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見た目は危険じゃないが、怒ると指で人の目をくり貫く。見てわかるように非常に鋭い指だから、目玉を近づけるのは感心しないね ウィルヘルミーナ・グラブリー=プランク

ボウトラックルは昆虫を食べる手のひら大の生き物で、主にに使われる樹木に生息する。鋭くて長い指と茶色の目を持ち、見かけは樹皮と小枝でできているため、見つけるのは極めて困難。普段は非常に内気だが、樹木に危険が迫ると木こりや樹医を攻撃することがある[1]

特徴[]

ボウトラックルはイングランドの西部やドイツ南部、スカンジナビアの一部の森に生息する[1]。ボウトラックルは木の守番であり、普通はに使われる木に棲んでいる[2]。背丈は最大で20センチほどしかなく、見かけは樹皮と小枝でできているため発見は困難である。ボウトラックルは基本的に内気でおとなしいが、自分の棲む木に危険が迫った時は細長く鋭い指を駆使して敵の目玉を攻撃する。そのため杖の材木を切り取る際にはワラジムシを供え、ボウトラックルをなだめておく必要がある[1]

ボウトラックルの群れは英語で branch (枝の意)と表現される。

歴史[]

Bowtruckle2

ホグワーツの授業の題材に使われたボウトラックル

1926年当時、ニュート・スキャマンダースーツケースの中で6匹のボウトラックル(ピケットタイタスフィンポピーマーロウトム)を飼っていた。

1987~1988学年度ホグワーツ魔法魔術学校にて、シルバヌス・ケトルバーン教授が担当する4年生魔法生物飼育学の授業でボウトラックルが題材に使われた。ケトルバーンによると、ボウトラックルはカエル卵石鹸よりも掴みにくい生き物だという。

1995~1996学年度には、ホグワーツの5年生の魔法生物飼育学の授業でボウトラックルが題材になった。この授業はルビウス・ハグリッドの代理のウィルヘルミーナ・グラブリー=プランク教授が受け持った。

名前の由来[]

“bow”は古いスコットランド語の方言で“dwelling”(住むこと)、“truckle”は古い英語の方言で“limb of tree”(木の手足)を意味する。

登場作品[]

脚注[]

  1. 1.0 1.1 1.2 幻の動物とその生息地
  2. ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』第13章 アンブリッジのあくどい罰則
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