Harry Potter Wiki

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ラベンダー・ブラウン1979年または1980年1998年5月2日)は、ブラウン氏ブラウン夫人の間に生まれた魔女グリフィンドールに所属した。彼女はハリー・ポッターと同じ1991年ホグワーツ魔法魔術学校に入学した。

3年目占い学を履修した彼女はこの科目に魅了されシビル・トレローニー教授と親しくなり尊敬を抱くようになった。5年目にラベンダーはもともとハリー・ポッターによるヴォルデモート卿の復活の主張を疑っていたが、彼が教えて率いる秘密組織ダンブルドア軍団に加盟した。6年目にはロン・ウィーズリーと付き合い始めるがすぐに破局した。学校生活最後の年、ラベンダーはホグワーツを統治しようとする死喰い人に対抗して再結成されたダンブルドア軍団に入りホグワーツの戦いで戦った。彼女はこの戦いで狼人間フェンリール・グレイバックに攻撃され怪我をし、その深傷が元で死亡した。

経歴[]

生い立ち[]

ラベンダーは1979年から1980年頃にラベンダー氏ラベンダー夫人の間に生まれた。ラベンダーは純血だったので、彼女の祖父母4人全員が純血の魔法使いだった。11歳になるとホグワーツ魔法魔術学校の入学通知書が届き、入学前に必要な道具を購入した。

ホグワーツ在学時代(1991年~1998年)[]

Harry Potter and first years to be sorted

組分けの儀式のラベンダー

ラベンダーは1991年にホグワーツ魔法魔術学校に入学し、グリフィンドールに組分けされた。同級生にはハリー・ポッターがいた。彼女はハーマイオニー・グレンジャーパーバティ・パチルおよび他2名の女子生徒と同じ部屋になり、そこでパーバティと友達になった。しかし、他の女子生徒とは折が合わなかったようであり、特にハーマイオニー・グレンジャーは一匹狼でありガリ勉で近寄りがたい印象があった。ハーマイオニーもラベンダーと親しくすることはなく、ハリー・ポッターロン・ウィーズリーといった男子生徒と友達になった。ハーマイオニーはレイブンクローの気質があったために、勉学が出来る女子生徒の方が親しくなりやすかった。

2年目[]

ラベンダーは2年生の時に秘密の部屋についてハーマイオニーが魔法史教授カスバート・ビンズに尋ねた際、同じ教室にいた。ビンズに質問するハーマイオニーにラベンダーは驚く仕草を見せた。

彼女はギルデロイ・ロックハート決闘クラブに出席し、そこでスネイプ武装解除呪文で飛ばされたロックハートの杖を彼に返した。ラベンダーはハーマイオニーなどの他の女子生徒同様にロックハートの熱心なファンだった可能性があり、学年末にロックハートのホラ吹きが暴露されて、ショックを受けたと思われる。

3年目[]

Harry-potter3 divination

占い学の授業を受けるラベンダーとパーバティ

ラベンダーは3年目に魔法生物飼育学占い学を選択した。占い学の授業でシビル・トレローニーがハリーのティーカップに浮かび上がったグリム(の前兆であるとされる)と見たとき、彼女はその意味を瞬時に理解した数少ない生徒だった。ハリーとディーン・トーマスは最初グリムの意味を知らなかった。

ラベンダーはトレローニー教授と個人的な関係を築いた。トレローニーはラベンダーが飼っていたペット「ビンキー」の死を予言した。彼女によれば、ラベンダーが恐れていることは10月16日に起こるとされた。ラベンダーはその日、子ウサギがキツネに殺されたという実家からの手紙を受け取った。

4年目[]

Harry-potter-half-blood-lavender neville

グリフィンドールの談話室のラベンダーとネビル

ホグワーツでは彼女が4年生の時に三大魔法学校対抗試合が開催された。この試合でラベンダーと同じグリフィンドールからハリー・ポッターが選手に選ばれた。対抗試合の伝統である舞踏会でラベンダーは友達と観覧し、シェーマス・フィネガンと踊った。親友パーバティはハリーと踊った。

5年目[]

ハリー・ポッターヴォルデモート卿の復活を公言した際、魔法省のキャンペーンによって彼女は他の魔法使いと同様に復活は嘘であると信じていた。この年、ホグワーツを監視するために魔法省からドローレス・アンブリッジが新たな闇の魔術に対する防衛術の教授に就任した。

しかし、ハリーは嘘をついていると信じていたにも関わらず彼女はダンブルドア軍団ホッグズ・ヘッドで開いた最初の集会に出席したメンバーに加わっていた。ラベンダーはハリーから多くの防衛呪文や身を守る術を学んだ。ラベンダーはその際、守護霊の呪文が上手く出来ないことに苛立ちを見せた。

年度の後半、アンブリッジがホグワーツ教授の「適正」を検査し、トレローニーがホグワーツから解雇されるとラベンダーは悲しんでいた。彼女はOWL試験を受け、試験前にパーバティと試験勉強に励んだ。

6年目[]

Ron & Lavender couple

ロンと交際しているラベンダー

ラベンダーはOWL試験で「闇の魔術に対する防衛術」、「変身術」、「呪文学」に合格した。また、占い学への熱心さからこの科目も合格した可能性がある。しかし、「魔法薬学」は十分に合格できる水準には達しておらず、NEWTレベルへは進めなかった。

LavenderkissRon

ロンとキスを交わすラベンダー

ラベンダーは6年目にロン・ウィーズリーと交際を始めた。彼女は常にロンにいちゃつき、クィディッチではロンの試合での活躍を祈っていた。クィディッチの試合で活躍すると、祝杯の後に彼女はロンとキスを交わした。しかし、2人のキスはハーマイオニー・グレンジャーを大きく動揺させた。ロンはハーマイオニーとの関係が悪くなっていった。ラベンダーはロンがハーマイオニーを嫉妬させるためにわざと付き合っていたと気付いていなかった。気付いていた場合、ラベンダーはロンと付き合わなかった可能性がある。

2人は数ヶ月「恋仲」となり、人の目を憚らず熱狂的なキスを交わしているのを多くの生徒に目撃されていた。クリスマス、ラベンダーはロンに「私の恋人」と書かれた巨大なネックレスを送った。しかし、当のロンはこれが好きではなかったようであり、クリスマス休暇の後、2人の関係は徐々に下り坂を降り始めることとなった。ロンが毒で死にそうになると、自分の元からいなくなるのではとの焦燥感にかられたラベンダーは動揺した。彼女がロンを見舞うために医務室を訪れるが、ロンは眠った降りをして彼女を避けた。ロンはあまりにも熱狂的なラベンダーを嫌に感じていた。

Lavender Brown in the Hospital Wing HBPF

ロンの見舞いに訪れるラベンダー

ロンとの関係が薄れると不安を感じたラベンダーは、ハリー・ポッターにアドバイスを求めた。彼女はロンへの想いをハリーに話し始め、彼を不快にさせた。ロンはその後ハーマイオニーと和解し、彼女といる時間を増やしていき、ラベンダーは猜疑心にかられた。ロンとハーマイオニーがグリフィンドールの寮を去るのを見た後、ラベンダーはロンの真意を悟り、彼との関係を終わらせた。ラベンダーは年末のダンブルドアの葬式に出席した。

7年目、ホグワーツの戦いと死[]

Hermione blasting Greyback

ラベンダーの最期

ホグワーツの最終学年でラベンダーは第二次ダンブルドア軍団に加わり、ホグワーツの死喰い人の支配に抵抗した。彼女は他のダンブルドア軍団のメンバーと同じく、必要の部屋に隠れた。

ラベンダーはホグワーツの戦いに参加し、攻めてくる死喰い人と戦った。しかし、彼女はバルコニーから落ち、落ちたさきで狼人間フェンリール・グレイバックに襲われた。ハーマイオニーは空かさずグレイバックを強力な呪文で吹き飛ばし、トレローニーはグレイバックの頭に水晶玉をお見舞した。何とかグレイバックを追い払い、一命をとりとめたかに見えたが、襲われた際の傷が原因で帰らぬ人となった。

性格と特徴[]

ラベンダーはメルヘンチックで感傷的だったが、一方でグリフィンドールに組分けされ、ホグワーツの戦いに参加したことからも勇敢な女性だった。彼女は常にポジティブで活気があり、周りの注目を集めることが得意だったが、小さな出来事に過剰に反応する傾向があり、気分の高低さが激しかった。また、彼女は特定の物事にたいしてクスクス笑う癖があることで知られており、日頃からこの癖はでていたようである。

ロンと交際中、ラベンダーはロンを過保護とも取れる態度で接し、ロンが毒殺されそうになった時にも医務室で「面白い」と発言していることから周囲の状況に鈍感かつ幼稚な考えを持っている可能性がある。また、彼女は独特の方法でを表現することがあった。例えばロンを「ウォンウォン」と呼んだり、「私の恋人」と書かれた巨大なネックレスを送り、ホグワーツ特急でロンが座っている個室の窓に息を吹き掛け相合い傘を書く、そして頻繁にロンの匂いを嗅ぐなどユニークな愛を持っていた。彼女は自分で意識していないものの、周囲の人を不快にさせることがあった。

彼女は占い学に熱心な関心を示し、シビル・トレローニーと個人的な関係を築いており、彼女を尊敬していた。これは暗にラベンダーが騙されやすい性格であることを示していた。また、彼女は当初、ヴォルデモートの復活に関して魔法省のキャンペーンを鵜呑みにしハリーを否定していたが、最終的には魔法省を疑うようになった。

ラベンダーは社会的スキルに欠けていたと考えられる。彼女には友達と呼べる存在がパーバティ・パチルしかいなかったことからも明らかである。彼女は社会的スキルを持ち、占いを信じないハーマイオニー・グレンジャーとは対照的な存在だった。

舞台裏[]

登場作品[]

  1. 小説版では明確な死の描写はないが、映画版では死の瞬間が描かれた。