開心術は、レジリメンスとも呼ばれる相手の心を読む術である。この術を使う魔法使いは開心術士として知られていた。マグルは開心術を「心を読む」と表現することがあるが、開心術士にとってのの言葉は軽蔑の対象だった。開心術の反対は閉心術(オクルメンシー)である。これは開心術に対抗できる唯一の手段だった。
歴史[]
開心術が何時、誰が発明したかは明らかになっていない。しかし、中世初期の魔法使いサラザール・スリザリンは熟練した開心術士であったことからこの魔法の歴史は相当古いものであると考えられる。
クイニー・ゴールドスタインは才能溢れる開心術士であり、しばしば周囲の人間の言動を読み取り、それを口に出すことがあった。彼女自身は悪気があって口を出しているわけではなかったが、許可なしに相手の心を読み怒られることがあった。クイニーは生まれつきの開心術士だったのである。
ジェイコブと彼の弟妹もクイニー同様生まれつきの開心術だった。ジェイコブのシブリングは1年生の時に兄ジェイコブから開心術を通して呪われた部屋の情報を送ったり会話をしていた。彼は当初、未来に起きる出来事であると思っていたが、実際は兄が意図的に送ったメッセージであることが後に分かった。彼はまた決闘中にも相手が次に出す呪文を読むことができた。彼はスネイプから開心術の使い形や制御の仕方を学び、アーガス・フィルチ、ロスメルタ、バーナビーに呪文を実践した。