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合言葉は? グリフィンドール塔を守る太った婦人

太った婦人ホグワーツ城グリフィンドール塔の入り口を守る肖像画である。婦人は中に入ろうとする者に合言葉をたずね、正しいときはパタンと開いて通してくれる。

経歴[]

生涯[]

太った婦人の生涯、幼少期の頃のことや本名に関してはほとんど知られていない。婦人は恐らくホグワーツ魔法魔術学校で学び、グリフィンドール寮に組分けられていたと考えられる。おいしい食べ物、飲み物に目がなかったが、同様に戸締りにも余念がなかった。これらはのちの婦人の肖像画が持つ特性でもある[2]

婦人がいつ、どのようにして亡くなったのかは不明だが、おそくとも1960年代には死亡していたと考えられる(その頃には婦人の肖像画がグリフィンドール塔の入り口を守っていた)。

肖像画として[]

太った婦人が亡くなるとその肖像画がホグワーツ城に掲げられ、グリフィンドールの談話室の門番をするようになった。婦人の前任者が誰だったのか(そもそも人だったのか)は不明。婦人は職務に忠実な守護者で、正しい合言葉を口にしない限り入室は許されない。しかし婦人は生徒たちが夜遅く帰ってくると、せっかく眠っていたのに起こされたといってよくしかりつけた。婦人はときどき絵から抜け出すことがある。バイオレットという友達がいて、特にクリスマス休暇のときなどに婦人のもとに訪ねてくる。二人はよく一緒に酒を飲み、ある時など酔っ払い修道士たちの絵にあるワインを全部飲みほしてしまった。

1960年代[]

まだ学生だったモリー・プルウェットはボーイフレンド(現在は夫)のアーサー・ウィーズリーと夜遅くまでデートし、午前4時にグリフィンドール塔に戻ってきた。二人とも太った婦人にこっぴどく叱られた。

1975年[]

二人の間の友情が終わりを告げた後、セブルス・スネイプはグリフィンドールの談話室の外にひとり佇み、リリーが出てきて話しかけてくれるのを待っていた。

1993~1994学年度[]

Attack on the Fat Lady

シリウス・ブラックによって切り裂かれた太った婦人

1993年、太った婦人の肖像画はシリウス・ブラックによって切り裂かれ[3]、壁から取り外された(のちに管理人のアーガス・フィルチによって修復された)。婦人の逃走中はカドガン卿が代役を勤めたが、カドガン卿は首になり婦人が元の場所に復帰。これ以上の蛮行を防ぐために警備のトロールが廊下を巡回することになった[4]

1994~1995学年度[]

ハリー・ポッターロン・ウィーズリーがグリフィンドール塔に戻ろうと合言葉を告げたとたん、ハーマイオニー・グレンジャーが二人を呼びとめ地下へと連れて行ってしまった(のちに厨房だとわかる)。すでに二人を通そうと開いていた婦人は、無駄骨になったと知ってイライラした。その年のクリスマス・ダンスパーティが終わった後、太った婦人とバイオレットは二人して酔っ払ってしまい、ハリーは扉を開けてもらうのに一苦労だった。眠り込んでしまった二人を起こそうとハリーは合言葉を大声で叫んだが、目を覚ました二人はずいぶんお冠だった。

1996~1997学年度[]

ハリーが夜遅く戻ってくると、ご機嫌斜めの太った婦人は合言葉は真夜中に変更されたといってハリーを中に入れるのを拒んだ。スラグホーンの記憶を手に入れたことを報告しようとハリーがダンブルドアのもとへ駆け出すと、あせった婦人は追いかけるように声をかけてウソをついたことを認めたが、結局ハリーは校長室へ行ってしまった。

その後、ダンブルドアが一見したところセブルス・スネイプ殺されたように見えた時、太った婦人は声を上げて泣き、合言葉を待たずにハリーを通した。婦人は第二次魔法戦争後も同じ門番の仕事を続けたものと考えられる。

グリフィンドールの談話室に入るための合言葉[]

Screenshot 697

1991~1992学年度[]

  • カプート ドラコニス
  • 豚の鼻

1992~1993学年度[]

  • ミミダレミツスイ

1993~1994学年度[]

  • フォルチュナ・マジョール、たなぼた!
  • スカービー・カー、下賎な犬め (カドガン卿が太った婦人の代わりを務めたとき)
  • オヅボディキンズ (カドガン卿が太った婦人の代わりを務めたとき)
  • フリバティジベット

1994~1995学年度[]

  • ボールダーダッシュ、たわごと
  • バナナ・フリッター
  • フェアリー・ライト、豆電球

1995~1996学年度[]

1996~1997学年度[]

  • ボーブル玉飾り
  • せっせい
  • ディリグロウト
  • 何事やある? クイッド アジス?
  • サナダムシ

登場作品[]

脚注[]

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