
原作者J・K・ローリングから得られる情報な設定はHarry Potter Wikiで最も最高の情報源として扱われる。
正史とは、魔法ワールドを構成する正当な作品全般を指す、またはそこ世界観を指す総称である。カノンとも呼ばれる。正史以外の作品はファノンと呼ばれ、正式な魔法ワールドの世界観ではない。 小説や映画シリーズの他、J・K・ローリングの発言や彼女が描いたテキストや図面、イラストも正史に入る。
ローリングの言及が矛盾する場合や作品間で設定に違いがある場合は、最新の言及や設定が最も「正史」とみなされる。
正史に含まれる作品
正史の位置付けは基本的に英語版Harry Potter Wikiのポリシーに準拠。
J・K・ローリング本人が手掛けた作品(グループ1)
ローリング本人が執筆、制作した作品群。
- ハリー・ポッターシリーズ8部作
- ファンタスティック・ビーストシリーズ(以下)の映画の脚本
- ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅
- ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
- ファンタスティック・ビーストとダンブルドアの秘密
- ファンタスティック・ビースト4
- ファンタスティック・ビースト5
- ホグワーツの教科書(ローリングが執筆した小説)
- クィディッチ今昔
- 幻の魔法生物とその生息地
- ローリングの魔法ワールドで設定された短編シリーズ
- J・K・ローリングの魔法ワールドに関連したその他のコンテンツ
- J・K・ローリングの公式サイト
- J・K・ローリングのTwitterアカウント
- ポッターモア
- 魔法ワールド (ローリング本人が書いた文書)
- ハリー・ポッターに関する展覧会でのコンテンツ
- ローリングのインタビューやドキュメンタリー
J・K・ローリングの原作に基づく作品 (グループ2)
J・K・ローリングの原作に基づいて作られた作品群。この作品群も正史に含まれる。ただし、原作と矛盾がある場合は原作及びローリングの発言は最も正史とみなされる。
- ハリー・ポッター映画シリーズ7部作
- 舞台作品
- ファンタスティック・ビーストシリーズ
ライセンス作品 (グループ3)
ローリング本人は製作に関与していないものの、ローリングまたはワーナーブラザーズがライセンス権を貸すことによって、ハリー・ポッター世界を構成する作品群。この作品群は基本的には正史に含まれる。ただし、原作または作者の言及や設定と矛盾があるものについては、原作および作者の言及や設定が正史とみなされる。
- 映画に基づくゲーム
- ハリー・ポッターと賢者の石 (ゲーム)
- ハリー・ポッターと秘密の部屋 (ゲーム)
- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (ゲーム)
- ハリー・ポッターと炎のゴブレット (ゲーム)
- ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 (ゲーム)
- ハリー・ポッターと謎のプリンス (ゲーム)
- ハリー・ポッターと死の秘宝 PART1 (ゲーム)
- ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 (ゲーム)
- その他、原作に基づく作品
- ハリー・ポッター:クィディッチワールドカップ
- ハリー・ポッター:魔法の覚醒
- ハリー・ポッター:ホグワーツの謎
- ハリー・ポッター:呪文と魔法のパズル
- ハリー・ポッター:魔法の覚醒
- ホグワーツ・レガシー
- 蛙チョコレートのカード (101番以降)
- ハリー・ポッター:トレーディングカードゲーム
- その他、公式グッズ
ファノン・非正史
グループ1、グループ2、グループ3以外の作品はファノン(非正史)と呼ばれる。ファノンに分類される作品群はハリー・ポッターの魔法ワールドを構成する世界観ではなく、本Wikiでも特筆すべきコンテンツを除き、記事の対象にはしない。
- ファンが制作したアニメ
- 個人制作映画
- 同人作品、二次創作小説
- パラレルワールド
などの作品は一般的にファノン、非正史に分類される。
議論
『ハリー・ポッターと呪いの子』はこれまでの原作の設定に矛盾する箇所があることから、ファンの間で物議を醸してきた。否定的な見方をする者はこの作品を正史ではないと主張している。しかし、ローリングはこの舞台劇は正史であると見なしており、ローリングの発言はHarry Potter Wikiの絶対的な法であるため、本Wikiではこの作品は正史と位置付けている。
Harry Potter Wikiではグループ1-3を正史とみなしているが、ファンによって何を以て正史とするかは様々な考え方がある。例えば「HP Lexicon」ではローリングの発言のみを正史として捉えている。