリー・ポッター:呪文と魔法のパズル |
ムービー・マジック 第1巻 魔法使いと魅惑の名舞台 / 第2巻 幻の動物とその生息地 / 第3巻 驚きの魔法グッズ | ハリー・ポッター:魔法の覚醒 |
ホグワーツ・レガシー |
その他の正史 | その他の映像 / ドキュメンタリー |
---|---|
J・K・ローリング公式サイト | ハリー・ポッターはこうして生まれた |
ポッターモア | The Queen's Handbag |
ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター | ハリー・ポッター 完結の瞬間 ~J.K.ローリングの一年~ |
Harry Potter: The Exhibition | Magic Beyond Words: The J.K. Rowling Story |
メイキング・オブ・ハリー・ポッター | Harry Potter: Beyond the Page |
ハリー・ポッター クィディッチ・ワールドカップ (ゲームのサウンドトラック) | The Tale of the Three Brothers |
人物 – 場所 – 生物 |