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僕もみんなと同じように優秀だって期待されてるんだけど、もし僕が期待に応えるようなことをしたって、みんなと同じことをしただけだから、たいしたことじゃないってことになっちまう 家族と周りからの期待について、ロン・ウィーズリー

ロナルド・ビリウス・“ロン”・ウィーズリー1980年3月1日生まれ)とはイギリス純血魔法使いでありアーサーモリー・ウィーズリー(旧姓プルウェット)の6番目の息子である。ビルチャーリーパーシーフレッドジョージの弟でありジニーの兄でもある。ロンときょうだいたちはデヴォンオッタリー・セント・キャッチポール郊外にある隠れ穴で育てられた。

ロンは1991年ホグワーツ魔法魔術学校に入学しグリフィンドール組分けされた。ロンはすぐに同級生のハリー・ポッターの親友になり、のちにハーマイオニー・グレンジャーとも親しくなった。3人は黄金のトリオとなって、在学中に様々な試練に立ち向かった。トリオはクィリナス・クィレル教授から賢者の石を守り、秘密の部屋バジリスクからジニーを救出し、ハリーの後見人シリウス・ブラックアズカバン吸魂鬼から救った。さらに三大魔法学校対抗試合ではハリーの手助けをしダンブルドア軍団を結成して神秘部の戦い1996年)、天文台の塔の戦い1997年)、七人のポッターの戦い(1997年)など数多くの戦いを生き抜いた。ロンはまた、ホグワーツ5年生の時に監督生となりグリフィンドールのクィディッチ・チームキーパーに就任した。

ロンは最終学年で学校を去り、ハリーやハーマイオニーとともにヴォルデモート卿分霊箱を探し出して破壊するに同行し、1998年のホグワーツの戦いにも参加した。この戦いで兄フレッドを失ったロンと家族、特に双子のジョージは悲しみに暮れた。

戦争後、ロンは闇祓いとなり、魔法省の再建と改革に協力した。2年間闇祓いを務めた後、ロンは兄ジョージとともにウィーズリー・ウィザード・ウィーズで働くようになった。ロンとハーマイオニーはやがて結婚し、ふたりのこども、ローズヒューゴ・グレンジャー-ウィーズリーに恵まれた。ロンは妹ジニーとハリー・ポッターの長男であるジェームズ・シリウス・ポッターの後見人に指名された。

経歴

生い立ち (1980年~1991年)

ロンが育てられた隠れ穴

ロナルド・ビリウス・ウィーズリーはアーサーモリー・ウィーズリー(旧姓プルウェットのもとに1980年3月1日誕生した。当時は第一次魔法戦争のさなかであった。この戦争中、ロナルドの母方のおじで不死鳥の騎士団メンバーであったファビアンギデオン・プルウェットアントニン・ドロホフ率いる死喰い人の一団との戦闘で死亡した。ロナルドがまだ幼児であった1981年10月31日、のちにクラスメートとなるハリー・ポッターによってヴォルデモート卿が最初の敗北を喫したため戦争は終結した。

ロンと5人の兄ビルチャーリーパーシーフレッドジョージ、そして妹のジニーデヴォンオッタリー・セント・キャッチポール郊外にある隠れ穴で育てられた。ほかのきょうだいたちと同じく、ロンは母親から読み書き、簡単な算数を家で教えられた。ウィーズリー家は他の魔法族の家系と比べて全く裕福ではなかった。他の純血の家系の多く、特にマルフォイ家はウィーズリー家の「血を裏切る者」と称される信念と貧困を軽蔑していた。一家はでもって他のことを補う努力をしていた。

ウィーズリーきょうだい、特に双子のフレッドとジョージはお互いにからかいあったりいたずらを仕掛けあったりすることを楽しんだ。フレッドとジョージにとってロンは格好の標的であった。フレッドとジョージはあるとき、ロンのテディベアを巨大なクモ変身させ、クモ嫌いの原因となった。またあるときには、双子がロンに破れぬ誓いを結ばせようとし、父親を本気で怒らせた(フレッドはのちに、父親に叱られた後、左の尻が「ずっと変なまま」になっていると打ち明けた)。フレッドとジョージはまた、ロンにペロペロ酸飴を食べさせ、ロンの舌に穴が開いた。

少年時代のロンには、パーシーから引き継いだスキャバーズというペットのネズミがいた。このネズミは実際には不死鳥の騎士団を裏切ったピーター・ペティグリューであった。ろんはスキャバーズを可愛がっていたが、その正体について知った後は別れることに悲しみを見せなかった。憎しみに満ちたダーズリー家に育てられたハリーがうらやむほど、ロンは比較的幸せな幼少期を送った。貧困の埋め合わせをするため、ロンの母親は毎日3回、おいしい料理をロンに作った。ロンにとってはこれが当たり前となり、のちに食事を抜くと機嫌が悪くなるほどであった。

ホグワーツ在学中 (1991年~1997年)

1年目

ハリーとハーマイオニーとの出会い

ホグワーツ特急で初めて顔を合わせるトリオ

1991年、ロンは規定の年齢である11歳に達したためホグワーツ魔法魔術学校に入学した。他のウィーズリーたちと同じくグリフィンドール組分けされた。初めてのホグワーツ特急での旅において、ロンは有名な少年ハリー・ポッターと知り合い友人となった。ハリーはロンと同じコンパートメントに座り、ホグワーツ特急の車内販売で魔法界のお菓子をふたりで食べるために山ほど購入した。その後、ハリーはスリザリンのいじめっ子ドラコ・マルフォイからロンを庇い、のちに真夜中の決闘ではロンを介添人に選んでいる。

組分け帽子によってグリフィンドール組分けされるロン

ロンとハリーは同じ汽車上でハーマイオニー・グレンジャーと初めて出会ったが、ロンは彼女のことが気に入らなかった。特にロンにとっては魔法の知識を見せびらかしているように感じられ、それが特に彼を苛立たせた。「ウィンガーディアム・レビオーサ」の詠唱の発音を訂正されたときなどがそれに当たる。

ハロウィーン

成人のトロールをノックアウトしたロンとハリー

ハロウィーンの宴会の前、ロンはハーマイオニーが知ったかぶりで友達がひとりもいないと発言した。ハーマイオニーはこれを聞き、泣きながら女子トイレに駆け込んだ。その夜、ハロウィーンの宴会中、マウンテン・トロールが学校に忍び込んだことが明かされた。ロンとハリーはハーマイオニーの救出に駆けつけた。ロンが上手く空中浮遊呪文を使ってトロールの棍棒を浮遊させ、それをトロールの頭の上に落とすことで気絶させた。ハーマイオニーはお返しにマクゴナガル教授に嘘をついてロンとハリーを庇った。このときから3人は親友同士となった。

賢者の石の防衛

賢者の石の部屋のチェスで自らを犠牲にするロン

1年目、3人は賢者の石がホグワーツの中に隠されていることを知り、セブルス・スネイプから守ろうと決意した。3人はスネイプがヴォルデモート卿の部下であると信じていた。魔法使いのチェスにおけるロンの才能により、彼らはこの実物大の障害を通過することができた。ロンは駒として自らを犠牲にし、ハリーが敵のキングをチェックメイトできるように取りはからった。これによりハリーとハーマイオニーが先に進むことが可能になった。やがて、ヴォルデモートのために賢者の石を盗もうとしていたのはクィレル教授であることが判明した。ハリーはクィレルを打ち負かすことに成功し賢者の石は守られた。ロンが「ホグワーツの過去数十年で最高のチェス試合」を行ったことからアルバス・ダンブルドア校長はグリフィンドールに50を与えた。7年間で始めてグリフィンドールが寮杯を獲得する結果となった。

2年目

フォード・アングリアでの飛行

2年目の始め、空飛ぶ車でホグワーツに向かうロンとハリー

1992年の夏休み中、ハリー・ポッターからの連絡がなかったため、ロン、フレッド、ジョージはプリベット通り4番地から彼を救出する計画を立て、空飛ぶフォード・アングリアマグルの街リトル・ウィンジングまで飛んだ。そして車の馬力を利用してハリーの寝室の窓から格子を外した。ロンはハリーの荷物を運ぶ手助けをし、一行はウィーズリーの家まで飛んだ。到着してすぐ、ロンと双子の兄たちはモリー・ウィーズリーから危険な行動を取ったことで叱られてしまった。この年の学年の始まりに、屋敷しもべ妖精ドビーの計略によりロンとハリーはホグワーツ特急に乗り損ねてしまったため、フォード・アングリアに乗ってホグワーツまで飛ばなければならなくなった。ホグワーツに到着すると車は故障し、暴れ柳の上に不時着した。木が揺れ動いてふたりは危うく命を落としかけた。フォード・アングリアはふたりを捨てて禁じられた森に入って行き戻ることはなかった。

マルフォイへのカース

壁に書かれた血文字と石化されたミセス・ノリス

不時着でロンの杖は折れ、学年度を通してロンにトラブルをもたらした。ハーマイオニーを「穢れた血」と呼んだ仕返しに、ナメクジげっぷの呪いをマルフォイにかけようとしたロンは、カースの逆噴射を浴びてしまった。結果としてロンがナメクジと粘液をはき出すことになってしまった。マルフォイのマグル生まれ嫌いから、ロン、ハリー、ハーマイオニーは彼がこの年に秘密の部屋を開いてマグル生まれの生徒を襲う「怪物」を解放したスリザリンの継承者ではないかと疑った。

クラッブに変身

この理論を確かめるため、ハーマイオニーはポリジュース薬を調合したが、彼女が進んで校則を破ろうとしていることにロンは驚いた。薬が完成すると、ロンはビンセント・クラッブに、ハリーはグレゴリー・ゴイルに変身することになった。ハーマイオニーはミリセント・ブルストロードネコの毛を誤って用いたため、うまく変身できなかった。ロンとハリーの調査によって、マルフォイはスリザリンの継承者ではないことが判明した。

再び禁じられた森へ

ロンとハリーはハーマイオニーまでもが「怪物」の犠牲となって石化されて医務室に運ばれたことに大いに動揺した。ハーマイオニーはふたりに手がかりを残しており、そこからふたりは怪物の正体がバジリスクであることを突き止めた。ロンは大のクモ嫌いであったが、調査のために禁じられた森のアクロマンチュラの巣に乗り込むことで大いなる勇気を見せた。ロンとハリーは秘密の部屋に関してルビウス・ハグリッドが無実であったことを知った。しかしアラゴグはふたりを食べようとしたため空飛ぶフォード・アングリあの助けを借りて逃げ出さなければならなかった。

秘密の部屋の戦闘

秘密の部屋でバジリスクの皮の隣に立つロン、ハリー、ロックハート

ロンの妹ジニーが秘密の部屋で死にかけていることを突き止めたロンとハリーは、ギルデロイ・ロックハート教授に情報を伝えようと急いだ。ロックハートが逃げだそうとしていたことに気づいたふたりは彼に杖を向け秘密の部屋の捜索に加わるよう強要した。ロン、ハリー、ロックハートが部屋に入ってまもなく、ロックハートは秘密の部屋から逃げるため、またロンとハリーの手柄を自分のものにするため、ふたりの記憶を消去しようと試みた。ロックハートにとっては不幸なことに、彼はロンの壊れた杖を使用したため呪文が逆噴射し、自分の記憶を永久に消し去ってしまった。ロンはロックハートの面倒を見るために残り、ハリーが部屋の奥に入っていった。ハリーはサラザール・スリザリンのバジリスクを倒しジニーを救出した。

ロンには秘密の部屋の閉門に関わったことでホグワーツ特別功労賞が与えられ、グリフィンドール寮に200点をもたらした。

3年目

エジプトにて、ロンと家族

ホグワーツ2年目を終えた後の夏休みに、ウィーズリー家は「日刊予言者新聞ガリオンくじグランプリに当選した。ロンと家族はこの賞金を利用してエジプトに旅行し、長兄のビルに会いに行った。このラッキーなニュースは「日刊予言者新聞」に掲載され、ロンは新聞の切り抜きとかくれん防止器をハリーの13歳の誕生日に贈った。夏休みの最終日にウィーズリー家とハリーは会った。ロンと家族はハリー、ハーマイオニーとともにダイアゴン横丁を訪問し、漏れ鍋に滞在してホグワーツ特急で旅立つ準備をした。

漏れ鍋に滞在中、ロンはパーシーと部屋を共有したが、不運にもケンカの原因となってしまった。パーシーはロンが首席のバッジを盗んだと考えていたが、実際に盗っていたのは双子のフレッドとジョージであった。ハリーは隠れている双子を見つけ、「頭でっかち」に魔法で変えられたバッジを目撃した。その後、パーシーはガールフレンド、ペネロピー・クリアウォーターの写真がお茶で汚されたときにもロンを疑った。

シリウス・ブラックを探してホグワーツ特急に乗り込む吸魂鬼

またこの夏、アズカバンの最も有名な囚人シリウス・ブラックが脱獄した。この事件によりホグワーツの警備が強化されることとなり、一行がホグワーツ特急に乗っている際も吸魂鬼によって列車が止められた。学校に到着すると、シリウス・ブラックがホグワーツに親友することを防ぐために吸魂鬼が学校の周りに常駐することになるとダンブルドアが発表した。これはハリーがブラックに狙われているという予測の元に行われた措置であった。

学期の始まり

学期が始まると、3年生は新しい科目を履修しなければならなかった。ロンとハリーは占い学魔法生物飼育学を選択したが、ハーマイオニーは可能な限り多くの授業を選択し、ロンにもハリーにも理解できない不可解な行動を取り始めるようになった。ロンとハリーはすぐに占い学をあまり役に立たないクラスだと見なすようになり、シビル・トレローニー教授の技量にも疑問を持った。ロンの最初の魔法生物飼育学授業はひどい結果に終わった。新たな魔法生物飼育学教授であるルビウス・ハグリッドは素晴らしいヒッポグリフの授業になるように計画していたが、バックビークという名のヒッポグリフが自分を侮辱したドラコ・マルフォイを攻撃し、マルフォイが復讐を誓ったのであった。同じ週、ロンは新たな闇の魔術に対する防衛術教授リーマス・ルーピンの授業も受けた。ロンは即座にルーピンを素晴らしい教授だと判断した。

初めてのホグズミード行き

ホグズミードにおいて、ロン、ハリー、ハーマイオニー

ハロウィーンの時、ロンとハーマイオニーは初めてホグズミード行きを経験した。しかしながら、バーノン・ダーズリーがホグズミード行きの許可証にサインしなかったためハリーは行くことができなかった。一方、ロンとハーマイオニーはホグズミード中の店を周り、ハリーのためにハニーデュークスでお菓子を山ほど購入した。その夜、ホグワーツにシリウス・ブラックが侵入したため、生徒たちは大広間に避難して夜を過ごさなければならなくなった。

スキャバーズの失踪

クリスマス直前、ルビウス・ハグリッドは危険生物処理委員会からヒッポグリフのバックビークについて苦情を受け取った。ハグリッドがこれをロン、ハリー、ハーマイオニーに打ち明けると、トリオはバックビークの弁護のためにできることは何でもすると約束した。しかしクリスマスに謎の差出人からハリーに炎の雷が届くと、ロンとハリーはバックビークの弁護を後回しにしてしまった。ハリーの安全を心配したハーマイオニーが炎の雷の件を報告すると、ロンはハーマイオニーと口をきかなくなった。炎の雷の一件は、ハーマイオニーのネコ、クルックシャンクスがロンのネズミ、スキャバーズを執拗に追い回していたことですでに高まっていた緊張をよりいっそう高める結果となった。数週間後、ロンとハーマイオニーは和解しかけていたが、スキャバーズが姿を消すとロンは再びクルックシャンクスのせいにした。ロンとハーマイオニーの友情は揺らいだままとなった。

シリウス・ブラックの侵入

ホグワーツのクィディッチ場で初めてハリーの炎の雷に乗るロン

その一方、ブラックは未だ発見されていなかった。そしてグリフィンドールレイブンクロークィディッチ戦後の夜、ブラックはグリフィンドール塔に忍び込んだ。ベッドのカーテンを切り裂く音を聞いたロンは目を覚ましてナイフを手にしたシリウス・ブラックを目撃した。ロンが悲鳴を上げるとブラックは姿を消した。

バックビークの弁護

この事件は他の生徒たちの間でロンを有名にした。しかしハーマイオニーとの関係についてハグリッドに叱られたことでロンとハリーは現実に引き戻された。ハーマイオニーは数多くの授業科目とバックビーク弁護の準備で手一杯になっているとハグリッドは告げた。ショックを受けたロンとハリーは数日後、ハーマイオニーと仲直りした。このとき3人はハグリッドから、バックビークに死刑が宣告されたという手紙を受け取った。

試験が近づくと、トリオは試験勉強とバックビークの控訴審に出席するはハグリッドの手助けに奔走した。控訴審は試験の最終日に行われた。バックビークが敗訴し死刑が確定したと知ったロン、ハリー、ハーマイオニーは執行直前にハグリッドを訪ねた。事実を明らかにする手助けをするとトリオは申し出たが、見つかるとまずいことになるとハグリッドは断った。泣きながらお茶を淹れるハグリッドを手伝いながら、ハーマイオニーはミルクのビンに隠れるスキャバーズを発見した。すぐに3人は小屋の裏口から外に出された。斧が振り下ろされる音を聞いたロン、ハリー、ハーマイオニーはショックを受けながらホグワーツに向かっていった。

アズカバンの囚人

シリウス・ブラックにつかまれ叫びの屋敷まで引きずられるロン

ホグワーツに戻る途中、スキャバーズがロンの手の中で震え始め逃げ出した。再びネズミを失いたくなかったロンはうしろにハリー、ハーマイオニーを連れて後を追った。ロンはスキャバーズに追いついたが、気がつくと暴れ柳の下にいた。ロンが見上げるとそこには巨大な黒い犬がいた。黒い犬はロンに飛びつくと腕を口に咥えて暴れ柳の下に引っ張っていった。さらに引きずり込まれるのを防ぐため、ロンは足を木の枝に絡めたが犬の力はそれ以上に強く、ロンの足首は折れてしまった。叫びの屋敷に到着すると犬はロンを放し、シリウス・ブラックの姿に変身した。

叫びの屋敷にて、スキャバーズを渡すように求めるシリウス・ブラック

シリウスはハリーとハーマイオニーを待ち伏せて、ロンが人質となっている部屋にふたりが入ってきたところを武装解除した。シリウスを見たハリーはハーマイオニーとともに彼を攻撃し、怪我を負ったロンもできることをするために加わった。シリウスを押さえたハリーであったが、結局とどめを刺すことはできず、現れたルーピン教授に武装解除されてしまった。ルーピンの姿を見て安心したのもつかの間、ロンはシリウスと兄弟のように挨拶を交わすルーピンを見て不安に陥った。そしてふたりはロンにペットのスキャバーズを差し出すように要求した。シリウスとルーピンはホグワーツ在学中の話を始め、ピーター・ペティグリューという名の魔法使いがハリーの両親を裏切ってヴォルデモート卿に売ったことを明かした。ペティグリューはシリウスに罪を着せるとネズミに変身して逃亡生活を送っているのだと言った。完全に説得されたわけではないロンはしぶしぶながらスキャバーズを手渡した。ルーピンは、本物のネズミであれば傷つくことはないと請け合った。スキャバーズはペティグリューの姿に戻され、指が欠けていたことからシリウスに本物だと認識された(ペティグリューは逃亡前に自らの指を切断していた)。ペティグリューは泣きながら裏切りを認め、かつての親友たちに慈悲を求めた。

骨折により医務室に運ばれたロン

ペティグリューを吸魂鬼に引き渡すことが決定すると、ルーピンがロンの足に添え木を当て、一行はホグワーツに向けて出発した。その途中、満月が現れるとルーピンはオオカミの状態に変身し始めた。混乱の最中、ペティグリューはルーピンの杖を盗んでロンを失神させ月夜の中に消え去っていった。数時間後、ロンは骨折した足とペティグリューの攻撃からの治療を受けて医務室で目覚めた。ハリーとハーマイオニーは、ハーマイオニーの逆転時計を使ってシリウスとバックビークを吸魂鬼のキスから救出したと話した。

学期の終わり

ロンはハーマイオニーが逆転時計のことを最後まで打ち明けなかったことに理解を示した。ロンは少し不満であったが、この一年間のハーマイオニーの奇妙な振る舞いや時間割についてようやく理由を知ることができた。シリウスとバックビークは一緒に安全で自由なところに逃れていた。ネズミを失った代わりにシリウスはロンに小さなふくろうを贈った。ジニーはかわいい名前だからという理由で即座にピッグウィジョンと名付けた。ロンは苛立って別の名前を考えようとしたが、すでに遅く、「ピッグ」というニックネームで呼ぶことになった。

4年目

1994年の夏休みにロンはウィーズリー家とともにクィディッチ・ワールドカップの観戦に行くようハリーとハーマイオニーを誘った。イギリスで開催されるのは数十年ぶりのことであった。ハーマイオニーは隠れ穴に来ることができたが、ハリーはダーズリー家から迎えに行かなければならなかった。アーサー・ウィーズリーがダーズリー家の暖炉がふさがれていることを知らないまま煙突飛行ネットワークで迎えに行く計画を立てた。ロン、アーサー、フレッド、ジョージはハリーを引き取りに現れると煙突の中に詰まってしまった。ハリーがウィーズリー家に行く前にダーズリーの家の一部が破壊されてしまった。

家族や友人とともに1994年クィディッチ・ワールドカップを観戦するロン

翌日、モリー・ウィーズリーを除くウィーズリー家全員とハリー、ハーマイオニーがクィディッチ・ワールドカップに向けて出発した。一行は現地にテントを張り、ホグワーつや魔法省の友人たちと顔を合わせた。アーサーが魔法ゲーム・スポーツ部部長ルード・バグマンをやっかいなトラブルから多雨s桁恩返しで、一行には観戦用に特別席が用意されていた。観戦中、ロンはブルガリアシーカービクトール・クラムの素晴らしいプレイとスニッチのキャッチを目撃した。スニッチをつかんだのはクラムであったが、試合に勝ったのはアイルランド・ナショナル・クィディッチ・チームであった。

その夜、アイルランドのサポーターたちがまだ起きて勝利を祝っている頃、騒動が始まった。アズカバン収監を逃れた複数の死喰い人たちがロンや家族たちが宿泊しているキャンプ場を襲撃したのであった。アーサー・ウィーズリーはロン、ハリー、ハーマイオニー、フレッド、ジョージ、ジニーに安全なところに隠れるように指示を出した。アーサーとウィーズリー家の長兄たちは魔法省の援護に回った。フレッドとジョージはジニーの安全を任されていたが、トリオとは離ればなれになってしまった。

闇の印を見上げるトリオ

フレッド、ジョージ、ジニーとはぐれたロン、ハリー、ハーマイオニーは森の中を逃げている最中にドラコ・マルフォイと遭遇した。マグル生まれのハーマイオニーはすぐに死喰い人の標的にされてしまうだろうとマルフォイが嘲笑すると、ロンはふたりとともにさらに森の深くに隠れるように主張した。3人はすぐに銀色の光を放つ森の一角に到着した。そこではヴィーラの魔女が崇拝者たちに取り囲まれていた。森の開けた場所にたどり着いた3人は正体不明の人物闇の印打ち上げるのを聞いた。

一年の始まり

許されざる呪文の講義を受けるトリオ

9月1日、ロンと友人たちはホグワーツ特急に乗ってホグワーツに向けて出発した。歓迎会において、ホグワーツが三大魔法学校対抗試合を主催するとダンブルドアが発表した。ロンは代表選手になれるかもしれないという考えに夢中になったが、4年生は参加できないと知ってすぐに現実に引き戻された。ハグリッドの魔法生物飼育学においては、尻尾爆発スクリュートの世話をしなければならなかった。闇の魔術に対する防衛術においては、授業で許されざる呪文を教える新任教授"マッド-アイ"・ムーディにロンは感心した。ダームストラング専門学校ボーバトン魔法アカデミーの生徒たちは10月30日に到着することが発表された。ロンはダームストラングの生徒の中にビクトール・クラムの姿を見つけて驚愕した。クラムがスリザリンの席に座るとロンは失望を隠せなかった。

ハリー・ポッターへの嫉妬

炎のゴブレットからハリーの名前が出たことで怒るロンと動揺するハーマイオニー

炎のゴブレットと周りにダンブルドアがかけた年齢線を出し抜ける可能性があるかどうかを話し合っていたロンは、ハリーの名前が炎のゴブレットから出てきたことに驚いた。ハリーだけがいつも注目を浴びることに嫉妬をおぼえたロンはゴブレットに名前を入れていないというハリーの主張に耳を貸さなかった。ロンはハリーが不正をして対抗試合に参加しようとしていると主張した。口論ののち、ロンとハリーは口をきかなくなり、ロンはディーン・トーマスシェーマス・フィネガンなど他のグリフィンドール生と時間を過ごすようになった。

ある夜、ロンはハリーが誰かと話しているのを聞き、誰であるかを確かめるために談話室に降りていった。ハリーはロンが自分をスパイしようとしていると非難し、誰と話そうがロンには関係ないと主張した。これに怒りを感じたロンはインタビューの練習をしていたのだろうと決めつけた。ハリーはドラコ・マルフォイが作った「汚いぞ、ポッター」バッジをロン投げつけ、三大魔法学校対抗試合の第一の課題に付けて見にくるように促した。このときになってロンは、自分に裏切られたと感じたためハリーが避けるようになったのだと理解した。ハリーの信用と尊敬を失いもはや友人とは見なされていないと言うことだった。これを理解したロンは深く傷ついた。

ロンとハリーは第一の課題が終わるまでお互いに口をきかなかった。第一の課題がいかに危険であるかを見たロンは、ハリーが自分で名前を入れるようなことをするはずがないと気がついた。ロンとハリーは再び親友同士となった。

クリスマス・ダンスパーティ

クリスマス・ダンスパーティにおいて、ロンとパドマ・パチル

第一の課題が終わると、マクゴナガル教授はロンや他のグリフィンドール生の男子たちに三大魔法学校対抗試合時恒例のクリスマス・ダンスパーティについて話した。4年生以上の生徒たちがダンス相手を見つけようと奮闘する中、ロンとハリーは女子を誘うことにためらいを感じていた。ボーバトン魔法アカデミーの代表選手でクォーターヴィーラの魔女フラー・デラクールの美しさに魅了されたロンは、彼女をダンスに誘ったが恥ずかしさで答えを聞く前に逃げ出してしまった。ロンはハーマイオニーを誘うことなく彼女の気分を害した。ロンはハーマイオニーには相手がおらず自分と一緒に行くことができると考えていたのであった。ハリーはようやくパーバティパドマ・パチルを誘うことができふたりの相手を見つけた。ダンスパーティの夜はロンにとって悲惨な結果に終わった。ロンの「伝統的」なドレスローブはロンとパドマを不快な気分にさせ、ビクトール・クラムと出席しているハーマイオニーを見たロンは嫉妬に駆られたのであった。ダンスパーティの終わりにロンとハーマイオニーは口論になった。ロンはハーマイオニーの相手としてクラムは年を取り過ぎていると批判し、ハーマイオニーはロンがすべてを台無しにしたと反論した。ふたりの友情が壊れることはなかったが、お互いに想い合っていることが明らかになった。

ダンスパーティ中、ロンはハグリッドがボーバトンの校長オリンペ・マクシームに、自分が半巨人であると告げるのを聞いた。この情報は「日刊予言者新聞」記者リータ・スキーターにも盗み聞きされておりスキーターはハグリッドの血統を記事に書いて魔法界に公表した。これによりハグリッドはしばらく教える仕事を休んだが、ロン、ハリー、ハーマイオニーが、何があっても友人だと伝えると復帰した。

水中人の捕虜

第二の課題において、囚われたロンを救出するハリー

2月24日、ロンは魔法をかけられて眠りに落ち、グレート・レイクの底に縛り付けられた。三大魔法学校対抗試合の第二の課題としてハリー・ポッターが「救助」するためであった。ハリーがフラーの妹ガブリエル・デラクールも救うために後れを取ったことを知ると、ロンは冗談めかしてハリーを非難した。しかいsハリーが大いなる道義心を発揮したことで追加点が与えられるとロンは感心した。フラーはガブリエルを救ったことでロンとハリーに感謝を示し、ふたりの頬にキスをした。ロンは課題の人質に取られたことで他の生徒たちからも注目されるようになった。ハーマイオニーに止められるまでロンは何があったかを誇張して話し続けた。

終わりへの決意

早春、ロンはハリー、ハーマイオニーとともにホグズミードに身を隠していたシリウス・ブラックを訪ねた。そこで彼らは魔法省役員バーティ・クラウチ・シニアバーサ・ジョーキンズの失踪について話し合った。第三の課題を数週間後に控え、ロンとハーマイオニーは役立ちそうな様々なジンクスや呪文を探して試してみることでハリーを助けようとした。ふたりはサイドラインからハリーを見守った。

魔法大臣が医務室のハリーを訪ねたとき、ロンもそこにいた

ハリーがセドリック・ディゴリーの死体とともに戻ってくると、ロンとハーマイオニーはショックを受けた。ロンはハリーがダンブルドア教授によって医務室に連れて行かれると安堵した。ダンブルドアはディゴリーについて何が起きたのか詳しく聞こうとしたが、ビル・ウィーズリーとともに試合を見に来ていたモリー・ウィーズリーに止められた。ロンはコーネリウス・ファッジ魔法大臣がハリーとダンブルドアの話を信じることを拒んだときに怒りを露わにした。また、シリウス・ブラックの登場にショックを受けたモリーを落ち着かせた。ロンはヴォルデモート卿復活したというハリーの話を信じた。

5年目

ヴォルデモートが権力を取り戻して第二次魔法戦争が始まると、ダンブルドアは不死鳥の騎士団を再結成した。1995年の夏休み、不死鳥の騎士団は本拠地をグリモールド・プレイス12番地に移し、ウィーズリー家の学校に通っている子どもたちとハーマイオニー・グレンジャーが滞在した。一同はモリー・ウィーズリーが屋敷を掃除するのを手伝いながらハリーの新しい情報に注目していた。自身といとこに対する吸魂鬼の襲撃の後、ハリーもグリモールド・プレイスに到着した。ロンは騎士団の計画についてハリーに知らせることができなかったことを悪く思った。ハリーは孤独とメディアからの攻撃で怒りをため込んでいた。

8月中、ロン、ハリー、ハーマイオニーはグリモールド・プレイスに滞在を続けた。8月末、ロンとハーマイオニーはグリフィンドールの監督生に指名された。モリーとアーサーはロンにクリーンスイープ11号をプレゼントした。監督生としての仕事のため、ロンとハーマイオニーはハリーとは別々にホグワーツ特急に乗り、到着間際までハリーのコンパートメントに行くことができなかった。到着すると、ロンは歓迎会においてハグリッドの姿が見えないことに懸念を示し、新たな闇の魔術に対する防衛術教授ドローレス・アンブリッジに不信感を持った。

アンブリッジが教える最初の闇の魔術に対する防衛術クラス

学校において、ロンは他の多くの生徒と同じく、実践的な防衛呪文を教えようとしないアンブリッジ教授に不満を持った。ロンはまた、グリフィンドールのクィディッチ・チームキーパーに選出されたが、チーム・キャプテンから「改善が必要」と表現された。クィディッチの練習のためにロンは学業に遅れ、ハーマイオニーを残念がらせた。まもなくロンはハリーとの友人関係を解消するようにという手紙をパーシー・ウィーズリーから受け取った。パーシーはハリーがダンブルドアとともにヴォルデモート卿の復活を主張していることに怒りを感じていたのであった。ロンはこの手紙の内容に激怒し、8つに破くとグリフィンドールの談話室の暖炉に投げ込んだ。ロンは怒りながら兄を世界一の馬鹿者と罵った。

ダンブルドア軍団の発足

9月末のある夜、ハリーがアンブリッジ教授の罰則から戻ると、ロンはいくらか戸惑いながらもハーマイオニーに同調し、ハリーが他の生徒たちに闇の魔術に対する防衛術を教えるように説得した。ハリーは拒んだが、数日後には挑戦してみることになった。この時期にアンブリッジは最初のホグワーツ高等尋問官に任命された。これによりアンブリッジは新たな校則を作る権利と教師の授業風景を視察する許可を得たことになる。

ホッグズ・ヘッドにおいて、のちにダンブルドア軍団と呼ばれることになる会合に参加するロン

10月末、生徒たちは初めてのホグズミード行きに参加した。そこでロン、ハリー、ハーマイオニーは実践的な防衛術に興味のある複数の生徒たちと顔を合わせた。ロンは疑問が持ち上がったときにザカリアス・スミスからハリーを擁護し、真っ先に羊皮紙にサインした。ホグズミードからの帰り道、ロンはハーマイオニーから、妹のジニーレイブンクローマイケル・コーナーと交際していることを聞かされ動揺した。翌朝、ロンはアンブリッジが突然、寮のクィディッチ・チームを含む、生徒の集会をすべて禁止したことを知ったが、ハリーが秘密の会合を続けるつもりだと知っていくらか安堵した。このグループは最初の会合の時にジニーによって魔法省がもっとも恐れるであろう「ダンブルドア軍団」と名付けられた。

クィディッチの試合とハグリッドの物語

最初のダンブルドア軍団の会合から数週間後、クィディッチのシーズンが到来した。ロンは初めてのスリザリン戦の前に不安に苛まれていた。スリザリン生はロンをからかうために「ウィーズリーこそ我が王者」バッジを作っていた。ロンからスリザリンのことを忘れさせようとハーマイオニーが幸運のためにロンの頬にキスしたが、ロンを見事に呆然とさせてしまった。ロンのプレイは救いがたく、スリザリンの新しい歌「ウィーズリーこそ我が王者」にも救われなかった。試合終了後、ロンは辞めようとしたが、ハリー、フレッド、ジョージが生涯にわたってクィディッチを禁じられてしまったため辞めることができなくなった。その夜、ハグリッドが謎の旅から帰還した。ハグリッドは最初は巨人の話をトリオにすることを拒んでいた。ゴルゴマスの部族でついた大きな傷については理由を明かさなかった。結局、ハグリッドの任務は失敗に終わっていた。

舞台裏

登場作品

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