アルバス・セブルス・ポッターは半純血の魔法使いで、ハリーとジニー夫妻の次男。ダンブルドアとスネイプから名前をとった。兄のジェームズ・シリウス・ポッターに「スリザリンに組分けされるんじゃないか」とからかわれていることもあり、本当に組分けされたらどうしようという不安に駆られていた。そして入学式の組分けで、アルバスはスリザリンに組分けされる。その後も飛行訓練で自分だけうまく行かなかったりと、劣等感に苛まれるなか、母を病気で亡くし失意に暮れていたスコーピウスと親友になる。
アルバスの冒険
あらゆる場面で、「アルバス・セブルス・ポッター」である前に、「ハリー・ポッターの息子さん」と扱われるのです。ホグズミード行き許可証を焼き捨てたのも、スコーピウス以外に友達がいないからです。そうしたアルバスが、スコーピウスとともに逆転時計を使った冒険に行くときの輝きは、どこか若き日のダンブルドアが、グリンデルバルドと意気投合し、「死の秘宝」を求めていた「愚かしくも残酷な夢」という言葉を思い起こさせます】。ハリーもアルバスも、お互いを愛していました。生まれ育った環境があまりにも違い、お互いに頑固で愛情表現に不器用ところもあって苦悩しています。
アルバスに対するハリーの言葉
「親に育ててもらったことのない人物が親になった場合、子どもにどう接していいか分からない」という俗説を、アルバスに対するハリーの以下の言葉が証明しているようでした。
アルバス「ちがう! ただ、僕の父さんじゃなかったらいいのに」 ハリー「そうか。私も、おまえが息子じゃなかったらいいのにと思うことがある」しんと静かになる。アルバスは黙ってうなずく。ハリーは自分が口にした言葉の意味に気付く
この言葉を聞いてアルバスは父親に幻滅します。ルーピンやダンブルドアなど、「遠くから見たときには憧れていた方だったのに、近くで見たらガッカリ」という描写が過去シリーズにいくつかありますが、ハリーも例外ではなかったようです
登場作品
- ハリー・ポッターと死の秘宝 (初登場)
- ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2
- ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2 (ゲーム)
- ハリー・ポッターと呪いの子
- ハリー・ポッターと呪いの子 (舞台)
- レゴ ハリー・ポッター 第5章-第7章
- ハリー・ポッター 完結の瞬間 ~J.K.ローリングの一年~ (言及のみ)
- ポッターモア (言及のみ)
- ハリー・ポッター魔法族大図鑑