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警告!
この記事の内容の少なくとも一部は『ハリー・ポッター:ホグワーツの謎』からの情報です。この記事の中にはネタバレがあります。 |
Rは、カバールとしても知られる20世紀後半にペレグリンを中心に暗躍した闇の秘密組織である。組織の全容は謎に包まれておりパトリシア・レークピックでさえRを構成する一メンバーに過ぎなった。アラスター・ムーディによればRのメンバーの多くは闇の魔法使いであることが分かっており、中にはピーター・ペティグリューのような死喰い人出身のメンバーも所属しているとされる。
Rは不死の知識を手に入れるために様々な秘密工作を行っており、イギリス魔法省やホグワーツ魔法魔術学校に潜入しているとされている。Rは黒い羽根ペンを使って情報のやり取りやメッセージを送りつけていた。
歴史
この組織は1980年代にホグワーツ魔法魔術学校の生徒に「R」と書かれた手紙を書き始めた。その内容は命令や指示、脅迫であり従わなかった際に罰を与える趣旨の内容だった。Rは1984年以降ジェイコブのシブリング宛にメッセージを書き始めた。2年後、Rは再びジェイコブのシブリングとパトリシア・レークピック宛に手紙を書き、ホグワーツを離れるように指示した。 Rはジェイコブのシブリングの実力を試すべく、ホグワーツに吸魂鬼を差し向けた。
アラスター・ムーディはRについての情報をジェイコブのシブリングに伝え、他の誰にもその情報を漏らさないように忠告した。後のムーディの調査での組織内に死喰い人がいることが判明した。
最後の呪われた部屋が封印された後もRは活動を続けた。ジェイコブのシブリングはマンダンガス・フレッチャーの力を借りて透明マントを羽織り、ホグワーツに潜むRのスパイを夜の闇横丁で待ち伏せた。そこに現れたのは彼のクラスメートであるはずのメルーラ・スナイドだった。彼女はおばのベルッカ・バックソーン=スナイドと一緒に行動しており、メルーラはRに所属することで自分の願いが叶うことを話した。これより、メルーラがRのスパイであることが判明した。彼女はRを新たな家族として受け入れた。この事実はジェイコブのシブリングに大きなショックを与えた。
ペレグリンによれば、組織の目的は腐敗したイギリス魔法省を糺すことだった。つまり、彼らはRそのものを悪の組織とは認識しておらず、純粋な知識・正義・真実の追求を目的としているという。
知られているメンバー
元メンバー
- ピーター・ペティグリュー
- ジェイコブ(不本意ながら)
- ダンカン・アッシュ(不本意ながら)
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舞台裏
- カバールは、通常はイデオロギーや国家に多くの場合秘密裏に団結している人々のグループを指す言葉である。この用語は一般的に政治や陰謀論に関連付けられ、否定的な意味合いを持つことが多い。
登場作品
・ハリー・ポッター:ホグワーツの謎 (初登場)
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