ルーンスプール

ルーンスプール
生物の情報
英名	Runespoor
肌の色	オレンジに黒縞
原住地	アフリカのブルキナファソ
全長	6-7フィート
不死性	定命
特徴	3つの頭
所属	闇の魔法使い(formerly)
魔法省分類	動物 XXXX
状態	存続

ルーンスプール(英:Runespoor)とはアフリカのブルキナファソ原産の魔法の三頭蛇である。ルーンスプールは非常に見つけやすかったため、ブルキナファソ魔法省はマグルの目撃を避けるために、いくつかの森を地図から消しルーンスプールを棲ませた。

古代ルーン文字において、ルーンスプールはその頭の数にちなみ数字の3をあらわすのに使用された。ルーンスプールは守護霊の形態の一つとしても知られていたルーンスプールの卵は魔法薬の材料に用いられた。

Description

野生のルーンスプール

ルーンスプールは一般的に全長が6から7フィートあり (ニュートン・スキャマンダーの飼育していたものは例外で非常に巨大だった)、オレンジの体皮に黒い縞が入っていた。

ニュートン・スキャマンダーの鞄にあったルーンスプールの幼体

パーセルマウスたちの著述によると、ルーンスプールの3つの頭はそれぞれちがった役割を担っていた。向かって左の頭は計画者で、これからどこに行くのか、何をするのかを決めた。真ん中頭は夢見がちで、ルーンスプールは輝かしい展望や想像に耽って何日も立ち止まっていることがあった。右の頭は批評家で、左と真ん中の努力をシューシューと音を出して絶え間なく評価し続けた。ルーンスプールの牙には毒があった。右の頭が欠けたルーンスプールを見ることは珍しくなかった。左の頭と真ん中頭はしばしば批評が過ぎた右の頭を噛みちぎった。そのため、ルーンスプールが長生きすることは稀だった。

ルーンスプールは口から卵を産んだ。卵は精神的敏捷性を上げる魔法薬作りにおいてとても価値があり、数世紀にわたってブラックマーケット上で持て囃された。

魔法族の中にはルーンスプールの牙を使って自家製の煙突飛行粉を作成しようとする者もいたが、他の疑似煙突飛行粉と同様じゅうぶんではなく、2010年ラザフォード・ポークが語ったように使用者に怪我を招いた。

歴史

長い間、ルーンスプールは闇の魔法使いとの関係の上で語られた。その習性について知られていることは主にルーンスプールと会話したパーセルマウスたちの著作を典拠としていた。

ニュート・スキャマンダーの鞄の巨大ルーンスプールThe giant Runespoor in Newt Scamander's suitcase

ニュート・スキャマンダーは1926年12月時点で2匹のルーンスプールを所有していた。一匹は通常サイズで右の頭にエリザベスカラーを装着しており、もう一匹は異様に巨大だった 1927年ニュートは、クリーデンス・ベアボーンを捜索中だったティナ・ゴールドスタインに「きみは真ん中頭だ」と言った。このような表現を使った既知の人物はいまのところニュートだけである。

マティルダ・グリンブルホークとそのパートナーはルーンスプールとその卵が関わった事件を捜査した。その事件では何者かによって送られた卵によってビリウス・フィンボックが病院送りになっていた。

舞台裏

• ルーンスプールは創作者のタイプを示しているかもしれない。はじめの頭はアウトラインとストーリープランに取り組み、つぎの頭はストーリーの説明と物語の"肉"部分を扱う(しばしばシンプルなシーンの描写にも数時間を費やす)、そしてみっつめの頭は創作者自身の内なる批評家としてあらゆる部分に疑問を投げかけ、一語一句を吟味する。そして創作者の中には内なる批評家を無視して(右と真ん中頭が左を噛みちぎってしまうように)、そのせいで物語を死なせてしまうものもいる。

登場作品

• 幻の動物とその生息地 (初登場)
• ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 テンプレート:Deleted scenes
• ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 映画オリジナル脚本版 (言及のみ)
• ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生 (言及のみ)
• テンプレート:JKRS
• ポッターモア
• ハリー・ポッター (ウェブサイト)
• ファンタスティック・ビーストと魔法使いの事件簿
• LEGO Dimensions
• ハリー・ポッター:魔法同盟 (言及のみ)
• ハリー・ポッター:魔法の覚醒
• ホグワーツ・レガシー (言及のみ)

脚注・出典

テンプレート:Runes