ボガード消失呪文は、ボガード(まね妖怪)を撃退する際に使われる呪文である。[1]
この呪文は大きな音を立ててボガードを面白おかしな姿に変身させることで、ボガードの怖がらせる能力を失わせる効果がある。ボガードは「笑い」によって撃退できるため、怖くない姿に変身させることが初めの一歩である。しかしボガードは形を持たないため守護霊の呪文(エクスペクト・パトローナム)と同じくボガードそのものを破壊するものではないが、消失させることが出来る。
歴史[]
この呪文は、1910年代のホグワーツ魔法魔術学校でアルバス・ダンブルドアの闇の魔術に対する防衛術で初めて教えられた。教わった生徒の中にはニュート・スキャマンダーとリタ・レストレンジが出席していた。
1993年、リーマス・ルーピンは三年生に闇の魔術に対する防衛術でこの呪文を教えた。1995年、ハリー・ポッターは三校魔法学校対抗試合の最終課題の迷路においてこの呪文を成功させた。この呪文は闇の魔術に対する防衛術のフクロウ(O.W.L)レベルに当たる。
名前の由来[]
詠唱句「リディクラス」英語名riddikulusは、ラテン語の名詞ridiculum ("冗談") と 動詞 ridere ("笑う")からきている。
登場作品[]
- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人[映画]
- ハリー・ポッターと炎のゴブレット
- ハリー・ポッターと炎のゴブレット[映画]
- ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団
- ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団[映画]
- ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
- Wizarding World
脚注[]
- ↑ ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 第7章