警告! このページにはファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生に関する情報が書かれています。記事を読む際はネタバレにご注意ください。 |
河童、カッパは日本の魔法動物で、ヒトの生き血を吸う水魔である[1]。池の浅瀬を通る者を水中に引きずり込むことで知られる[2]。
特徴[]
河童はうろこに覆われたサルのような外見で、頭のてっぺんが凹んでおり、そこに水が溜まっている。頭の水は河童の力の源になっている。河童は浅い池や川に生息し、ヒトの生き血を吸う[1]。
河童に向かって名前が刻み込まれたキュウリを投げると、河童はその名前の人には悪さをしなくなる。また、河童と出くわした際にはお辞儀をするのが有効である。おじぎをすると河童の頭から水がこぼれるためである[1]。
河童は日本の魔法動物であり[1]、何も知らずに池の浅瀬を渡ろうとする者を水中に引きずり込み、水かきのある手で絞め殺す[2]。
歴史[]
河童は摩訶不思議サーカスの見世物になっていた。1927年、フランスのパリで行われたサーカスの興行にも河童が連れて行かれた。魔法動物学者のニュート・スキャマンダーは、ポーペンティナ・ゴールドスタインを探すためパリを訪れた際、前日のサーカスで使われた河童の痕跡を偶然発見した。
1993年、リーマス・ルーピン教授は3年生の闇の魔術に対する防衛術のクラスで河童を教えた[2]。ルーピンの代理でこのクラスの教鞭をとったセブルス・スネイプ教授は、河童がモンゴルの動物であると間違った情報を教えた[3]。
舞台裏[]
- 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』ではスネイプが河童を蒙古(モンゴル)の生き物と紹介する場面があるが、『幻の動物とその生息地』でスネイプの発言が誤りであることが指摘されている。
- 『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』の製作時に河童のコンセプト・アートが作られたが、本編には登場しなかった。
- 河童は続編の『ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生』に登場したが、先述のコンセプト・アートとは外見が大きく異なる。
登場作品[]
- ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (初登場)
- ハリー・ポッターと炎のゴブレット (言及のみ)
- 幻の動物とその生息地
- ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅 (コンセプト・アートのみ)
- ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生
- ポッターモア
脚注[]
- ↑ 1.0 1.1 1.2 1.3 幻の動物とその生息地
- ↑ 2.0 2.1 2.2 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』第8章 「太った婦人」の逃走
- ↑ 『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』第9章 恐怖の敗北
魔法省分類別の魔法生物 | |
---|---|
X | フロバーワーム · ホークランプ |
XX | オーグリー · ボウトラックル · チズパーフル · クラバート · ディリコール · 妖精 · グールお化け · ノーム · グリンデロー · インプ · ジョバーノール · ムーンカーフ · ポーロック · パフスケイン · ラモラ · 天馬 |
XXX | アッシュワインダー · ビリーウィグ · バンディマン · クラップ · ドクシー · ダグボッグ · ファイア・クラブ · フウーパー · グランバンブル · ヒッポカンポス · ヒッポグリフ · ホダッグ · ジャービー · ナール · ニーズル · レプラコーン · ロバラグ · マックルド・マラクロー · モーク · マートラップ · ニフラー · ノグテイル · ピクシー · プリンピー · ポグレビン · レッドキャップ · サラマンダー · シー・サーペント · シュレイク · ストリーラー · 天馬 |
XXXX | ケンタウルス · デミガイズ · エルクリング · エルンペント · ゴールデン・スニジェット · グラップホーン · グリフィン · ハイドビハインド妖怪 · 河童 · ケルピー · 水中人 · オカミー · 不死鳥 · リーエム · ルーンスプール · スナリーガスター · スフィンクス · テボ · セストラル · サンダーバード · トロール · ユニコーン · 天馬 · イエティ |
XXXXX | アクロマンチュラ · バジリスク · キメラ · ドラゴン · 角水蛇 · レシフォールド · マンティコア · ヌンドゥ · クィンタペッド · ワンプスキャット · 狼人間 |