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McGonagall Animagus

ミネルバ・マクゴナガルは動物もどきの能力で自在にネコに変身できる

動物もどきあるいはアニメーガス(Animagus)は、魔法使いや魔女が自由自在に自分の意思で動物に変身する能力である。変身するという意味では七変化と共通する点があるが、先天性である七変化とは異なり魔法使いならば誰でも習得できる可能性がある能力である。

習得方法[]

動物もどきになるには忍耐力と卓越した魔法能力が必要になる。また、習得の手順を失敗すると半人半獣のような悲惨な状態になる可能性があった。そのため、大半の魔法使いは比較的手間と時間がかからず、危険性が少ない変身術などで代用しており、動物もどきになろうとする魔法使いは決して多くはなかった。

動物もどきになるにはまず、1ヶ月間マンドレイクの葉を口に含ませたままにする必要がある。この際、葉を飲み込んだり吐き出してはいけない。万が一このような状態になればやり直しとなる。その後、満月の夜にマンドレイクの葉を口から取り出し、葉を瓶に入れ唾液で浸し、それを月光に照らす。満月が曇天の場合は新たなマンドレイクの葉でやり直す必要がある。

月光に照らしたら次に自身の頭髪1本と7日間日光に当たらない露を小さじ1杯とドクロメンガタスズメの繭を瓶に加える。その後、瓶を暗所で静かな場所に置き、雷雨になるまで誰からも触れられない場所に置く。覗き見たり、日光を当ててはいけない。 雷雨になるまでの期間、対象者は動物もどきの呪文を心臓に日の出と日の入り毎日唱える必要がある。

雷雨になったら瓶の所へ向かい、広く安全な場所に移る。成功していれば瓶の中に赤い魔法薬が出来上がっている。そして動物もどきの呪文を唱え魔法薬を飲み干す。以上の手順で動物もどきになることが可能である。どのような動物に変身するかは対象者自身選ぶことができず対象者に合った動物に変身する。

詳細[]

動物もどきは変身した動物の寿命に左右されない。ネズミの動物もどきであるピーター・ペティグリューは囓歯動物は数年程度の寿命しかないものの、12年以上ネズミに変身したまま過ごしていた。

また、動物もどきは対象者の身体的特徴を反映することがあった。ピーターは指が無かったため、ネズミに変身しても指はないままだった。また、ミネルバ・マクゴナガルも自身が着けているメガネが動物もどきに反映されることがあった。

法規制[]

動物もどきは法規制されており、動物もどきである者は魔法省に届け出を出し、動物もどきであることを登録しなければならない。これは動物もどきを使った犯罪や乱用を防ぐためであるのと同時に動物もどきの所在を容易に追跡するためでもあった。しかし、届け出を出さない未登録者も多くおり、例えばシリウス・ブラックはアズカバンの脱獄に動物もどきの能力を使った。ピーター・ペティグリューは未登録であることを逆手に取り、自身が死んだと世間に思い込ませることに成功している。

しかし、未登録であることは罰則の対象となっており、刑期は不明だがアズカバンに送られることもあった。

知られている動物もどき[]

登場作品[]

脚注[]

  1. ハリー・ポッター:ホグワーツの謎, 3年, Side Quest "Become an Animagus!"


動物もどき
GF 37
登録制度以前の動物もどき
ファルコ・イーサロン (ハヤブサ) | クリオドナ (ウミドリ) | モルガン=ル=フェイ (トリ) | モリガン (カラス)
登録済みの動物もどき
ミネルバ・マクゴナガル (ネコ) | エイドリアン・タトリー (Gerbil) | タルボット・ウィンガーの母親 (ハクチョウ)
未登録の動物もどき
シリウス・ブラック (イヌ) | Olivier Kikkert (カエル) | ピーター・ペティグリュー (ネズミ) | ジェームズ・ポッター (Stag) | リータ・スキーター (コガネムシ) | タルボット・ウィンガー (タカ)
不明の動物もどき
ジェイコブのシブリング (イヌネコタカのいずれか)
想像上の動物もどき
バビティ兎ちゃん (ウサギ)
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