マルフォイの館

マルフォイの館は、イギリスウィルトシャーに位置するマルフォイ家の家である。第二次魔法戦争中、マルフォイの館は死喰い人の拠点として利用された。ルシウス・マルフォイとドラコ・マルフォイは自身の家をヴォルデモート卿に利用されることに不快感を感じていた。

歴史

建設

11世紀中頃、ノルマン人のアーマンド・マルフォイはウィリアム1世の軍隊としてイギリスに渡った。アーマンドは軍隊での功績から不思議な力を国王に使う見返りにウィリアムより領地を与えられた。その後、代々のマルフォイ家の家長はこの与えられた土地に邸宅を構え、他の地主から土地を巻き上げながら徐々に自身の土地を増やしていった。

中世以来、マルフォイ家はマグルの土地を自分のものとしていった。王族ともコネクションがあった彼らはマグルの宝物や芸術作品を自身の家に保管した。しかし、国際魔法使い機密保持法成立後はマグルとの縁を切り、イギリス王室とも繋がりを絶った。

死喰い人の拠点として

神秘部の戦い後、ルシウスは仲間と会議を開き、復活について話を交わした。リドルの墓で起きた「杖の絆:やハリー・ポッターが生き残った理由などについて話し合われた。

1997年夏までに、ルシウスらはアズカバンを出所し、ヴォルデモート卿はマルフォイの館を死喰い人の拠点とした。マルフォイはこれを不快に思っていたが、同居していたベラトリックス・レストレンジはこれを喜んだ。この頃にベラトリックスはこの館でデルフィーニを出産した。