普通魔法レベル(O.W.L、ふくろう)は、ホグワーツの5年生が受ける試験である。ふくろうの成績の結果によって6年目の科目を受講できるかどうかが決まり、卒業後の進路にも大きな影響を与えた。
重要性[]
「ふくろう」と「N.E.W.T」両方とも勉強するのは非常に大変なことだった。ほとんどの生徒は5年目末から「ふくろう」の試験勉強を始める。人生を左右する試験でもあるため、受験生へのプレッシャーは並大抵のものではなく、パニックを起こすには十分な程であった。そのため、不安を軽減するために魔法薬を使う者もいた。
試験の成績は卒業後の学生のキャリアを決定するものであり、一部の職業はN.E.W.Tレベルで合格点を取る必要があった。N.E.W.Tレベルの授業を取るにはほとんどの場合、O.W.Lで「優」もしくは「良」を達成する必要があった。ネビル・ロングボトムは十分な成績を達成できず、N.E.W.Tレベルの変身術の授業を受講することが出来なかった。
不正行為[]
不正行為は多くの受験する生徒を惑わせており、試験官側も警戒していた。不正行為防止の為、解答用紙にはカンニング防止呪文が掛けられており、自動解答羽ペンや思い出し玉などのカンニング用品の持ち込みは厳に禁止されている。
試験[]
ほとんどの試験では筆記試験と実技試験に別れて行われる。「ふくろう」はマグルの「Oレベル(GCSE、イギリスの国家試験)」と同レベルである。
スケジュール[]
O.W.L.試験は5年の学年末に2週間に渡り実施された。夜に行われる天文学を除き、午前は理論、午後は実技に別れた。 飛行訓練のOWLはない。
1989年[]
O.W.Lが開催された日は不明であるが、うち7つの科目が下記の順番で行われた。
1996年[]
初週
- 呪文学(月曜日)
- 変身術(火曜日)
- 薬草学(水曜日)
- 闇の魔術に対する防衛術(木曜日)
- 古代ルーン文字学(金曜日)
2週目
- マグル学はいつ実施されたか不明である。
スコア[]
スコアは6段階で評価される
合格
不合格
- 不可 (P)
- 落第 (D)
- トロール並 (T)