"何世紀も俺の家族の物だった。それほど昔に遡る家計だ。しかもずっと純血だ!どれだけの値段をつけられたことがあるかわかるか?石にペベレル家の紋章が刻まれた、この指輪に!" —ボブ・オグデンに対して自慢するマールヴォロ・ゴーント [出典]
マールヴォロ・ゴーントの指輪とは、カドマス・ペベレルとサラザール・スリザリンの子孫であるゴーント家の家宝である。これは金の指輪でありマールヴォロ・ゴーントがペベレル家の紋章(スリザリンではなくペベレルの家系からゴーント家に受け継がれたものである)と呼んだ死の秘宝のマークが刻まれた黒い石(実は蘇りの石だが、マールヴォロ・ゴーントもヴォルデモート卿もその存在に気付かなかった)がはめ込まれている。この指輪はトム・リドルがモーフィン・ゴーントから奪い、リドル家殺害の罪をなすりつけるまで何世代にもわたってゴーント家の男子に受け継がれていた。
ホグワーツ魔法魔術学校において、トムは堂々と指輪をはめていた。彼は後に指輪を密かに分霊箱に作り替えた。トムはすぐに魔法を使ったわけではなく、憂いの篩に見られるホラス・スラグホーンの記憶においては、指輪をはめたトムがスラグホーンに分霊箱について尋ねる場面が記録されていた。
1996年、アルバス・ダンブルドアが指輪を発見し最終的にグリフィンドールの剣を使って破壊した。
登場作品[]
- ハリー・ポッターと謎のプリンス
- ハリー・ポッターと謎のプリンス (映画)
- ハリー・ポッターと謎のプリンス (ゲーム)
- ハリー・ポッターと死の秘宝
- ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 (回想に登場)
- ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 (回想に登場)
- ハリー・ポッター とびだししかけえほん
- ハリー・ポッター魔法族大図鑑 (言及のみ)